ニュース
エッシャーのだまし絵風の幾何学パズル,「Manifold Garden」が7年の開発期間を経てついにリリース
「Manifold Garden」公式サイト
「こちら」でお伝えしたように,もともとはマウリッツ・エッシャーの版画の1つと同じ「Relativity」というタイトルで2012年頃から開発が進められてきた作品で,ブロックが移動することで重力の方向が変化する多面体構造物の空中庭園が舞台となる。光の線や水の流れ,あるいは向きによって色合いが異なる影など,周囲の風景をヒントに,じっくり考えながらプレイする,一人称視点のパズルゲームで,特定のプラットフォームにブロックを置くことで,次のエリアに進めるスイッチが入る。
ブロックを押してジャンプすると,自分がさっきまで立っていたプラットフォームの裏側,つまり上下さかさまの場所に着地するなど,1つの行動が予想もしなかった結果を生み出すこともあるという本作。ゲームオーバーはないので,トライ&エラーを繰り返すことで正解を見つけることが可能だ。プレイしてみないと何が起きているのか良く分からない作品だが,シングルプレイ専用パズルゲームとしてやり込める内容になっているのは間違いなさそうだ。
PC版は今のところEpic Games Storeの独占タイトルとして2080円で販売されており,かなり早い段階でストアページがオープンしていたSteamでは,1年後のリリースが予定されている。また,Mac版はApple Arcadeでリリースされている。言語にまったく頼らずにプレイできるので,興味があれば挑戦してみよう。
- 関連タイトル:
Manifold Garden
- この記事のURL: