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  • Rockstar Games
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  • 発売日:2018/10/26
  • 価格:パッケージ版:3000円(+税)
    ダウンロード版:7963円(+税)
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55
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レッド・デッド・リデンプション2

レッド・デッド・リデンプション2
公式サイト https://www.rockstargames.com/reddeadredemption2/jp/
発売元・開発元
発売日 2018/10/26
価格 パッケージ版:3000円(+税)
ダウンロード版:7963円(+税)
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このゲームの読者の評価
55
グラフ
読者レビューについて
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  • Pages: 1
  • この作品を《ゲーム》と一纏めにするのは勿体無い。本当に素晴らしい作品 95
    • 投稿者:ラル(男性/40代)
    • 投稿日:2019/10/21
    良い点
    ・グラフィックが綺麗
    昨今のゲームの中で1番とまではいかないが、指折りのキレさ。中でも自然描写がかなりリアルに作られており、他のゲームとは一線を画す

    ・生きている世界
    化け物じみた作り込みが凄まじく、自然は勿論の事、動物はより生き生きし、NPCにおいても(スカイリムには劣ると思うが)より生活感が感じられる。プレイヤーによってはデメリットにも感じられるが今作はありとあらゆるモーションが《あえてひと手間もふた手間も》加えられている。
    移動やモーションも他のゲームと比べ遅く、もっさりした印象があるが、これらはリアルさを追求した証であり、ゲームにおける没入感をより高めた物となっており、他のゲームには無い生きている世界を実感できた。ロックスターゲームスの想像以上にアレなプレイヤーからの不評が多かった為、もうこの様なリアルさを追求したゲームは開発されないのかも知れない。

    ・考えさせられるストーリー
    ストーリーにおいてもプレイヤーによっては評価が変わると思うが、個人的には素晴らしいと思う。西部開拓時代終盤の時代に取り残されたギャングメンバーの1人が主人公なのだが、前作のいかにも西部劇に出てくる誇張されたキャラクターとは違い、とても人間臭くそれ故に心の葛藤がストーリーを追うごとに描かれており、そこが前作とはまた違う魅力だと思う。ストーリーミッション以外にも布施が幾つか散りばめらている。シンプルに良い悪いでは無い、時代背景や前作との繋がりも重なりとても考えさせられる物となっている。同じシステムのGTA5とは偉い違いだ(笑)
    悪い点
    ・移動の不便さ
    拠点からのファストトラベルは出来るが拠点へのファストトラベルは出来ない
    町から町へは汽車や駅馬車が使えるが有料
    そもそもがファストトラベルを多発した没入感の欠落を好まないロックスターゲームスの一貫した仕様なので仕方無いが拠点へのファストトラベルは欲しかった。また、オンラインのファストトラベルも何故か有料なのは不満かな

    ・マップの密度が低い
    広い大自然を魅せるのは素晴らしいがダンジョン的な場所は少なく、中でも洞窟1つに対して3つのサブクエが混在しているのはどうかと思った。また、町で入れる建物も少なく良い点に挙げたNPCの生活が家があるのに庭で寝ていたりなど惜しい作りになっており、他のゲームならまだしも強盗、空き巣が充分な楽しみ要素となる今作ではボリューム不足に感じた。
    張りぼてばかりの他のゲームよりはだいぶましだけど

    ・理不尽な法
    けんかになってもプレイヤーが責任を追われ、悪口を言い返してもプレイヤーが通報され、新しい悪行コスチュームを着てるのに一般人に正体がバレる。そんなにこのゲームはプレイヤーに悪行をして欲しくないのかと思う程。警官も思念共同体だし、GTAやオンラインのキチガイ勢への対応をオフラインにも求めなくていいのだが

    ・敵が少ない
    これはクライムアクションゲームとしては仕方のない事なのだが、序盤あれ程迷惑だった敵ギャングの奇襲が武器や能力がカンストした終盤では音沙汰無しになるので移動の際などもややマンネリ化する

    ・緊急時のモタモタ感
    普段のモーションがもっさりしているのはそこまで気にならないし、むしろプラスに感じているのだが、敵ギャングの奇襲や警官や見張りとの銃撃戦時にこのもっさり感がモタモタ感へと変わる。少しのミスが致命傷となる今作ではモタモタ感が一連のルーティンを崩してしまいストレスだった

    ・洋ゲー特有のアレ
    このゲームが、というよりも洋ゲー全般に言える事なのだが、アイテムソート機能が無かったり長押しが多かったり、バグがあったり、今作ではそれらの要素が十二分にあるのでそれは悪い点に挙げられる
    総評
    良い点よりも悪い点の方が多く書いている様に思えるだろうが、結局の所そういったマイナスなポイントさえも《現実だってそうじゃないか》で片付けられてしまう。それ程までにリアルに作り込み込まれた作品。

    他のゲームじゃこうはならない。他のゲームはいくらリアル風な演出が出来ても、ゲームであるが故の利便性を切り捨る事が出来ない。利便性に甘えたプレイヤーは結局全てに利便性を求めてしまう。だからいくらグラフィックが綺麗になってもやっている事はいつもと変わらない《ゲーム》のままになってしまう。

    この作品はそういった利便性を最小限に抑える事によって他のゲームでは味わえない、いわゆる不便を楽しむゲームとして特別なゲームプレイが出来るのでは無いだろうか。それはまさに究極の大人のゲームと言える。(某YouTuberの言葉をお借りしました)

    タイトルにもなっている通りこの作品を《ゲーム》と一纏めにするには勿体無い。もうワンランク上の芸術作品だ
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 2 5 5
  • 明確な意思を持って作り込まれた駄作 20
    良い点
    グラフィックには作り手の断固たる意思と労を惜しまない情熱があったと思う
    ゲーム内の自然や街は美しく、そこに住む動物たちや行き交う人々には生の気配が確かに感じられる
    悪い点
    操作性ひいては作り手がプレーヤーにゲームをする時間を楽しませようという意思の欠落
    とにかく操作感が酷い主人公の動作は遅いというより鈍く、何をするにも一呼吸待たされる感じだ、移動速度が徒歩でも騎乗でも遅い事と相まって折角の美しい世界を遠くまで足を伸ばして堪能しようという気持ちが湧いてこない
    複雑過ぎるボタン操作はただただゲームへの没入を阻害しているだけに思える、仲間とのキャンプにしても主人公がひたすら他のメンバーに奉仕するだけの展開
    おまけにこのゲームのうりである無法者生活にしても、銃を街中で誤って抜いただけで手配される始末なので、無法者をやる事が圧倒的に割りに合わない
    総評
    レッドデッド1は僕も大好きだった、そこには西部劇の世界をプレーヤーに楽しませようという作り手の愛情があった
    しかし本作にその姿勢は皆無で、ただただプレーヤーに自分たちの「美学」を押し付ける不快なエゴしか無かった
    それに賛同出来る者は良いがそうでない者は寄せ付けない様な間口の狭さしか本作には無かった、もう2度とROCK STARのゲームを買うことはないだろう
    プレイ時間
    5~10時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 2 1 1 3
  • これは・・・2度とやらない 20
    • 投稿者:らべ(男性/40代)
    • 投稿日:2019/03/04
    良い点
    ①映像
     →確かに移動しているだけでも十分絵になるレベルで創り込まれているのは素晴らしい

    ②細部へのこだわり
     →泥の上に転倒すると服が汚れたり、何かを商店から購入する時もカタログから購入したり、と開発者の並々ならぬこだわりが見える

    ③主人公がカッコいい
     →そのままです

    ④狩りが楽しい
     →最初だけですが・・・

    ⑤銃撃戦が簡単でカッコいい
     →エイムアシストが強烈なため比較的簡単にカッコいい戦いが出来る

    ⑥ストーリーが良さそう
     →最後までやってないのでわかりませんが、途中まではストーリーは良かったです
    悪い点
    ①なにからなにまで面倒
     →良い点でもあるのですが、細部へのこだわりやリアリティの追求が凄くて、最初は感動しますが、私はすぐに面倒になってしまいました。狩りも最初は楽しかったんですが、動物を狩る→皮を剥ぐ→死骸を積む(1つしか積めない)→キャンプに戻る→狩りに出る・・・これの繰り返しで苦行に感じて来ます

    ②移動が長いし、不便過ぎる
     →オート移動は一応ありますが
     ・オート移動中に敵と遭遇→戦闘になる→放置しているといつの間にか殺されている
     ・オート移動中に敵と遭遇→戦闘になる→シアターモード解除に手間取る→殺される
    ストレスです(笑)

