このゲームの読者の評価
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物語に共感できなかった 35 - 投稿者:yurio(男性/30代)
- 投稿日:2020/12/16
- 良い点
- ムービーが長いのでたっぷり遊べる。総プレイ時間は長い部類。コストパフォーマンスは非常に良いと言える。
背景や道具の美術がすごく莫大な費用がかかっていることが分かる。登場人物のモーションもたくさん作られていてコストをケチらない誠実さを感じる。
セーブ/ロードが快適。とくにリスタートが爆速なのはかなり好印象だった。たまに移動で引っかかることはあったがバグらしきバグは1回だけ(急にクラッシュした)。プログラムの技術は水準以上と感じた。 - 悪い点
- 物語が薄っぺらでつまらない。耳障りの良い主張とそれっぽい煽情的なシーンをつないだだけに見える。それなのに執拗にストーリーを見せてくるのでうんざりした。娯楽として楽しいと思わずプレイしていた。最後の方は早く終わってくれと思いながらやっていた。ラストの展開も全く共感できずクリアしたときに時間をかけた割には達成感をほとんど感じなかった。
上記の理由により登場人物にまるで魅力を感じなかった。
マップが無駄に広く面白い仕掛けが少ない。意味のある場所が少ない。探索がつまらなかった。コンパクトにまとまっていた前作のほうが断然良かった。
新しく追加された敵がどれも面白くない。ストレスを与えることには成功しているが倒したときの爽快感がまるでない。 - 総評
- 共感できないストーリーやその場しのぎのモンスター追加やマップの広さなどでテンポが非常に悪く満足できなかった。前作は面白いと思ったのに残念だった。
背景やプログラム技術は凄いと思った。そこは間違いなく評価できる。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 2 2 1 5 -
生き抜くことの「汚さ」を徹底的に表現したゲームだと思う 90 - 投稿者:GIZMODEN(男性/40代)
- 投稿日:2020/09/27
- 良い点
- ■ストーリー
前作を、グラウンドモード・DLCも含めマルチ以外のトロフィー全て取るほどやりこんでいたため、冒頭の展開にショックをうけるかな?と思いきや、何故かすんなり受け入れている自分がいました。
やや勧善懲悪(ラスト以外)ぎみだった前作に比べ、色々と考えさせる話で面白かった。
エリーに感情移入できないって意見を時折見かけたけど、僕はラストのシーンで何故かもらい泣きしてしまった。
理由はよくわからない。
■ゲーム
ゲーム性については正当進化かつ強すぎた要素(瓶やレンガ)がうまく調整されたと感じた。
ステージが広くなったおかげで攻略に幅が出たように感じた。
程よくステルスメイン、どんぱちメイン、逃げるが勝ちが折り混ざってるかと。
- 悪い点
- 巷でも言われてることですが、ちょっとLGBT要素が多すぎたのは否めないかと。
僕自身はLGBTに対してはとくに抵抗ないのですが、一方でこうも登場人物の大半がそうだと違和感を感じました
(違和感を感じてる時点で、そういうものじゃないってことなんでしょうけど)。
ゲーム的には犬がゲームバランスを崩してるのでは?と感じるほど強すぎる。
瓶を投げて気をそらして、ってヒント出るもそもそも瓶やレンガが少ないから。
○ボタンの長押しで「伏せ」がちょっと操作感悪くてなんとかならなかったかなぁと感じた。
あと終盤に登場の組織がポッと出感すぎた。 - 総評
- 間違いなく面白ゲーなんですが、間違いなく人を選ぶ。
マルチサイトシナリオとして考えると、非常に面白い。
- プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 5 5 -
「賛否を生み出すこと」にこそ意味があるゲーム 90 - 投稿者:swi-ma(女性/30代)
- 投稿日:2020/07/26
- 良い点
- ■重厚感のある、メッセージ性の強いストーリー
■グラフィックの美しさ
背景のグラフィックはもちろん、キャラクターの仕草や表情が非常に緻密。
街中の人々の描写(奥にいる人や小物)もずっと見ていられるくらい、リアルな暮らしぶりやメッセージが込められていた
■ノスタルジックな音楽
■ノーティドッグファンには嬉しい、アンチャーテッドを感じさせる要素 - 悪い点
- ■日本版のゴア表現規制
このストーリーにおいて「人の生死」を表現するためには必要
敵を撃つと必ず被害者の名前が呼ばれるのは
「自分(プレイヤー)も復讐の連鎖を生んでいる」という罪悪感を感じさせるため。
ゴア規制をかけることで罪悪感や人の死が軽んじて見えてしまう
規制に作品へのリスペクトが感じられなかったことが残念
せめてon/off機能か、2パターン発売してほしかった
■戦闘システム
武器種類の追加やスキルシステムなどディティールは増えたが
大枠としての真新しさが感じられなかった。
革新的なシステムをというより、このゲーム性なら手段もシンプルなほうがユーザーも臨場感を味わいながら対策を工夫できてよかったのでは?と思う - 総評
- 「賛否を生み出すこと」こそに意味のあるゲームだと感じた。
なぜなら、本作はエリーとアビー2人の視点を通じて全く別の見方ができてしまうから。
正義と悪は主観で決まる
復讐は被害者にとって「一筋の光」に思えるが、結局は火に飛び込んで身を亡ぼす蛾と同じ運命を辿る
理解し難い人間を知る・赦すことにより、自分自身も救われる
過激なテーマだからこそ、レビューも賛否真っ二つだが
この「賛否」もエリーやアビー同様に、誰かの主観によってのものである。
自分の意見と、全く違う意見を知って互いを理解する。コミュニケーションをとる。「復讐」ではなく「相互理解」こそが制作者が真に求めるテーマなのではないか。
光に群がる火取蛾は捕食すると中毒症状により、その鮮やかな色がかえって記憶に焼き付いてしまう。しかし同時に「危険な目に遭った後、きちんとやり直すことができる」というメッセージ性も持っている。
1プレイヤーとして、エリーやトミー、アビーに賛同し難い部分は多々あった。
だが「なぜこんなことを!」と思うような行動を時に人はしてしまうものだと思う。特に死と隣り合わせの状況では。
赦せないものがあって当然だし、だがそれを赦そうとするのも人間らしさだと感じる。煮え切らない複雑な葛藤が「ご都合主義」な展開でなくリアルで、自分には深く沁みた。
自分の身の周りや社会に対してもとても考えさせられる作品だった。
このような深みのある作品をプレイできて本当に良かったと思う。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 5 5 -
傑作の続編の凡作 35 - 投稿者:pibon(男性/40代)
- 投稿日:2020/07/24
- 良い点
- グラフィックもそうだが、ゲームシステムがステルスキル主体に変更となった。難易度を下げればそれほど苦痛ではなく、戦闘で詰まって先に進めないというシチュエーションはほとんどない。前作のような「簀の子」を活用する場面もなく、行動自体はほぼ親切に進めることができる。
色々と評価は分かれるが女主人公にした時点で相手役の男性は不要。レズキャラにしたのは納得がいく。前作が安息を求める旅と疑似親子の交流とラストのカタルシスという完璧な作品だったので、続編作るならまぁこの展開しかないよねとは思う。 - 悪い点
- 犬が強すぎる。ステルスを求めながらそれを破壊する犬が強力すぎて、人より真っ先に犬を殺すゲームと化している。
まぁそれよりもやはりストーリーだろう。「罪と罰」というのはアメリカの好きなテーマで、ジョエルが罰を受けるのは想定内だが、肝心の敵が全くの描写不足。よく分からんマッチョ女が思い付きで行動しているに過ぎない。組織に守られながらも平気で裏切るし、その割に主人公への恨みつらみは相当なもの。
これを「大人向け」の話とするのは楽だが、要は表現不足。プロットが稚拙なのだ。
それだけの話。 - 総評
- まずフルプライスで買う価値は1ミリもない。
前作のファンは悪い評判と悪い予想を承知の上で買えばいい。大体が予想の1割り増しくらい。
先にも書いたが、テーマの重さの割にプロットが稚拙でオチも弱い。プレイヤーが精神的に盛り上がることもなく、なんというか延々と説教をされてるかのような感覚に陥る。
サクサク進むしボリュームもあるので「良く出来て」はいるのだが、ハッキリ言って不快感の方が残る。それはある程度狙ったものであることは確かだが、ただ作り手の未熟さも中々のもので、丁寧に作られた賛否両論別れる作品という評価が妥当。
3500円くらいなら買っても良い。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 1 5 -
心に残るものはあった 60 - 投稿者:麻婆那須(男性/40代)
- 投稿日:2020/07/21
- 良い点
- 作り込まれたグラフィック。
ストレスの無い操作系、良く練られたユーザーインターフェース。
AAAのゲームとしては珍しい陰鬱なストーリーを、AAAのクオリティで最後まで描き切っている。 - 悪い点
- 前作に比べて平凡なサウンドトラック。
広すぎるマップに対し、楽しみの無い探索。
ひたすら陰鬱で、かつゲームプレイと噛み合わないストーリー。
一部凶悪な難易度のバトルシーン。
前作にあったオンラインマルチが無い。 - 総評
- 難易度ノーマルで34時間掛けてクリア。
ストーリーでは陰惨な場面が続き、バトルでは何度もエネミーに殺されリトライを繰り返す事となり、心身共にストレスを感じながらのプレイだった。
・ストーリーに関して
賛否ある様だが私は許容範囲内だった。本作は「ジョエルとエリーの物語」では無く「エリーとアビーの物語」なので、前者を期待すると失望するかもしれない。
「人物の行動に一貫性が無い」という意見をどこかで見たが、私は気にならなかった。人の行動が一貫していないのは、現実社会も同じだと思う。
・ゲームプレイに関して
エネミーとのバトルは最初は楽しかったが、物語が進み難易度が上がるにつれ安全性を重視するプレイになっていった。そうするとプレイは短調になっていき、また時間も掛かるのでその内飽きた。
モブキャラを殺しまくるゲームプレイと、復讐の連鎖に苦悩するストーリーは噛み合っておらずプレイしていて違和感を感じるところだが、そこまで作り込む余裕が開発陣になかったのだろうと割り切れた。
バトルが難しめで時間が掛かり過ぎると感じた。ストーリー重視の本作ならば、マップの広さは今の3分の2、エネミーの数は半分で良いと思う。
・総評
ひたすらしんどいゲームなので前作に思い入れが無い人にはおすすめできない、という理由で高評価は付けられない。
前作と比べると不満点ばかり挙げたくなるが、私的には「ジョエルとエリーのその後」が見れただけで充分だし、前作のラストで犠牲にされたものを取り上げた本作のストーリーは感慨深いものがあった。
今作のその後のエリーが見たいので、開発陣にはぜひ続編を作って欲しい。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 3 3 3 2 -
美しいグラフィック 90 - 投稿者:WATABOU(男性/30代)
- 投稿日:2020/07/15
- 良い点
- 前評判通り、戦闘シーンの緊迫感やストーリー全体の世界観の壮大さは抜群で、ゲームへの没入がしやすく、ゲームプレイ時間が一瞬であるように感じた。時間短縮のため、ムービーは視聴していないが、Youtubeで見る限り、キャラクターの描写に現実味があり、ゲームをする側のゲームキャラクターの対する感情移入を促す本作の力はさすがだと思った。
- 悪い点
- グラフィックの美しさが、Youtubeなどの動画で見るよりも粗いなと感じる印象を受けた。ゲームの完成度は申し分ないが、恐らくゲーム制作にかかる技術の限界であるのだと思う。しかし、これは悪い意味ではないし、期待値が高過ぎたが故の評価である。
- 総評
- 最高のゲーム作品である。値段は税込6000円台後半と、昔より廉価になっている一方で、ゲームのクオリティ自体は格段に向上している。他のレビューでは、ゲームプレイの難易度が1より難しいとする声もあるが、意外と難しくないという印象を受けた。スキル上げも難しくないし、すぐに楽しめる。
- プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 5 -
PS3のゲームみたい 30 - 投稿者:semipop(男性/30代)
- 投稿日:2020/07/05
- 良い点
- ・重厚なテーマへの挑戦
・シナリオ演出
いくつか素晴らしい場面があった
・それなりに綺麗なグラフィック
・ゲームシステムは前作より遊びやすい
・武器改造の演出
・ギター演奏が楽しい
・アクセシビリティ対応
・序盤10時間ほどプレイして飽きるまでは間違いなく楽しい - 悪い点
- ・ゲームプレイ中とカットシーンでキャラクターの反応が違い過ぎる
ゲームプレイ中は冷酷な殺人マシーンなのにカットシーンではめそめそ泣かれても共感できない
・ストーリー演出の配分に違和感
復讐と贖罪についてよりも恋愛のことばかりにリソースを使いすぎではないか
・シナリオに裏設定が多すぎる
ゲーム中では説明されない設定を制作者がインタビューで語っていたがやはりゲーム内で表現しきるべきである
・曲が印象に残らない
・前作から技術的進歩を感じられない
ハードがPS3からPS4に変わったのに
・長時間のゲームプレイを飽きさせない工夫がない
序盤はオープンワールド風のマップがあったり新鮮だがすぐに同じような戦闘と探索だけになる。二人目の主人公が嫌われているらしいが、ゲームプレイ自体に飽きられていることも原因だろう
・3D酔いしやすい - 総評
- 本作はストーリーについてばかり議論になっているが、むしろそれ以外の部分にこそ危うさを感じた。つまりゲームプレイに関してはっきり言ってつまらない、と。
傑作である前作『The Last of Us』がPS3ソフトとして発売されたのは7年前でPS4が発売される半年前だった。
すでにオープンワールドがトレンドでありストーリー主導の一本道TPSは古臭かったが、そのオープンワールド界の王様で世界で一番売れるゲームである『GTAV』よりも『The Last of Us』の方が多くの賞を獲得した。
ストーリーだけでなくゲームデザイン(ゲームプレイ)、ビジュアルデザイン、グラフィック、音楽とすべてが一流でありそれぞれがマッチしていると言われた。
どうマッチしているか説明すると、例えば『聞き耳』はそれだけではただプレイヤーを助けるシステムでしかないが、敵クリーチャー『インフェクテッド』が視力を持たず聴力でプレイヤーを探す設定でありシステムであるので、プレイヤーが『聞き耳』で見る暗闇に白い影が浮かぶ映像は『インフェクテッド』が見る世界と同じなのである。
『聞き耳』と『インフェクテッド』は合わさって初めて斬新なシステムとキャラクターになったのだ。
もうひとつの特徴的なシステム『工作』も、ただリソース管理を楽しむゲームシステムというだけでなく物資の足りない世界観であるからリアリティが増すのだ。
こうして『The Last of Us』はオールドスタイルのゲームでありながら全ての要素が互いを補完しあう形でオープンワールドに負けないくらい世界観にリアリティを与える総合芸術作品だった。
しかし7年後に発売された本作『The Last of Us Part II』にはそういった補完関係は無い。むしろ壊している。
ストーリー後編であるアビー編の序盤にWLFの仲間に遊びで射撃訓練に誘われる。
ストーリー中盤にコールオブデューティーのチュートリアルみたいな真似をさせられることにも違和感があるが、それ以上に貴重な物資である銃弾を遊びで浪費していいのかと疑問を持つ。
好き放題に銃弾を使えるほどWLFの物資が豊富なのかといえば、その直後、外の建物に移動すると同じWLFの仲間から落ちている素材を工作してパイプ爆弾を作るよう指示が出る。
何故パイプ爆弾は自作なんだ?銃弾と同じく支給されるべきではないか。
こうしたゲームプレイとストーリーや世界観が矛盾していることが前作の良さを捨ててしまった
本作は前作の良さを捨てた一方で前作には全くない魅力『オープンワールド』にアプローチした痕跡がある。
広大(に思えた)フィールドを馬で駆けて怪しい建物を好きな順番に攻略していたとき、この世界を自由に歩き回れることが凄く楽しかった。
だが楽しい時間は一瞬で終わり、すぐに一本道になってしまう。
そして長い長い似たような探索と戦闘の繰り返しという苦行を強いられるのだ。
途中で何度も「こういう要素があってほしい」という期待を持ったが叶うことは無かった
前作から進化したAIを搭載したコンパニオンという宣伝だったが何も変わりはしなかった。プレイヤーから陽動や援護してくれといった指示ができないのでずっとそばでウロチョロするだけだ。
WLFとセラファイトという2集団の敵がいるので三つ巴の戦闘があるかと思いきやそんなものは無い。
アビーはWLF所属の兵士なのでWLFとセラファイトで多数対多数の戦闘があるのではと思ったがそんなものは無い。
結局は前作と同じゲームプレイを物凄く長くやらされるだけだと気づく。
7年経過して何も進歩が感じられなかった。まるでPS3のゲームだった。
PS3時代までは圧倒的な技術的優位にいたNaughty Dog。
グラフィックはキャラクターから水の表現、砂の表現といったゲームが苦手とする表現を鮮やかに魅せて魔法使いのように思われてた。
しかしPS4時代になってNaughty Dogは新しい時代に乗り遅れてしまったのではないか。
わざわざオープンワールドを模索しながら実装さず、かといって完全に捨てるわけでもなく中途半端に実装したことがNaughty Dogの迷いに思える。
技術力が落ちたかは断言できないが、Naughty Dogで長年ゲームプレイのディレクターを務めたブルース・ストラリーが退社したことも影響を感じる
もう半年後にはPS5が出る
これまでは決して出来なかったゲーム体験をInsomniac Games『Ratchet & Clank: Rift Apart』やUBI『ウォッチドッグス レギオン』は示している
Naughty DogがPS5時代にふさわしい作品を作れればいいがかなり疑わしい。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 1 1 3 -
後半の展開が酷すぎる 20 - 投稿者:Nkb(男性/50代)
- 投稿日:2020/07/01
- 良い点
- 過去最高のグラフィック、衝撃のストーリー展開、心地よい操作性。
最初の10時間は文句なしのPS4史上最高のゲームと感じます。
森の木の葉など、自然描写も驚愕のクオリティです。 - 悪い点
- 中盤、衝撃の展開のあと、いきなりゲームが変わります。
魅力のない主人公。退屈なストーリー。間延びする退屈なステージ・長いムービー。
エリーではない主人公での進行が何時間も続きます。
そして、とても理不尽なボスキャラ。。
暗い迷路のようなフィールドで眼を酷使してストレスMAXでの戦闘。
VERY EASYでも1回ミスをすると即死です。
- 総評
- エリーを主人公にした復讐劇として、前作のようなシンプルなプロットであれば
大変な名作になったのに、どうしてこのような構成にしたのでしょう。
まったく理解に苦しみます。
後半のもう一人の主人公のパートはまったく不要です。
このためにリプレイ性もほぼ0となっています。
前作以上の20時間を超えるボリュームとなっていますが、
あの後半をもう一度プレイしたいとはとても思えません。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 2 1 4 -
ゲームでしか成し得ない体験の極北 90 - 投稿者:ナラティ部(男性/40代)
- 投稿日:2020/07/01
- 良い点
- ・シナリオの大すじ
・グラフィックやモーション
・ゲームプレイそのもの - 悪い点
- ・特定のキャラクターに共感しずらい
・ワイドリニアなワールド - 総評
- 前作を端的にあらわすと、映画とゲームの完璧な融合だった。
今作はその先を行っている。
・所感
エリーの最期の選択は自分に選択肢を提示されても同じ選択をすると思う。
最期の浜辺の体験は、このゲームでしか表現できなかったと思う。
今後ずっと、心に残る、凄まじい体験をさせてもらった。
その一点で何物にも代え難いゲームであった。
しかし、万人が私と同じように感じるとは思わない。
どれだけエリーと、特にアビーに感情移入できるかが今作の評価を分けるポイントと感じる。
多くの人にとってアビーへの共感は得られにくいだろうことは想像に難くない。
意図してかどうかは判りかねるが、嫌われるような演出や構成になっていると感じた。
キャラクターに共感できるかどうかはプレイヤーの感性やその時の心理状態に大きく左右されるだろう。
私はプレイを通してアビーの人生や、道中で運命を共にする子供への母性に対して共感するところが多くあった。
ゆえに物語の終局で大きく感情を揺さぶられた。
・ジョエルについて
ジョエルの結末は無残でみじめで残酷なものであった。
それはジョエルがこれまで行ってきた行いに対してふさわしい結果だと感じた。
同時に、ジョエルは雑に扱われているとも思わなかった。
彼は回想やエンディングで丁寧に、愛情をもって描かれている。
博物館?でのエピソードは特に素晴らしかった。
・物語の行く末
前作終盤の道中のやりとりでサラを亡くしているジョエルに対して
「私には想像もできないよ」と言っていたエリーの、エリーなりのアンサーが今作だと思う。
パート2を終えて一作目のジョエルのスタート地点に並んだ。
悲しみを抱え、そこからの物語は語られぬまま、これからというところでゲームは終わる。
これはエリーの旅立ちの物語である。
私はパート3を待っている。
1作目、2作目から地続きの物語を待っている。
・ワイドリニアなワールドについて
これは私の遊び方だが、探索が好きなので行けるところは隈なく歩いて回った結果、ボリュームが膨大なこともあって途中で食傷気味になってしまった。
このゲームに関しては1作目と同じ程度のリニアな進行が良かったと思う。
・グラフィックやモーションなど
凄まじい。
PS4proで遊んだが、PS5要らないんじゃないのという表現力は圧巻。
操作性も悪くなくオプションで弄れる項目も多い。
ストーリーを排した気軽に遊べる戦闘重視のスピンオフが欲しいぐらい。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 5 5 5 -
極端なレビューはもったいない(ネタバレ無) 70 - 投稿者:BLTN(男性/40代)
- 投稿日:2020/06/29
- 良い点
- ■圧巻のフィールドグラフィック
■ストレスのない操作性
■キャラクターデザイン・所作のリアルさ - 悪い点
- ■バトルや謎解きに工夫が見られるも、パワープレイスポットが散見
■万人受けは決してしない、周知すべきことが別にあるはず。
■想定より長く、最後まで張り詰めたプレイが続く - 総評
- ■各ステージの作り込みは圧巻の一言
冬、雪にはいつまでも足跡が残る。
春、草木の生い茂るシアトルを飛び交うカラス。
季節や場所ごとの雰囲気づくりが秀逸すぎる。
■操作性・レスポンスも申し分なし
ディスク版は別途インストールディスクが同梱されている。ディスクロードの遅延をなくし本体ストレージからの読み込みに対応する。場面切替やリトライのロード時間が大幅に短縮されている。
操作面でもストレスを感じることはなかった。
武器の切り替えが徐々に簡便になっていくのはとても巧妙。狭い場所をすり抜ける箇所なども、スピーディで待たされる感がない。
そしてカメラ酔い対策や難易度をこれでもかと細かく設定できるアクセシビリティの豊富さに舌を巻く。
多少のハンデは設定で許容してくれている。プレイするからには絶対最後までクリアしてほしい、という開発陣の熱量・プレイヤーへの配慮を感じる。
■キャラクターの自然さは一見の価値あり
ポリティカル・コレクトレス云々は抜きにして、美男美女だらけの和ゲームと比較すれば意見は分かれるが個人的にはこれで良かった。
肌の質感、目線の動き、台詞の自然さなど実写映画を見ているほどこの上ないリアルさ。
本ゲームは日本語音声でプレイすることを推奨する。ステージの方々に集中できるだけでなく、声優の力感がとてもナチュラルなので違和感が少ない。
できれば音響を調えてプレイしてほしい。キャラの吐息、雷鳴、風雨など。この世界への没入を深めてくれることは間違いない。
■新たな試みを感じる謎解き&バトル
ロープを使ったアプローチは斬新。地面に落ちたケーブルをたぐり寄せて巻き取り、任意の方向に投げるまでの一連の流れがごく自然で謎解きの新しい一面。
バトルにも色々と工夫が見られる。とくに劇場裏のあの戦闘とラスボスは今までに無い衝撃を覚えた。
しかし、折り返し地点からはスニーキング不可のパワープレイとなる場面がある。特に救急車のなかで邂逅するアレはストーリー上必要だったかは疑問符がつく。
■史上最高に心をえぐりに来るストーリー
1周目クリア 約34時間。結論から言えば、万人にお薦めできるかどうかは別問題だが、良くも悪くも強烈に心を揺さぶられたゲームは後にも先にも本作が初めて。
人や動物があまりにも凄惨に殺害されるため、間接的にPTSDを伴うかも知れない。その覚悟をもったうえでプレイしていただきたいし、それを代理店や先行レビュー段階で周知すべきことではないだろうか。
くわえて、前情報を極度なまでに制限したことで「裏切られた」「思ってたのと違う」など、反感を買うことになった事実も忘れてはならない。大半の前作経験者が望んだものではないが、これほど狂気的な名作も、広報戦略ひとつで如何様にも化けてしまうのだということを嘆く他ない。
事前情報がなかったからこその衝撃はあるものの、エンディングがより際立っていたのではと思えなくもない。兎に角、初回プレイは攻略情報無しでクリアしてほしい。初見で得る衝撃は人生で1度きりしかないのだから。
さらに敢えて申し上げるなら、感情移入するためのゲームではない。プレイヤーの意思と反して殴らされたり、傍観者となり得たりする。本作の美点は対比や対称。タイトルがしっくり来るのは、前作よりむしろこちら側ではないだろうか。
ジョエルの、ある映画に対する一言「別の作品、いわゆる続編ってやつ。駄作だ。」は本作をなぞらえた制作側のジョークだろう。
広報戦術のお粗末さから「快適さ/運営」を3点
意見が二分されて然るべきゆえ「熱中度/ストーリー」を3点
緊張しっぱなしのプレイが30時間は少々長く「ボリューム」を4点
としている。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 3 4 -
人の命は軽いの重いの? 80 - 投稿者:Then(男性/50代)
- 投稿日:2020/06/29
- 良い点
- ただの人間ドラマではなく、一歩踏み込んだ表現に挑戦している。
ウォーキング・デッドの二番煎じ的なゲームが多い中で、ラスアス2は独自路線を感じさせる。
アクション戦闘場面とストーリー進行場面の切り替えにしても、この手のゲームではまるで別物のように切り替わるものが多いのに、ラスアス2では没入感に水をささない。
風景にしても、ただ綺麗なだけではなくて、キャラクターの心情表現に活かしてるのが秀逸。
綺麗な画像もドラマを盛り上げるための道具って感じ。
音楽が良い。
前作以上にアコースティックギターにこだわっている。
むしろこだわりすぎ、トランペットやハーモニカもろもろ、他の楽器だって残ってるだろうに。
だがそれが良い。
当たり判定にしてもスニーキングにしても、操作性が良くて納得できる。
おかげで戦闘が楽しい。
格闘は回避ができるようになって、プレイヤースキルで攻撃をかわせるのが快感。
ナイフ一本で、やれるところまでやってみたくなる。
重力の影響が強くなったので、遠距離狙撃や弓矢は前作より難しくなったけど、ストレスよりは面白さを感じた。
あと一周しかしてませんが、バグが無かった。
ロードの待ち時間も少ない。
ところで最後のクレジットで流れてる曲ですけど、あれってエリーとジョエルが歌ってるの? - 悪い点
- 自分のような前作の大ファンからすると、かなり腹立たしい展開。
序盤から終盤手前まで、ちょっとイライラする。
終盤からエンディングで、ゾクっとするくらい感情が動かされて良かったけど、全体的にかなり腹立たしい。
死にゲー好きなので、完璧を目指して、ダメージを受けたらあえて殺されてやり直す。
みたいな事をしていたら、勝手に敵の数が減って難易度が下がりました。
そりゃないよ、って思いました。
本当にキツかったら手動で難易度が下げられるのだから、そういうのはやめて欲しい。
使いかけの道具があると、新しく道具が作成できない。
例えば手作りサイレンサーにしても、残り回数が一回になっても使い切るまでは新しくできない。もちろん修理もできない。
拾える物資に限りがあるので、作成で手持ちのコントロールをしたいのに、自分のタイミングでやらせてもらえないのが困ります。
あと、これは仕方ないのだけど、プレステ4のファンが超うるさくて困る。 - 総評
- アクション、シューティング、アドベンチャー、RPG、としては凄く良作。
そういう意味では90点も超えます。
遊ぶ価値は充分にあります。
ただ悪い点でも書いたように、前作キャラのファンとしては、最高得点はあげられません。
終盤からエンディングの感動がなければ、正直60点でした。
逆に前作に思い入れがない場合は、むしろ一作目はプロローグで、2が本編と言っても良いくらいの仕上がりです。
まあでも、自分は二周目はプレイしなかったし、将来出すであろうダウンロードコンテンツもスルーで良いやって思いました。
ソフトも中古屋に売っちゃったし。
やりごたえはあったけど、もうやりたくない。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 5 5 -
これが今後の欧米大作ゲームのトレンドか? 15 - 投稿者:kgm2020(男性/30代)
- 投稿日:2020/06/27
- 良い点
- ・グラフィック
PS4でもトップクラスだろう。アンチャーテッド4で見せたリアルな人物の表情や壮麗な自然描写は健在であり、迫力のあるゲームプレイに繋がっている。
・進化したシステム
前作よりもUIの使い勝手が進化しており、テンポよく作業できる。
・ロードの早さ
ゲームは連続した一本道だがステージ毎に区切りがあるためか、ゲームオーバー時のロードの早さには舌を巻いた。難易度が高い部分もあるため、素早い復帰は非常に助かった。 - 悪い点
- ・感情移入できないストーリー
一本道のリニアなゲームである以上、ストーリーが肝要と考える。
前作からの遺産を破棄する潔さは評価できるが、結果様々な箇所に齟齬が生じている。
視点を変えて物事を理解する、という構成だったが、結果登場人物の誰にも感情移入することができずご都合主義のストーリーと感じられた。
・繰り返しのゲームプレイ
ゲーム体験の大半は同じことの繰り返しである。敵が感染者か、人間かの違い。
