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「追放選挙」,デスゲームに参加する登場キャラ達の複雑に入り乱れる思惑と人間関係を紹介。“追放”された人間の末路をイメージしたPVも公開
本作の舞台は,荒廃した世界に存在する「アリスランド」という遊園地だ。外には人を喰らう化け物が徘徊していて脱出不可能なこの遊園地で,主人公・一条 要をはじめとする12人は「追放選挙」というデスゲームに参加させられることになる。
そして,最初の選挙で主人公の妹が“追放”されて死んでしまう。主人公は,このデスゲームを利用して「妹を追放した9人」に復讐する――というのが,本作のストーリーだ。
なお,選挙に負けて追放された人間がどのような末路をたどるのか,イメージPVが本日(2017年3月23日)15:00のタイミングで公開される予定なので,以下に掲載しておこう。
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以前「こちら」の記事で,登場キャラクター達を紹介したが,彼らには“裏の顔”とも言うべき思惑があり,それぞれでグループを形成していることが明らかになった。それぞれの“表”のプロフィールを振り返りつつ,裏の顔をチェックしてみよう。記事末尾にリリース資料の一部を引用しておくので,細かい部分まで掘り下げたい人はそちらも参照してほしい。
なお,主人公の要は,幼馴染の蓬茨苺恋(ほうし いちか)だけは,復讐の対象ではなく守るべき対象だと考えている。
また,要と苺恋は,アリスランドで保護した「ノーリ」という記憶喪失の少女を守ろうとしている。ノーリは追放選挙の参加者ではないが,なぜアリスランドにいたのかは不明だ。
姫野実乃璃(ひめの みおり) 性別:女性 年齢:15歳(中学生) CV:白城なお |
姫野勇璃(ひめの ゆうり) 性別:男性 年齢:14歳(中学生) CV:藤原夏海 |
石動道宗(いするぎ みちむね) 性別:男性 年齢:14歳(中学生) CV:井上雄貴 |
実乃璃と勇璃は姉弟で,道宗は勇璃の親友というグループだ。
実乃璃は温厚な性格で選挙に参加する意思が希薄,他人を傷つけることを嫌うグループの中心的存在。
男性同士の一線を越えた友情を好み,勇璃と道宗のカップリングをはじめ,妄想を書き連ねた日記を常に持ち歩いている。
女の子と間違えられそうな可愛らしい容姿の勇璃は,親友の道宗に想いを秘めた少年。心優しい性格ではあるが,時には損得を重視して判断をすることもある。
道宗が姉に想いを寄せていることを知っているが,それを応援したい気持ちと自分の気持ちの間で葛藤している。
道宗は,選挙で役に立つことは少ない体力派のキャラクターだ。
淡い恋心を抱いている実乃璃と親友の勇璃を守ることを最優先にし,常に行動を共にしているが,考えが至らずに空回りすることが多い。
蓼宮アーシャ(たでのみや あーしゃ)/蓼宮カーシャ(たでのみや かーしゃ) 性別:女性/女性 年齢:13歳(中学生)/13歳(中学生) CV:松田利冴/CV:松田颯水 |
伊純白秋(いすみ はくしゅう) 性別:男性 年齢:20歳(大学生) CV:土岐隼一 |
アーシャとカーシャは双子の姉妹で,白秋はその隣人で2人の家庭教師をしていたことがあるという関係。アーシャもカーシャも白秋を慕っていて基本的には従順だが,時には振り回すこともある。
アーシャ,カーシャはいずれも「自分だけ」が白秋と結ばれることを望んでいて,お互いの存在を邪魔に思っている。白秋を独占するためなら他人を傷つけることも厭わないという,常軌を逸した倫理観を持っている。
一方の白秋は,実はこの双子に対して強い復讐心を抱いている。過去に2人が起こした「ある事件」が原因らしい。常に双子と共にいるが,それは復讐の機会をうかがうため。ただし,その試みは毎回失敗しているようだ。
