獣神サンダー・ライガー選手や真壁刀義選手らが「鉄拳7」でガチ対戦！ 現役レスラー4人による「鉄拳7 BATTLE TOURNAMENT 2017」収録現場レポート

　バンダイナムコエンターテインメントは2017年6月2日，対戦格闘ゲーム「鉄拳7」（PC / PlayStation 4 / Xbox One）の発売を記念して，同社のプレゼンテーションルームで新日本プロレス所属の4選手によるトーナメントを実施した。

「鉄拳7」公式サイト

　現在，「鉄拳7」と新日本プロレスはさまざまなコラボレーションを展開中で，新日本プロレスの各種Tシャツを「鉄拳7」のキャラクターコスチュームとして選べたり，新日本プロレスの5月シリーズでは「鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24」と冠スポンサーになったりと，がっちりタッグを組んでいる。

　今回の「鉄拳7 BATTLE TOURNAMENT 2017」と銘打たれたトーナメントは，新日本プロレスの映像配信番組向けに行われたものだ。新日本プロレスから4名の現役レスラーが出場している。

右から，獣神サンダー・ライガー選手，コスプレイヤーのキキワンさん，真壁刀義選手，田口隆祐選手，KUSHIDA選手

　まずは，“ジュニアの祭典”こと「BEST OF THE SUPER Jr.24」の決勝にコマを進めたばかりのKUSHIDA選手。出場選手のなかでは最も若いだけに，対戦格闘ゲームにもしっかり対応しそうだ。キャラクターは三島一八を使用。その理由は「日本人っぽい」と「髪型で選んだ」。

　続いて，タグチジャパンを結成するや人気急上昇の田口隆祐選手。「BEST OF THE SUPER Jr.24」の決勝進出は逃したものの，5.29後楽園ホール大会で見せたKUSHIDA選手との試合は重厚感があり，その内容で多くのファンを唸らせた。
　「鉄拳7」でも，そんないつもとはちょっと違う表情を田口選手を見られるかもしれない。使用キャラクターはカタリーナ・アウヴェス。理由は「おっぱいが大きいからです！」と力強く宣言してくれた。

　スイーツ好きがすっかり定着し，テレビ出演が増えてトークも冴え渡る真壁刀義選手は，この日も正装のチェーンを首に巻いた姿で登場。“暴走キングコング”の異名どおり，ゲームでも大暴れしてくれるだろうか。
　使用するキャラクターはジャック7。原田氏から「このキャラは世界大会で優勝しました」と伝えられると，「まあ，そうでしょうね！　間違いない！」と自信満々な表情だ。
　そして，今年限りで「BEST OF THE SUPER Jr.」の卒業を宣言した獣神サンダー・ライガー選手。この日はカメラが回ってないところでも細かいネタで場内をつねに温めるなど，その存在感はレジェンドを越えて“神”の領域だ。
　そんなライガー選手は三島平八を使用。「新日本プロレスの外国人選手が乗るバスの運転手にそっくりなんですよ！」とまさかの理由だ。

右から，「鉄拳7」プロデューサー 池田幸平氏，鉄拳シリーズプロジェクトリーダー 原田勝弘氏，覆面MCでサムライTVでもお馴染みのミキータさん，コスプレイヤーのユウミィさん

　以上の4人でトーナメントを戦い，優勝した選手には「鉄拳7」のゲームソフトとアーケードスティック，そしてバンダイナムコエンターテインメントの社員食堂1年分の使用権が贈られる。つまり，ここに来ればいつでもご飯が食べ放題というわけだ。
　新日本プロレスの中西 学選手がホテルのバイキング料理を撮影して，よくTwitterにアップしているのだが，その量たるや……。プロレスラーの食事量は本当にハンパない。そのため，試合の実況・解説を務める鉄拳シリーズプロジェクトリーダー 原田勝弘氏と「鉄拳7」プロデューサー 池田幸平氏は「そんな賞品をあげたら，食堂の料理を食べ尽くされちゃうんじゃ……」とかなり本気で心配していた。

　冒頭にも触れたとおり，今回の試合や結果は新日本プロレス動画配信サービス「NJPW WORLD」とYouTube ch.にて，6月10日正午より公開予定となっている。非常に白熱した展開になったので，楽しみにしてほしい。

　一応，ネタバレにならない程度にお伝えすると，プロレスラーならではの独特な間合いに注目だ。「鉄拳7ってこんなゲームだったんだ！？」と思わせるレスラーならではの試合展開をぜひチェックしよう。

ライガー選手 vs. KUSHIDA選手。ゲーム内では親子対決になった。どちらもキャラクターに新日本Tシャツを着せて対戦

真壁選手は「先輩の怖さを叩き込んでやる」と，田口選手を凄みながら試合開始。その結果は……

「鉄拳7」の魅力を知ってもらうために，池田氏と謎のマスクマン社員によるエキシビションマッチも実施。キングを使って投げコンボやスペシャルレイジアーツのレインメーカーを披露した

「鉄拳7」公式サイト