人間側の所属ファクションが変わることで取るべき戦術を変えなければならないように
意図してデザインされていたが、結局やることは同じだった。
・プレイヤーの自己決定権の放棄
重要な判断はすべてムービー上で起こる為、プレイヤーがストーリーを進めている感覚がない。
そして上述の通り、そのストーリーが独善的でご都合主義なものとなっている。
・盤外戦
発売前のリーク、LGBTへの過剰な配慮とGamergate渦中のフェミニストのアドバイザー起用など、ゲーム発売前後に起こった様々ないざこざの為、ゲームに没頭することが難しい。新しい取り組みは前向きに受け止めたいが、政治的背景に目が行ってしまう。 - 総評
- 気に入っていたフランチャイズだが、こんな結果になってしまってとにかく残念。
やり直せないか、などを想像してしまう。
前作に思い入れが無ければ、楽しめるのかもしれない。
暗いゲーム体験だった。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 3 1 3 -
好みの分かれる傑作 95 - 投稿者:dan(女性/30代)
- 投稿日:2020/06/26
- 良い点
- ・色々な要素を纏め上げてできた高度なストーリー
(ジョエルとエリーが好きな人は深く没入できるでしょう。自分はそうでした。)
・素晴らしいグラフィックとモーション
・ハイレベルなグラフィックに対して安定したfpsと短めのロード時間(Pro+SSD環境)
・音楽、効果音、ボイス
・ほかのゲームでは見たことのない非常に多彩なオプション、難易度
・戦闘のテンポ - 悪い点
- ・ストーリーの一部構成
・難易度の低下によるやり込みの薄まり
・ストーリーの構成にも絡んでるので一概に悪い点とは言えませんが、かなり人を選ぶえげつなさ
(普段のナイフステルスキルもそうですが、島の大男との戦闘はとてもじゃないけど直視していられませんでした)
・ロケーションの構成、敵の配置、クリッカーと煉瓦の大幅な弱体化 - 総評
- 話の部分部分では気になる所もあるのですが、全体としてはよくできたシナリオでした。間違いなく好みが分かれますが、1を自分でやった人なら心を動かされ、惹き込まれていくと思います。グラフィックはアンチャーテッド古代神の秘宝からさらに進化を遂げ、次世代(PS5世代)でもこれを超える作品は早々出てこないでしょう。そこから繰り出される戦闘も操作性が良く、動かしていて気持ちがよかったです。
しかしながらPart2と言う名前通り前作プレイを必須とする作品でしたが、そこにこの作品の問題があります。この作品自体には100点を出したいところですが、あまりにも前作やアンチャーテッドなどとはプレイ感覚が異なる点が気になります。アンチャーテッドやラスアス1などのノーティドッグの過去作は、グラフィックやストーリーや戦闘が楽しいのは共通なのですが、やや短めで周回もとても楽しめるものでした。それに対し、今作は全体的に難易度の低下や、難易度トロフィー自体の削除、同じようなロケーションが結構長く続きストーリーの先を追わせる事でそこを気にさせないつくりなど、1周に掛かる時間の長さも考慮すると正直周回には適していない様にも考えられます(話も重過ぎますし)。自分はラスアス1はグラウンドモードとグラウンドモード+でもクリアまで遊びましたが、今回は例えそれらのモードが配信されても2周目を遊ぶかは怪しいところです。
この作品自体は素晴らしいですが、前作プレイを必須とする内容、そのくせ前作までとはプレイ感覚が異なりすぎる点。その辺りのせいでこの作品に対する評価はかなり難しいです。ただ1周プレイする上では間違いなく面白く、心を大きく揺さぶられ、復讐劇と言う中々主人公と同じ気持ちを共有し続けることが難しい題材でEDまでピッタリと同じ気持ちを持ち続けさせられたこの驚異的な作品にはこの評価(95点)を付けざるを得ないとも感じました。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 5 4 -
え、1の結末から・・・・? 20 - 投稿者:recoa(男性/50代)
- 投稿日:2020/06/25
- 良い点
- あまりいい点を見つけれなかったんだが敢えて言えばエリーとジョエルの回顧録になっているようなところぐらいかな
なんというか今作1と比べて嫌われてもいいなんて言ってるだけあってストーリーが
物凄くだめだった(自分にとって)ネタバレは避けるので調べるなりやってみるなりで
(明確な説明をしろとおっしゃるがすると盛大にネタバレになるのであえて避けます) - 悪い点
- あのキャラは最初の操作だけでよかったんじゃないのかな?と思えるような?
あとは最後そうくるのかよという終わり方でなんというか納得できなかった
まぁそれは致し方ないのかもしれないしどうにもならないのかもしれない
だけど次からはもうここのゲームは予約して買うことはないだろう。
なんというかそのぐらい1からのストーリーの続き方にがっかりした。
あとこのシリーズ全般に言えることなんだが3D酔いが激しすぎる。他は一つもしないのに
なぜこれだけなんだろうか? - 総評
- 開発者が嫌われても良いと言うだけあっていやなんというか変な風に作ってきたな?
