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未来の東京を舞台にしたクライムアクション「Tokyo 42」のマルチプレイモードを紹介するムービーが公開
「シンジケート」や「グランド・セフト・オート」など,1990年代に流行したトップダウン視点のクライムアクションをオマージュしたという本作。高層ビルの乱立により,人々がその屋上に生活の場を広げたという2042年の東京が舞台で,妙な漢字の看板から巨大招き猫まで,どこかポップな“間違った日本”にあふれている。
一見幸せそうな雰囲気にも見えるが,その裏ではNanoMedと呼ばれる麻薬が流行する世界であり,主人公は殺人の濡れ衣を着せられて警察から逃げるうちに,暗殺者としての仕事に手を染めていくようだ。ちなみに,タイトル名にある「42」の由来は“死に”とのことだ。
ゲームとしては,複数エリアが陸橋や階段などでつながったオープンワールドが舞台のアクションで,今回のトレイラーでは,2人のプレイヤーがNPCたちの中から相手を見つけ出し,追いつ追われつの銃撃戦を繰り広げるという対戦モードが紹介されている。
製品版には「Market」「Tears」「Autoshow」「Looks Like a Quadcopter」「HRBRT」という5つのマルチプレイマップが用意され,プレイヤーはピストルやライフル,ロケットランチャー,手りゅう弾,さらには日本刀まで駆使して敵と戦う。人混みの中から相手プレイヤーを見つけ出すスパイ猫“Trackacat”の存在も気になるところだ。
PlayStation 4とXbox One版は,今のところ日本向けの発売はないようだが,PC版は日本語表示に対応して5月31日にリリース予定。気軽にプレイできるクライムアクションとして楽しめそうだ。