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手描き風のアートと激しいアクションが注目の2D横スクロールゲーム「Sundered」が,Kickstarterのキャンペーンを開始
「Sundered」公式サイト
Kickstarter 「Sundered」キャンペーンページ
「Sundered」は,目標地点に向かって進んでいく2Dの横スクロールアクションだが,キャラクターの成長要素もあり,道中は戦いだけでなく,パワーアップアイテムなどの探索も行える。そのため,マップは複雑で,かつ広めにデザインされており,こうしたタイプの作品は,日本のクラシックゲーム「メトロイド」や「キャッスルヴァニア」を思わせるため,海外では“メトロイドヴァニア”とも呼ばれている。
同社の前作「Jotun」と同様,独特の手描き風アートワークや激しいアクションが気になるゲームだが,Kickstarterのキャンペーンページにはリリースが2017年7月になることや日本語化の予定などが記載されている。
ゲームのストーリーは,さすらいの旅人である主人公のEcheが入り込んでしまった地下世界で,地上を不毛の世界に変えてしまった謎のパワーを解明していくというもので,科学を発展させて生き延びようとするValkyrieや,謎のパワーを信奉するEschatonなどの勢力が次々に襲ってくるという。
パズル要素やスキルツリーなどもあり,また,ゲームオーバーになると新しいマップが自動生成され,そこで再びプレイを始められるというローグライクなゲームシステムになっているため,かなり遊び込める作品に仕上がりそうだ。
PlayStation 4版のマーケティングではSony Interactive Entertainmentのサポートを受けており,さらにカナダ政府からの援助も受けているというThunder Lotus Games。「Jotun」の収益の残りもあることから,「Sundered」の開発に必要な資金,70万ドルはほぼ確保しており,Kickstarterのキャンペーンで設定されたのは,残りの2万5000ドルと,比較的少額だった。
今後,クラウドファンディングで得られた追加資金は,ゲームバランスやバッカ―による新しいアイデアの実装などに利用されていく予定だ。日本語版の予告もあるだけに,リリースを楽しみにしたい。