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アポカリプス後のロッキー山脈で生き延びる一団を描いた正統派RPG「Wasteland 3」の日本語字幕付き最新トレイラーが公開
1988年にInterplay Productionからリリースされた「Wasteland」は,同社の後継作である「Fallout」オリジナル版よりも9年早く,核戦争によるアポカリプス後の世界を描いている。Interplay Productionsはその後倒産してしまっているものの,同社の設立者であり,ディレクターやゲームデザイナーとしても活動していたブライアン・ファーゴ(Brian Fargo)氏の手で版権が獲得され,2014年に発売された「Wasteland 2」(PC / Mac)では,数々のゲーム賞を獲得している。
Wasteland 2の世界観は,地球の文明が崩壊した22世紀の世界を舞台にしたもので,アリゾナ州の高地砂漠で治安維持のための活動を続ける“デザート・レンジャーズ”の一団の活動を描いていた。
そして,Wasteland 3においては,そんなデザート・レンジャーズの一分隊である“チーム・ノベンバー”のもとに,コロラド州で“主教”を名乗る人物から救援の連絡が入ることから始まる。そうしてロッキー山脈にまで足を延ばしたチーム・ノベンバーは,主教の息子たちが3つの勢力に分かれて戦い合っている状況に向き合い,自分なりの判断で抗争を終結に向かわせていくことになるという。
本作では最大6人のパーティを結成することが可能で,それぞれをパークスや特殊能力,武器でカスタマイズできるが,最大の特徴は武装トラック“コディアック”を移動式の基地として利用できるという点だろう。また,新たにCo-opモードにも対応し,他のプレイヤーとキャンペーンを協力プレイすることもできる。
今回のトレイラーの声が誰なのかは不明であるが,コロラド州の山岳地帯ではさまざまなロボットも活動しており,独自の文明が発展しているようだ。トレイラーのタイトルが示唆しているように,どうやらこの地の教団は「核戦争が起こる直前の1987年」の生活に戻すことを目標にしているらしい。
Wasteland 3のSteamストアページには日本語化の記述が見当たらないが,パブリッシャであるDeep Silverが日本語版トレイラーを公開したことで,日本語化の期待も高まってくる。海外では2020年5月19日の発売が予定されているが,その続報についてもしっかりとチェックしておきたいところである。
「Wasteland 3」公式サイト
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