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「NieR:Automata FAN FESTIVAL 12022 壊レタ五年間ノ声」をレポート。シリーズ作品の世界がクロスオーバーする朗読劇がお披露目に
このイベントは,スクウェア・エニックスのアクションRPG「NieR:Automata」(PS4 / PC / Xbox One / Switch)の発売5周年を記念したもので,会場では開発スタッフや出演声優陣によるトークステージと,「NieR」シリーズの楽曲および声優陣による朗読劇を堪能できるコンサートステージが行われた。本稿では,11月25日のステージの模様をレポートする。
NieR:Automata FAN FESTIVAL 12022 壊レタ五年間ノ声
2022年11月25日公演概要
会場:東京ガーデンシアター
主催:キョードー東京
協力:スクウェア・エニックス
企画制作:キョードー東京
●出演
【開発】
齊藤陽介(プロデューサー)/ヨコオタロウ(クリエイティブディレクター)/岡部啓一(コンポーザー)/田浦貴久(シニアゲームデザイナー)
【声優】
あきやまかおる(ポッド153)/石川由依(2B)/門脇舞以(エミール)/諏訪彩花(A2)/野中藍(ヨナ)/安元洋貴(ポッド042)/遊佐浩二(「NieR Replicant」青年期主人公) ※五十音順
【歌唱】
Emi Evans/J'Nique Nicole/KOCHO
【演奏】
後藤貴徳(ギター)/鈴木智(ベース)/伊賀拓郎(ピアノ)/野崎めぐみ(パーカッション)/室谷光一郎(ストリングス)/徳永友美(ストリングス)/島岡智子(ストリングス)/堀沢真己(ストリングス)
●セットリスト(楽曲アレンジ:宮野幸子/佐々木博史)
M1:崩壊ノ虚妄〜美シキ歌
朗読劇1
M2:穏ヤカナ眠リ〜遺サレタ場所
朗読劇2
M3:森ノ王国〜取リ憑イタ業病
朗読劇3
M4:カイネ〜エミール/業苦(絶望)
朗読劇4
M5:双極ノ悪夢〜追悼
朗読劇5
M6:終ワリノ音〜イニシエノウタ/贖罪〜Weight of the World(English ver.)
アンコール:祈り〜複製サレタ街〜遊園施設〜顕現シタ遺物〜依存スル弱者〜還ラナイ声〜Weight of the World(English ver.)
トークステージでは,開発スタッフパートと声優パートの2部構成で行われた。開発スタッフパートには,「NieR」シリーズのプロデューサーを務める齊藤陽介氏,ディレクターのヨコオタロウ氏,コンポーザーの岡部啓一氏,そして「NieR:Automata」のシニアゲームデザイナーであるプラチナゲームズの田浦貴久氏が登場。
最初に,「NieR:Automata」の全世界累計出荷数およびダウンロード販売本数が700万本,「NieR Replicant ver.1.22474487139...」(PC / PS4 / Xbox One。以下,「NieR Replicant」)が150万本を突破したことが報告された。
そして,久しぶりに有観客でイベントを実施できたことの喜びが口々に語られ,発売から5年経ってようやく「NieR:Automata」の打ち上げ旅行を敢行したことなども明らかに。
また,サプライズゲストとして「NieR Replicant」のディレクターを務めたトイロジックの伊藤佐樹氏が登場し,ヨコオ氏との初めての顔合わせのとき,伊藤氏の顔面が絆創膏だらけだったというエピソードなどが明かされた。
声優パートには,「NieR:Automata」でポッド153を演じたあきやまかおるさん,2B役の石川由依さん,エミール役の門脇舞以さん,A2役の諏訪彩花さん,ポッド042役の安元洋貴さん,「NieR Replicant」でヨナ役を演じた野中 藍さん,青年期の主人公役の遊佐浩二さんが登場。「NieR:Automata」の発売から5年経つが,回を重ねるごとにイベントの規模が大きくなっており,多くのファンに愛されるコンテンツであることを実感していることなどが語られた。
続いて,声優陣による朗読劇「白雪姫と赤ずきんと巻き込まれる安元」がお披露目に。内容は,「NieR:Automata」と「NieR Replicant」の世界をクロスオーバーしたコメディとなっていた。
そのほかこのパートでは,アニメ版「NieR:Automata」のアフレコが現在進行中であることが明かされたり,「NieR」シリーズの名シーンに異なるセリフを当ててコミカルに仕上げた朗読劇「私のチケット」が披露されたりした。
なお,このトークステージの模様は,ニコニコ生放送(タイムシフト)およびYouTubeにて確認できるので,詳細を知りたい人はそちらをチェックしてほしい。
コンサートステージは,「NieR」シリーズの楽曲演奏と,声優陣による朗読劇が交互に披露される構成となった。朗読劇は,「NieR:Automata」の本編でウィルスに汚染された2Bが,A2に自身の記憶を託すシーンからスタート。直後2人は廃墟都市の崩落に巻き込まれて離ればなれになり,それぞれ「NieR Replicant」のヨナや青年期主人公と出会う……という,こちらも2タイトルがクロスオーバーする展開に。
また選曲や楽曲のアレンジも朗読劇の進行にマッチするものとなっており,演奏とボーカリストによる歌唱,そして声優陣の熱演が相互に作用して全体を盛り上げていた。
コンサートステージ本編の最後には,岡部氏と声優陣,ボーカリスト陣が登壇。岡部氏は,「NieR:Automata」の5周年で有観客イベント開催を実現できたことの喜びと感謝をあらためて語った。また声優陣とボーカリスト陣も,長きにわたって多くの人から愛される「NieR」シリーズに関われたことへの感謝などを口々に語っていた。
アンコールは,「NieR Re[in]carnation」(iOS / Android)の「祈り」に始まり,「NieR:Automata」の名シーンを想起させる楽曲が次々に演奏されるメドレー。演奏終了後,鳴り止まない拍手の中,イベントは幕を閉じた。
「NieR:Automata」公式サイト
「NieR Replicant ver.1.22474487139...」公式サイト
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