    ③いちいち馬に乗って、降りる度に銃がハンドガン装備に戻る
     →移動中狼に襲われて、馬から降りて戦おうとするとハンドガンしか装備していない事に気付く(馬に乗るとライフルやショットガンを鞍に格納してしまうため)馬から取り出そうとするが、馬が狼に襲われて逃げていく、ハンドガンで戦うものの狼にリンチされて死ぬ
    ストレスです!
    総評
    私は大体のゲームはそれなりに楽しめる方だと自負してますが、正直このゲームは2日間でもうウンザリでした。
    力作であることは間違いないと思いますが、ゲームでこんなにイライラしたのは初めてかも(笑)
    オンラインをやるまでも無く、2度とやりたくないゲームとして記憶に残ってます。
    PS4で自分が調べて買ったゲームの中では最低でした・・・

    ただ、知人は長く遊べていますので人を選ぶゲームなのかなぁ。
    プレイ時間
    5~10時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 1 4 3
  • ギャングという名のブラック零細企業 40
    • 投稿者:Hoge(男性/40代)
    • 投稿日:2019/01/05
    良い点
    ・グラフィック
    刻々と移ろい行く時間や天気、街並みや畑、原野の風景、遠くの山並み。どれをとっても絵になるほど美しい。
    退屈になりがちな長距離の移動も、シネマティックモードにすることでクエストマーカーまで自動で移動可能になるので、美しい風景を眺めながらのんびり旅をすることが出来るのも良い。

    ・狩りと釣り
    狩りと釣りをメインにしてもいいんじゃないかというくらいしっかり作りこまれている。
    狙う獲物ごとに武器やルアーを変え、大物を狙うために餌や罠を仕込み、獲れたら料理したりアイテム加工の材料にしたりする。
    特に狩りは獲物本体のランクだけではなく、仕留め方でも皮のランクが上下するので、獲物にあった武器で正確にしとめなけらばならないなど、細部へのこだわりがみてとれる。
    狩り、釣り、採取を切り離してクラフトとハウジング要素を追加してスローライフを満喫できるような別ゲームが販売されたら喜んで買うだろう。
    悪い点
    ・クリアまでのモチベーションを保つのが難しいメインストーリー
    時代に取り残されたギャング一味の顛末を丁寧になぞるストーリーなお陰で、爽快感や達成感のようなものをメインストーリーから得ようとするのはかなり難しい。
    主人公は荒野の一匹狼というわけでもなく、リーダーであるダッチの単なるイエスマンとして描かれるため、余計にストーリーを読み進めるのが苦行だった。
    せめてダッチの魅力やカリスマ性(本当にあったかどうかも定かではない)が序盤でしっかり描かれていればよかったのだが、どうみてもブラック企業のワンマン社長にしか見えない。やたらアットホームなところを強調するあたりが余計に。あと大きな仕事した時にギャングの取り分として5割も抜かれ、その金が帳簿で管理されている資金に入らず使途が不明確なのもなかなかのブラックっぷり。
    ギャング内でトラブルがあると拠点の中でギスギスした会話が繰り広げられるので、拠点を離れて外でキャンプ生活をしたくなるなど帰宅恐怖症のお父さんのような気分も味わうことが出来る。

    ・ストレスフルな操作
    ×ボタンでのダッシュについては出来ない場所がやたら細かく設定されており、イベントの度にほぼ毎回ストレスを感じるハメになる。
    緊迫した場面で仲間が小走りで移動しているのに主人公だけ後ろから悠々と歩かせれる、急いで家捜ししなきゃいけないのにこれまた悠々と歩くだけの主人公。イライラして×ボタン連打してると急に走り出したりと、そこまで細かくシステム側で制御するか?という憤りを覚える場面が数多くある。
    フラフラの状態で彷徨うようなシーンこそムービーで端折ればいいものを、いちいちユーザーに一定方向に一定のスピードで一定距離しか進めない操作を要求する場面が複数回出てくるのもストレスでしかない。
    拠点内も細々としたものが狭い空間に押し込められており、ベッドで眠りたいのにワードローブをひたすら開け閉めするハメになるなどユーザビリティは最悪と言っていい。
    また拠点内は武器の出し入れが出来ないため、武器の手入れはわざわざ拠点から離れてしなければならない、クエスト進行中は手動セーブがなぜか出来なくなるなど枚挙にいとまがない。
    リアリティを追究するあまりやたら細かい操作を要求される一方で、開発者側の都合でやたらと制約がつきまとうのが一層プレイヤーのストレスを増している原因だと思う。

