連載
結のほえほえゲーム演説:第115回「『The Wonderful 101: Remastered』で今日から君もヒーローだ!」
なななんと,先日お仕事でプラチナゲームズさんにお邪魔させていただきました〜〜!!!! プラチナゲームズさんといえば,「ベヨネッタ」シリーズ,「NieR:Automata」(PC / PlayStation 4 / Xbox One),「ASTRAL CHAIN」など,クオリティの高いアクションゲームでおなじみのゲームメーカーさん。
先日,東野幸治さんと対談ラジオをさせていただいたのですが,番組当日,東野さんがYouTubeで配信されている「幻ラジオ」の初スポンサーに,プラチナゲームズさんが大決定したんです。それぞれ別の場所に存在していた「好き」と「好き」の点が線につながったようで大興奮。思わず対談ラジオでも東野さんに「プラチナゲームズさんってこんなゲームを作ってる凄腕集団なんですよ!」と早口でプレゼンしてしまいました(東野さんは「へぇーそうなんだ!」とおっしゃっていて,ゲーマー的にはとても新鮮なリアクションで面白かったです)。
その後,嬉しいことにプラチナゲームズさんとご縁があり,今年はオンライン開催となった「BitSummit Gaiden」で,「The Wonderful 101: Remastered」(PC / PlayStation 4 / Nintendo Switch)生配信番組のMCを担当させていただくことに。プラチナゲームズ社内からの配信ということで,初めて会社にお邪魔することになり,ドキドキソワソワしながら新幹線で大阪へ。オシャレな高層ビルのエレベーターを上がり,エントランスに着くと,見覚えのありまくるロゴが。たくさんのトロフィーやフィギュアも飾られています。バシャバシャと写真を撮りまくり,気分は完全に聖地巡礼。
共演させていただいたのは,取締役/スタジオヘッドの稲葉敦志さん,取締役/チーフゲームデザイナーの神谷英樹さん,ゲームデザイナーの田浦貴久さん。なんと豪華な。
神谷さん,田浦さんとはNieR:Automataの公式生放送などでご一緒させていただいたことがあるのですが,その後The Wonderful 101: RemasteredやASTRAL CHAINをプレイしながら,「私はあの日,なんて方々とご一緒してしまったんだ……」と痛感する日々を送っていたぐらいなので,やはりドキドキしてしまうわけなのです。
ほら,PlayStation初期の頃,「パッケージやビジュアルは王道だったけど,実際にプレイしたらクリエイターの遊び心満載じゃないか!」ってニヤリとさせられた経験ありませんか? やはりあの時代は,クリエイターの情熱や遊びゴコロがそのままの形で生かされたゲームが多かったと思うんです。私はね,あれが大好物なんですよ。
The Wonderful 101: Remasteredをプレイしていると,あの時代の名作を思い出してしまうほどに,純度の高い,ピュアな遊び心がギュッと詰まっていることに気付くんです。ゲームシステム的な部分は新しいのに,なんだか懐かしい気持ちにもなれる不思議なゲームでした。隙のない王道かと思いきや,良い意味での馬鹿っぽさがあって。全力でアツくもあり,全力でふざけ倒してくれる。
本作の醍醐味は,なんといってもヒーロー気分を存分に味わえるところでしょう。ボス戦で「ワンダフル・フィニッシュ」という激アツソングをバックにトドメをくらわせる瞬間,私は完全にヒーローになっていましたね。「そういえば幼少期,おままごとのオモチャより,スーパーヒーローや戦隊シリーズの変身ベルトを欲しがっていたな……」なんて忘れかけていたことを思い出したり。
なんと101人のヒーローをまとめて操れるので,ワチャワチャ動いてるヒーローの個性を観察するのも一興です。私のお気に入りはブルー。カッコつけきれないところが愛らしいんですよ。
生配信番組では,本作のディレクターである神谷さんのプレイが披露されました。本作は,スーパーヒーロー達がそれぞれの身体をワンダ・エナジーで結合させ,巨大な拳や大剣などへ合体する必殺技で戦います。ゴリ押しだと難しいけれど,相性の良い技を見つけると突破口が見えたり。一つの敵やギミックに対して,攻略方法が複数あったりするという発見も。番組冒頭で「指に怪我をしている」ことを不自然にアピールし,一生懸命プレイのハードルを下げようとしている神谷さんが面白かったです(笑)。
本来ならば生放送当日までにクリアしたかったのですが,悔しくも間に合わなかった私。今でも相変わらず全滅しまくりながらプレイしています。
The Wonderful 101:Remasteredは,プラチナゲームズさん初の自社パブリッシングタイトル(生配信にそなえて,Kickstarter時期のインタビュー記事を読み漁り,たくさんの想いが詰まった作品であることを知りました)。今回の生配信も(ほぼ)初の番組ということで,そんな番組でMCを担当させていただく幸せを噛みしめつつ,プラチナゲームズさんが新たなフェーズへ突入しているのをヒシヒシと感じました。
だってね,生配信の現場に入って,配信機材を動かしている方にご挨拶したら,なんと本作のプロデューサーさんだったんですよ。番組内の転換では,取締役であるはずの神谷さんのコラ画像がMAD動画のように使われてるし……。いろんな立場の方が一丸となりつつ,もはやタブーがないんじゃないかと心配になるレベルで遊びゴコロ満載な現場でした。こういった場所だからこそ,遊びゴコロ満載な作品が生まれるんだなぁと勝手に納得。
番組後も社内を見学させていただいたんですが,社員の方々が持ち込んだというフィギュア棚は,中野ブロードウェイも裸足で逃げ出すクオリティ。レトロゲーム筐体もそろっていて,つい思わず「ここに住みたい……」って呟いちゃいましたよね。だめかな。
東京への帰り道,こっそり寄り道してお土産を。絵本の「スイミー」を彷彿とさせるお菓子です。The Wonderful 101:Remasteredのユナイト・モーフは「スイミー」がモチーフらしいので,つい買ってしまいました。
最後に告知を。昨日(7月10日)20:00から,「結ちゅーぶ!」で声優の三宅麻理恵さんとのコラボ放送を行いました。アーカイブもありますので,ぜひご覧ください。「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(iOS / Android)「世界のアソビ大全51」「ミスタードリラーアンコール」(PC / Nintendo Switch),「みんなで空気読み。2 〜令和〜」をプレイします。
そして本日(7月11日)19:00からは「クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡」の実況配信を予定しています。今月は懐かしいゲームもたくさんプレイしていく予定なのでチャンネル登録よろしくネ。
最近プレイしているゲーム(2020/7/11)
PlayStation 4:「The Wonderful 101: Remastered」
PlayStation 4:「いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY」
Nintendo Switch:「グノーシア」
Nintendo Switch:「TETRIS 99」
PC:「インペリアル サガ エクリプス」
iOS:「ロマンシング サガ リ・ユニバース」
iOS:「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」
■■結(女優・タレント)■■
女優・タレントとして活動中。国内映画祭にて主演女優賞を多数受賞。幼少期からのゲーム好きが高じ,数多くのゲーム番組でMCを務め,イトキチ(糸吉)の愛称で親しまれている。
公式サイト:http://yui-monogatari.com/
公式Twitter:https://twitter.com/xxxjyururixxx
ニコニコチャンネル「結チャンネル」:http://ch.nicovideo.jp/yuichannel
YouTubeチャンネル「結ちゅーぶ!」:https://www.youtube.com/channel/UCNwmczTygyPzEnouz9tR_Fg/
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The Wonderful 101: Remastered
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(C)PlatinumGames Inc.
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