というのが一番の総評ですかね・・・(自分個人の感じ方なので皆さんがどう思うかは
人それぞれだとは思いますが)自分はゲームに対して初めて予約して買うことに対してストーリーで躊躇するのかとそこまで思わせた作品はこれが初めてでした。
追記。。この終わり方はやっぱり好きになれん・・・ - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 3 1 3 -
凄まじい完成度を誇りながら、前作を貶める蛇足未満のストーリー 70 - 投稿者:Lrig@selecter.com(男性/40代)
- 投稿日:2020/06/23
- 良い点
- ・グラフィック
PS4の到達点といえる凄まじい表現力。圧巻でした。
・探索や戦闘
前作から強化され順当に良くなりました。操作性もよく、綺麗にまとまっていて不満点はなし。
・マップデザインや敵の配置
非常によく練られていて完璧だと感じます。謎解き要素も簡単過ぎず、難し過ぎない。 - 悪い点
- ・ストーリー(構成)
・キャラクター
他が完璧なぶん、とにかくこの2点に集約される。
・同性愛やトランスジェンダー等の所謂ポリコレ要素
昨今の風潮のせいか、やはり「必要以上に意識して盛り込んでる」というわざとらしさが見え透いてしまい、自然に入り込んでる感じよりも、作為的に取り込んでる感は否めません。が、鼻につく事はあっても、上記2点に比べれば些細な問題です。 - 総評
- 素晴らしい技術力とマンパワーと優秀なデザイナーが結集した凄いゲームなのは確かです。
それだけに、ストーリー面において低評価せざる得ないのが、非常に残念です。
「前作のストーリーやキャラクターを愛するファンであれば、2はプレイしない方が良い」
本当に言いたくなかった台詞ですが、こう言わざるを得ません。
ジョエルとエリーを使う必要は無かったし
使ったことにより、あの名作だった前作まで貶める結果になってしまいました。
発表当初から、ストーリーが蛇足になる懸念はありましたが
まさか蛇足未満になるとは思いませんでした。
しかし前作の続編である事を除いても、本作のストーリーは問題を抱えています。
(※ネタバレ回避の為、具体性がなく曖昧な書き方になります)
・回想含め時系列を遡る手法があまりにも多すぎるし、大部分が効果的と思えない。むしろ逆効果にすら思える。
・完全な第三者目線となっているせいで、操作キャラに感情移入が出来ない。
・その時々で死の扱いの軽重に差がありすぎて感情が追い付けない。
「このゲームが嫌われても構わない」
とは、本作のディレクターの言葉ですが、それは前作ファンの心を傷付けてまですべき事ではありません。
プレイヤーの感情を揺さぶる為に、この手法しか取れなかったのであれば、それは力不足を露呈しているだけであり、前作の功績を踏み台にしているだけです。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 1 5 -
最高傑作中の最高傑作・・・ありがとう 100 - 投稿者:ace(男性/10代)
- 投稿日:2020/06/21
- 良い点
- ・とてつもないシナリオ
心揺さぶられる大傑作
世界最大手レビューサイトのIGNは
このゲームは「なにか」を感じることができるだろう、と言っていましたが
たしかに俺は「なにか」を感じ、受け取った
それだけしか言うことはない
それだけで十分だ・・・
キングダムハーツやFF13は見習うべきだ
・飽きさせないバトル
ま、アンチャですわ
バトルの難易度はけっこうなもんで
自分は難易度デフォルトでクリアしたのですが
かなりの手ごたえを感じた
難しかったし、怖かったし、きつかった
頭にきてくそつまんねー!!と叫んだこともあったが
終わってみたら記憶に残るいいバトルだと思う
・武器管理のしやすさ
瞬時に適切な武器や道具を持ちかえれる
唯一無二のシステムの扱いやすさ
・壮絶な長旅
かーーなりかかったな、俺
45時間くらいいったかな
けっこうぶっ通しでやったんですがね
ボリュームは相当です - 悪い点
- ・エリーヤバイ
怖い
つかこのゲームの女は前作でも思ったけど怖いです、だいたいみんな
エリーをあそこまで凶暴にすることはないのでは
・蛇足感がある
「そこで終わっとけばとんでもない大傑作!!!」という場面がある
だが終わらなかった・・・
え?まだあんの!?って感じ
あれは余計だと思う
DLCにしろとかじゃなく
あれのせいで評価が多少下がった・・・うーん・・・
あそこで終わっとけばさらにきれいなラストだと思うんだけどな・・・
・敵が弱すぎる
難易度ではないです
よくエリーやアビーはイベントで後ろを取られて困ることがあるのですが
敵は首絞めたり投げたり殴ったりだけで殺す気はない・・・
優しい
主人公たちがやるように後ろからナイフで首刺したり頭撃てば終わるんだけど
それをしないせいで毎回決壊するwwww - 総評
- ・二大女帝の決戦!!!
2人の主人公、2人のヒロイン、2人の女王の頂上決戦
ただそれだけなんですが、この決戦には心を揺さぶる「なにか」が確かにある
・きつい戦いに見える楽しさ
難易度がアンチャと違ってけっこうきついです
ですがだからこその楽しさもある
もちろん難易度を下げて、シナリオや世界観に集中したいんや!って人は大いに結構
それも正しい遊び方
・和、洋の最高傑作を2連続で遊べる幸せ
ほんの1,2か月前にはFF7Rという最高傑作をクリアし
次はほぼ連続してこれだ!
日米の両巨匠による最高のゲームを、ありがとう!というほかはない
この2作品は芸術という域にあり、もう比べたりするレベルではない
1つ言えるのは・・・・・
このゲームは俺がクリアした全ゲームの中で
間違いなくBEST5には入るであろうということ
FF7Rも同様
すごいこと
・最後に、ありがとう
首をひねりたくなることもまぁあったが、
とてつもない傑作を前にそんなものは微々たるマイナス
シナリオはニーアオートマタに匹敵する全ゲーム中最高と言える
本当に本当に、よくこの傑作を世に出してくれた
ありがとう - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 5 5 5
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