    ・冗長なムービーとそれに依存しすぎたクエスト説明
    寄り道をしなければ、プレイ時間の大半はムービー鑑賞と移動に費やすことになる。
    そのムービーも延々と会話だけが続くシーンが大半で、どうしても冗長さがいなめない。会話単位でのスキップも出来ず、微妙に音声と内容がずれている字幕(Mr.○○と呼んでるのに字幕は何故かファーストネーム)を眺めるしかない。
    しかもクエスト内容の詳細はムービー内や移動中の会話のみで説明されるため、プレイを中断して戻ってきたときに現在進行中のクエスト内容の概要を確認する術がない(次にやるべき事だけは確認できる)。進行状況という名のメニューはあるが、既に完了したクエストのみが表示されており、現在進行中のクエストは表示されない。
    クエスト詳細はムービーの会話聞いてメモっておく必要があるという21世紀のゲームとは思えない作りになっている。それもリアリティ追及の一環なのだろうが。
    総評
    ゲームに何を求めるかはプレイヤーそれぞれ異なるだろうが、現実では出来ないことが出来る、現実ではなれないものになれる、という点は多くの人が期待するところであろう。
    西部劇のギャングといえば聞こえはいいだろうが、実際このゲームでなれるのは精々一般市民からはした金を巻き上げるだけのしょっぱいチンピラだ。

    3DCGがどんどんリアルになるにしたがって、開発者はゲームじゃなくて本当は映画を作りたいんじゃないかと邪推したくなるような作品はしばしば出てくる。
    本作品も、時代に取り残されたギャング一味の顛末という西部劇として見れば良いストーリーと言えるだろうが、長時間プレイする大作ゲームのメインストーリーとしては非常に好き嫌いが分かれると思う。残念ながら私は後者であった。
    西部劇やアウトローに格別の思い入れがあればまたこのストーリーを違った視点で見ることが出来るのかもしれないが、文明社会にズブズブの一小市民には感情移入しづらい点が多すぎて、ストレスフルな操作と冗長なムービーに耐えてまでクリアする価値があったとは正直言い難い。
    プレイ時間
    40~60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 1 1 3
  • Rockstar西部劇の世界へようこそ(おかえりなさい) 90
    • 投稿者:弥助(男性/40代)
    • 投稿日:2018/12/03
    良い点
    ・登場人物が非常に個性的かつ魅力的なところ。
    登場人物がストーリーを魅力的にしてくれるのは当然ながら、他のメンバーとサブクエストやミニゲームしてるだけでも楽しいです。
    例えばポーカーしてると意外とおじさんが強いとか、ジョンは最後数セントでの往生際が悪いとか。
    そんな設定までされてるのか偶然なのかは分かりませんが、ミニゲーム中も会話が発生したりで、本当に仲間内でポーカーしてるかのような気分を味わえました。

    ・細部まで作りこまれた世界
    人物、生物、植物、建物、地形と非常によく作りこまれてますし、光や水や風の表現、人や動物の動き方、銃声やリロードなどの音、足跡や轍や銃痕の残り方も丁寧に処理してくれてます。
    部位欠損に関しても規制されていないようで、両手両足頭部を吹き飛ばせます。
    (銃撃で吹き飛ばせるのは頭部のみで、手足はダイナマイト必須?)
    さらに、死体を野生生物が食って腹部辺りが傷む表現まで作りこまれてます。

