プレイレポート
本日正式サービスが始まる「ガールズシンフォニー 〜少女交響詩〜」のインプレッションをお届け。Live2Dで生き生きと動く少女達の仕草が可愛い
今回4Gamerは,サービス開始に先駆けて,本作をプレイする機会を得たので,ゲーム概要の紹介やインプレッションをお届けしよう。なお,今回プレイしたのは,リリース前の開発版で,正式版とは細かい部分が異なる場合がある。その点については留意して読んでいただければ幸いだ。
楽器や演奏家をモチーフにした可愛い少女達と一緒に音楽を取り戻せ!
「ガールズシンフォニー」は,音楽に魔法の力が宿る世界「ハルモニア」を舞台にしたRPG。人々から音楽を奪い,その力を独占しようと企む科学貴族階級「文明ギルド」と,奪われた音楽を取り戻し,世界に平和をもたらすために戦うプレイヤーの分身「指揮者(コンダクター)」との戦いを描く。世界観設定,シナリオに「PSYCHO-PASS サイコパス」などで有名な脚本家の深見 真氏が携わっている点にも注目だ。
指揮者というワードから想像できるかもしれないが,プレイヤーは「楽団」を率いて文明ギルドに立ち向かっていく。楽団員として共に戦うのは,楽器に宿る精霊「音精(ニュムパ)」と,作曲家の魂が宿る「演奏家(パフォーマー)」と呼ばれる可愛くて頼もしい少女達だ。
バトルのキモとなるのは「編成」と「ローテーション」のタイミング
「ガールズシンフォニー」のバトルは隊列を組んで行う。具体的には,攻撃を行う前衛,味方の補助を行う中衛,回復を行う後衛の3列に7人のキャラクターを編成していくというものだ。それぞれの列に配置できるキャラクターは最大4人となっており,各キャラクターには,攻撃に特化したファイターやソーサラー,回復やサポートに長けたクレリック,エンチャンターなど6つのタイプが設定されている。また開発元によると,キャラクタータイプは今後も追加されていくそうだ。
さて,バトルにおける重要な要素となるのが,ローテーションシステムだ。本作では1ターンごとに隊列を入れ替えるか,そのままにするかを選択でき,ローテーションを行うと前衛は後衛に,後衛は中衛に,中衛は前衛へと移動し,それぞれのキャラクタータイプと移動した列に応じた行動をとる。
上の画像を例に挙げると,攻撃ポジションの前衛から回復を行う後衛にローテーションしたクレリックは,自分以外の同列にいるキャラの生命力を回復させ,後衛から中衛に行ったロイヤルガードは,前衛1人の防御力を上昇させる。このような,中衛の補助バフや,後衛の回復行動は,ローテーションしたターンにしか行われないので注意が必要だ。
バトル開始時のキャラ配置だけでなく,ローテーションを行った後のことも見据えた編成と,隊列を維持するか,ローテーションするかのタイミングを見極めることが,本作のバトルにおけるキモなのではないかと感じた。今回プレイしたのは,ゲーム序盤ということもあり,意識しなければクリアできないことはなかったのだが,高難度のクエストでは,より重要度を増してくるだろう。
育成したり,プレゼントしたり,眺めたり。Live2Dで動く可愛い少女達を思う存分愛でよう
もう1つ本作で忘れてはならないのが,Live2Dにより表情豊かに動く楽団員の女の子達である。やはりキャラクターが動くというのは素晴らしく,静止画以上に喜んでいる様子や,怒っている様子などが伝わってくる。
そんな生き生きと動く彼女達の姿を見ていれば,必然的に愛着も湧いてくるし,お気に入りのキャラクターを見つけたら「もっと俺色に育てたい!」と思うのがプレイヤー心理というもの。
そんな人は「強化合成」や,素材を使って最大レベルの上限などを引き上げる「上限開放」,スキルボードを埋めていくことで,ステータスの強化や新しいアビリティを獲得できる「シンフォニアボード」などで,お気に入りのキャラクターを強化していこう。
また,キャラクターにプレゼントを渡して好感度を一定の値まで上げることで,各キャラの特別なエピソード「団員クエスト」が開放できる。こちらは,ステータスに直接関係ないが,彼女達のことをより深く知ることができる貴重なワンシーンなので,ぜひとも見ておきたいところだ。
メインストーリーや個別のクエスト,キャラクターのモーションなど,とにかくキャラクターの描写が魅力的な本作は,「可愛い女の子とふれ合いながら,戦略性のあるバトルを楽しみたい」という人にはおすすめのタイトルと言えるだろう。登場する少女達は,楽器や著名な音楽家をモチーフにしているため,元ネタを知っているとより楽しめるかも?
なお,本日2月14日はバレンタインデーということで,さっそく「ガールズシンフォニー」でもバレンタインイベントがスタートする。さらに,昨年の東京ゲームショウ2016でも告知されていた,「FLOWER KNIGHT GIRL」とのコラボイベントも同時に実施されるため,サービス開始直後から忙しくなりそうだ。
「ガールズシンフォニー 〜少女交響詩〜」公式サイト
- 関連タイトル:
ガールズシンフォニー:Ec 〜新世界少女組曲〜
- この記事のURL:
キーワード
Published by(C)DMM.com OVERRIDE