    ・良く言えばリアル、悪く言えば面倒な生活
    狩りや植物を採集して食事をとり、睡眠をし、髪を切って髭を剃り、風呂に入り、武器の手入れをし、気温に合わせて服を着替え、逃げ隠れのために変装をし、馬の世話をし、キャンプに差し入れをし、ファストトラベルは駅馬車や列車に乗る必要があり(アップグレード可)・・・と、非常に面倒です。
    ただ、何もしなくても死ぬわけではないのでサバイバルゲームのようなプレイ感覚とは異なります。
    例えば、食事に関してはパラメータ満たすだけなら2日に1食程度で足りるのですが、体重が減らないようにするためには1日2食以上食べる必要があったり。
    本作のアクションの根幹となる銃撃戦も、ダブルアクション以外の銃はコッキング操作が必要だったり、馬を追う(加速させる)際にタイミングよく追い操作するとスタミナ消費が軽減されたりと徹底してます。
    重要なのはこれが「良い点」であるということです。本作はこの面倒さを楽しめるかどうかで評価が大きく変わります。

    ・ロードが早い(ほぼ無い)
    コンシューマ機はロードが遅すぎてあまり遊ぶ気にならないのですが、本作はロード時間に不満を感じたことがありません。(PS4Pro+SSD換装済ですが)
    セーブデータをロードする際は10~20秒程度、ファストトラベル時は10秒程度かかるものの、基本的にオフラインプレイ中は、ミッション突入時含めて、ロードによる中断は無いと言っていいレベルです。
    一方、オンラインはセッション切替の都度ロード(内部的には検索・接続も)が入るのでオフラインほど快適ではありません。
    悪い点
    ・シナリオが・・・非常に賛否両論分かれそう
    ネタバレになるので詳しくは書けませんが、エンディングやシナリオの内容・展開自体はともかく、6章以降、普段(ミッション外)の外見からステータスまで変わるという徹底っぷりにゲームとしてついていけません。
    これはこれで素晴らしい表現だと思いますが、仕事で疲れ切った日なんかにプレイすると気分転換どころか気が滅入ります。
    老婆心で書いておくと、アーサー好きであれば、念のため、4章か5章のセーブデータを永久保存しておくことを推奨します。

    ・リプレイ性が低い
    ニューゲームプラス的な要素は無いですし、基本的にストーリーは一本道なので、2周目以降は、「もう一度、同じ長編作品を鑑賞する」という意味合いしかありません。
    素晴らしい作品ですので、何度繰り返し遊んでも良いと思いますが、ストーリーはそこまで理解に苦しむ要素は無いですし、伏線もそんなに張られていないので、リプレイしたところで新たな発見はあまりありません。

    ・装備品に関してはストーリー進行でアンロックされる仕様
    特定の強武器はロックされてても良いと思うのですが、価格も大差なく性能も一長一短なものは最初から売ってもらいたい。
    ※一応、店でのアンロック前に入手することが可能なももはあります。
    (某地方の奇妙な老婆がいる家の地下にセミオートショットガンがあったり。最初から入手可能です)

    ・列車強盗するとどんな過疎地でも、深夜でもすぐに通報される
    一応、過疎地ほど法執行官の到着までに時間がかかるようには工夫されていますが、通報自体は無線通信機でもついてんのかってぐらいの早さで伝達されます。
    列車強盗すると確実に通報&指名手配されるので1回100ドル程度の稼ぎじゃやってられない。
    懸賞金が比較的ウザいペナルティなくせに、自分で払わない限り永久に消えない仕様もあって基本的に善人プレイ推奨されてる気がします。

    ・Rockstarあるある
    レース展開になった時の追い上げニトロ、ここでは絶対に追いつかせないぞブースト、待ってくれてる優しさ。
    メインシナリオと関連の低いサブクエに出てくる人はほとんどが奇人変人ばっかりなど。
    リアルさを重視した作品であるものの、相変わらずのRockstarのノリは健在です。

    ・PC版が(まだ)無い
    上述の不満はかわいいものですが、これは最大の不満です。
    GTA5のように、コンシューマ版を買った層に対しても、PC版を再度買わせる戦略としか思えません。
    PS4Proで遊んでいて、コンシューマ機としては頑張ってるとは思いますが、画質はまだまだ。
    具体的にはテクスチャの解像度はFHD~せいぜい2Kクオリティで、アンチエイリアスも軽め、空(雲や星)や影の描写は最低限、それでいて60FPS出てない・・・と言い出すとキリがない感じ。
    ゲーム史上で過去最高レベルに作りこまれた世界だけに、最高の品質で楽しみたいものです。
    総評
    ようやく発売されたRDRの続編であり、前日譚。
    主人公はジョンではなく初登場のアーサーに変わりますが、前作のジョンの物語を補完するための物語という側面が強いです。
    その物語は前作RDR同様、アクションゲームとしては非常にシリアス。(サブクエストはおバカなものも多々あり)
    前作経験者であればボスのダッチがおかしくなり、ギャング団が没落したことは知っているはずですが、まさにその転落過程を体験するというほろ苦いシナリオです。

    没入感に非常に重点が置かれている作品なので、1プレイあたりの時間がかかることが難点ですが、一度遊び始めたらしっかりとRDRの世界に没入できるのは素晴らしい点です。
    その制約から一般レビューが低得点化している傾向は理解できますが、非常に素晴らしい大作に仕上がっていることも事実です。
    長編映画を楽しむつもりで、どっしり腰を据えて楽しんでもらいたい作品です。

    オンラインに関しては、βテストが解禁されるまでレビュー待ってみましたが、現時点ではイマイチです。
    β版ということもあり、点数評価には加えませんが、オンラインだけで言えばせいぜい20~30点。GTAOのノウハウは特に活かされていないようです。
    特に対人コンテンツはつまらない(カオス状態になりやすくチンパンジーと遊んでる気分になる)ものが多く、ストーリーミッションの拡充やリプレイ報酬の見直し、強盗ミッションの実装が待たれます。

    また、各種装備や衣装はオフライン以上にランク制約がかけられており、開放するために稼ぎたくても、稼ぎコンテンツが不十分で、EXP稼ぎは上述の苦痛な対人コンテンツ回し、金稼ぎに関しては狩りが一番なのでオフラインと大差ありません。
    狩り自体はオフライン同様楽しいのですが、オフラインと比較して皮の価格が下がり、胴体が高く売れるので、肉屋と狩場の往復はオフライン以上の頻度でする羽目になって大変。
    最大の不満は皮が安いせいで、頑張って大物を狩っても、そこら中にいるプロングホーンの方が合計価格で高く売れるということ。レアな大物で一攫千金狙いしたいものです。※現状は☆3クーガーがその扱いですが、牡鹿に毛が生えた程度の報酬。)

    GTAと違い、自由度の低い世界観でオンラインを盛り上げれるのか懐疑的な見方をしてますが、Rockstarならやってくれるんじゃないかと期待してます。強盗ミッションだけは絶対に盛り上がること間違いなし。
    プレイ時間
    100~200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 4 5 5
  • 不便さを我慢して楽しめるかどうか 50
    • 投稿者:IA(男性/30代)
    • 投稿日:2018/11/13
    良い点
    ・西部劇の雰囲気を味わえる

    ・銃の色や形など自分好みに選べる

    ・ポーカーは楽しい
    悪い点
    ・ロードが長い

    ・FTが行きしか使えない

    ・銃の取り出しとやアイテムの変更が不便

    ・オオカミなど獣に噛みつかれると即死

    ・キャンプに仲間がいるのにストーリーミッション時しかついて来てくれない

    ・馬の操作性が悪い

    ・基本、ストーリーを進める以外やる事がない
    総評
    総じてストレスの溜まるゲームだった。リアルに拘ったと言えば聞こえはいいがゲーム時間の大半がロードや移動に費やされるというのはどうなんだろうか。

    まずは操作性に関して、時代が時代なので銃のリロードに時間がかかるのは理解できる。だが銃を持ち替える時にいちいちボタンを押し続けてスティックで選ぶというのはどうかと思う。
    他のシューティングゲームのようにボタン一つで変更ぐらいは出来て欲しい。

    馬に関しては操作性が悪く、獣と遭遇するとおびえて変な方向に行ったりする。そしてある程度離れた所にいると口笛が聞こえないので馬がいる方向に向かってダッシュなんて事も…
    またライフルなど大型の武器は馬の荷物に自動的に収用されるため馬から降りる時にホイールから選んで持って行かなければいけない。使おうとして置いて来てしまう事が多々あった。

    FTに関して、まず前提として最初からFTはできず、莫大な金をつぎ込んでキャンプを強化しなければ使えない。
    そしていざ使えると思ったらキャンプからの一方通行でしか使えず、帰りは自力で戻ってこないといけない。最低でもキャンプにはFTでいけるようにして欲しかった。

    最後にストーリーに関して、今作はギャングの一員という事だが、ただ地元ワルがたむろして悪事を働いている感じしかしない。前作のように西部をさまよう一匹狼みたいな方が自由があってよかったと思う。

    発売前は期待していたのだがいざやってみるとう~んという感じ。
    西部劇の雰囲気は楽しめるのだが、不便さがゲームをする上で邪魔をしてしまっているなと思った。


    プレイ時間
    40~60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 1 1 3
  • 人によって評価が大きく変わってしまうゲーム 60
    • 投稿者:ren(男性/40代)
    • 投稿日:2018/11/13
    良い点
    グラフィックやモーション、音楽や効果音と言った映像に関する部分はとにかく質が高く西部劇の世界感や雰囲気を最もリアルに感じ取る事ができるゲームとなっている
    悪い点
    グラフィックだけに留まらずゲーム部分においても現実的なリアルさを求めるあまり、ゲームとして楽しめるような内容では無くなってしまっている
    字幕は忙しい時には読んでる余裕が無いし表示されないバグもあるため吹き替えにしなかったのは大きなマイナス点
    総評
    莫大な予算を投入し細部まで作りこまれたこのゲームを史上最高の神ゲーと信じて疑わないゲーマーもきっと多いのだろうと思うがあえて自分はこう言いたい

     「RDR2は面白くも無いし楽しくも無かった」

    このゲームを開発したロックスターに面白いゲームを作る能力が欠如しているわけではない
    GTAシリーズも前作RDR1も今作に似た傾向で作られてはいたがゲーム部分もよくできていたからだ
    しかしリアリティある世界を体感して貰うためには、快適さの欠如も退屈なゲーム展開になる事も厭わないという鉄の意志で作られたのがこのRDR2なのだ
    そもそも面白くなるように設計されてないのだから面白くなくて当たり前なのである

    その拘りはアイテム入手と言う何気ない動作にも垣間見ることができる
    引き出しやフタを開けたり死体もよいしょと一度持ち上げなければ取得出来ないようになっているし拾う物によって対応ボタンも変化する
    動物の死骸や死体を漁る時は△、帽子や薬草などドロップアイテムは□で、銃火器などの武器はL1だ
    (ちなみに水場や急斜面だと拾うモーションが大幅にキャンセルされ回収スピードが5倍ぐらいにアップするのを覚えておくと便利)
    拾うボタンなんか一種類でいいのにわざわざ複数ボタンに分散させているのはやはりリアリティを求めての事だろう(アイテムが重なった時に狙って拾えるという利点も一応あるが)
    快適のかの字も感じられない仕様だが、リアルを感じて貰えさえすればユーザーが快適に遊べるかどうかなど知ったこっちゃ無いのだ

    ほかにもコッキングやポンプアクションをわざわざユーザーにやらせたり弾薬や矢をまとめて作成できなかったりと「リアルではあるのだけど不便だなぁ」と感じる要素は数え上げればきりが無い
    西部劇の世界をより忠実に体感できるようにするためにあえて取り入れた演出的な措置だという事はよくわかるのだが、結果ゲーム部分が面白くなくなってしまっているので飽きが来やすく没入感の欠如も招いてしまっており、正直本末転倒感は否めない
    演出が大事っぽい割にガンスピンのやり方(L1二回押し)はどこにも書いてないし折角用意されてるマップショートカット(optionボタン押しっぱなし)の説明も無かったりと普通に不親切と感じる部分も結構ある

    他の多くのゲームが快適さを重視しているのに対し常に多くの不便が付きまとうRDR2
    これを良さと捉えて遊ぶ事が出来るゲーマーはあまり多くはないだろう
    しかしシミュレータゲームと言ってもいいほど愚直にリアルが追求された世界を楽しめるような、ピクニック行く時も弁当作りや電車の移動や前日の就寝ですら楽しめるような人であれば何より楽しめるゲームになる事は間違いない
    ゲームにゲームを求めず体感性を求めるという人にはお勧めなのでぜひ買ってみてほしい
    プレイ時間
    40~60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 1 3 5
  • 良くも悪くも西部劇ゲーの極致 75
    • 投稿者:blast(男性/20代)
    • 投稿日:2018/11/07
    良い点
    ・グラフィック
    霧、舞う粉塵、光、雨、雪、火、土どれに至るまでCSゲームトップのグラフィックス
    それだけでなく言葉に出来ないほどの表現力に圧巻されました

    ・サウンド
    一番クセになるのが馬の足音
    土の上に走るにしても雨が降ってれば「ぐちゃ」と音が出てコンクリートの上を駆ければ誰もが思う浮かぶ「パカラッパカラッ」という足音。その他にも武器同士が擦れる音や持ち運ぶ物体の大きさによって毎度変化する音。美麗なグラフィックと上手く合わさって古き良きアメリカの空気感がよく出ています

    ・オープンワールド
    キャンプを出ればメイン以外のやる事がすぐ見つかり肝心のメインストーリーに行きつかないほどアクティビティが充実しており、家が襲われて助けを乞う農民、重傷を負い歩けない老人、武具のアップグレードの為に必要な動物の皮を入手する為に動物を狩る(これにハマるのが一番危険)など沢山の物事が動いていてやり尽くせない。

    ・キャンプ
    前作にはなかった要素にして今回の肝。前作やGTAシリーズなどでは主人公の帰るべき場所は家族のいない古家やアパートの一室であったり虚無感が強い場所が多かったのですが今作ではどこか暖かみのある帰るべき場所としてキャンプがあります。仲間と歌い酔いしてたり雑務や食材の寄付でキャンプに貢献するなどアットホームなとこが他の箱庭にはない要素だと思います。

    悪い点
    ・モーション
    1つ1つ行動を起こすのに時間が掛かる。細部にまでこだわってる弊害。

    ・ミッション
    内容自体は良いのですがリプレイ性に欠けます
    ミッションには特定の条件を達成する事で3段階の評価が結果として出るのですが最高の結果を残せなかった場合すぐリトライ出来るのですが(初見クリアでも可)移動シーンを飛ばす事ができずクリア出来なければまた長い移動を繰り返さなければならず特定の条件を達成するのが億劫になって2周もやる気にはなれない。
    総評
    オープンワールド+西部劇と言えば満点に近い出来なのですがゲームとしてはマイナス点が多少あると思いました。
    プレイヤーの視点というよりも自分たちのやりたい事のほうが重要視されてるゲームという風に感じてしまったし今後パッチで快適性の悪さを改善してほしいです。
    プレイ時間
    20~40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 2 4 4
  • 古臭い操作性と、無意味なリアルさ 40
    • 投稿者:BowGun(男性/40代)
    • 投稿日:2018/11/07
    良い点
    オープンワールドの作り込みはさすが。
    グラフィック、環境、点在するイベントの量など言うことのないレベル。
    音楽も懐かしく、聞き飽きない出来で、同社のGTAのような運転時(今作で言うと騎乗時)にラジオチャンネルを選んで、好きな音楽を聴きながら移動ということはできないが、環境音の作り込みもいいので、問題なし。
    悪い点
    全ての良い点を以ってしても、如何ともしがたい古臭い操作性、UI。
    これは弁護のしようがないほどにひどい。
    同社開発のGTA5よりも劣化しているってどういうことなんだと思ってしまう。
    あらゆるところで、ボタンの長押し長押し長押し。
    アイテムスロットからアイテムを使う際も、「L1ボタンを離して使用」と出て、L1を離しても使用されないことが多すぎる。

    アイテムを入手する際に、いちいちモゴモゴと箱や、死体を漁ったり、動物を解体する際の皮剥きなどは我慢できるが、ファストトラベルが酷い。
    リアルさを追求した結果と訴えたいのだろうが、明らかに手抜き。
    同じくオープンワールドで馬での移動を主にしたウィッチャー3をスタッフはプレイして、いいとこ取りすべきだった。
    総評
    1作目は購入せず、GTA5に嵌り、世界的に大盛り上がりだったので、発売日数日前にアルティメットを予約購入したが、直近にスパイダーマン、トゥームレイダー、アサシンクリードをプレイした身としては、グラフィックやストーリー以外はPS3時代のゲームをやっているような感覚だった。

    操作性、ボタン設定、UIに関しては多分修正されることがないと思うので、最近のハイレスポンスなゲームはちょっと苦手というような、オールドゲーム志向の人にはお勧めできるが、最近のゲームに慣れ親しんだ人には全くお勧めできない。
    プレイ時間
    10~20時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 1 4 5
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