絢雷雷神(あやら いづき) 性別:男性 年齢:20歳(無職) CV:八代 拓 |
忍頂寺一政(にんちょうじ いっせい) 性別:男性 年齢:25歳(料理人) CV:河西健吾 |
百合園志歩理(ゆりぞの しほり) 性別:女性 年齢:21歳(大学生) CV:今村 彩夏 |
この3人はつながりが薄く,一番の年長者である一政が,雷神と志歩理を取りまとめようとしている感じのグループだ。
一政は有名料理店に勤務していた青年で,人当たりのいい性格をしている。雷神と志歩理の取りまとめは,あまりうまくいっていない。一方で,人を食らう化物に異常なまでの興味を示していて,デスゲームの管理者であるアリスと一緒に生態調査をしている。
雷神は他者に対して攻撃的な言動を繰り返し,12人の中で孤立している。過去の出来事がきっかけで極度の人間嫌いになってしまい,要から協力関係を持ちかけられても信用できずにいる。基本的に議論には参加しないが,興味はあるため盗み聞きすることもある。
志歩理は,他人に無関心で常に1人でいる女性。選挙への意欲も見られず,生きることに対する執着心もない。しかし,なぜか要には興味を抱き一方的な接触をしてくる。そのたびに苺恋に制止され,志歩理と苺恋の関係は険悪なものになる。
「追放選挙」公式サイト
「選挙」の参加者たちは、一癖も二癖もあるメンバーたち。
主人公・一条要は、選挙に勝ち抜くための情報収集を目的として、その他のメンバーとの交流を通じて、彼らの思惑などを探ります。
また、「選挙」が進むに連れて、追放された参加者を取り巻いていた人間関係が変化し、思わぬ事実が判明することがあります。
本報では、交流を通じて垣間見える、参加者たちの隠された過去や知られざる過去の一部をご紹介します。
CASE1:蓬茨 苺恋の場合
幼馴染である要に対して、絶対的な信頼を寄せる少女。その信頼は、「幼馴染への愛情」を越えて、要には絶対服従する「異常な依存」といえるほどである。これには、彼女たちの過去が関連しているようだが・・・ | |
「だから、私は要を信頼してる。誰よりも」 |
CASE2:姫野 実乃璃の場合
男性同士の「一線を越えた」友情を好み、弟・勇璃とその親友・道宗を暖かく見守っている。常に持ち歩いている日記には、勇璃と道宗のカップリングを筆頭に、「一線を越えた」妄想を書き連ねている。 | |
「それは……その、絵といいますか……そんな感じのものを……」 |
CASE3:姫野 勇璃の場合
女の子と間違えられる可愛らしい容姿をしており、親友・道宗への想いを秘めている少年。その親友が姉に想いを抱いており、親友の恋路を応援したい気持ちと、自らの親友への気持ちの間で葛藤している。 | |
「……み、みました?」 |
CASE4:石動 道宗の場合
常に親友・実乃璃と弟・勇璃と共に行動しており、実乃璃に対しては淡い恋心を抱いている。その2人を守ることだけを最優先するが、若さゆえに考えが至らず、空回りすることが多い。 | |
「……いや、ほんと勘弁してください」 |
CASE5:蓼宮 アーシャ・カーシャの場合
アーシャ・カーシャ共に、自分だけが白秋と結ばれることを望んでおり、お互いの存在を邪魔に思っている。二人とも、常軌を逸した倫理観を持っており、白秋を独占するためなら、他人を傷つけることも厭わない。 | |
「そんなことはありませんわ。白秋様の恋人は、私ですわ」 「いえ、白秋様の恋人は、私です」 |
CASE6:伊純 白秋の場合
アーシャ・カーシャが起こしたとある事件によって、双子に対して強い復讐心を抱いている青年。常に双子と共におり、復讐の機会を伺っているが、毎回、失敗に終わってしまう。 | |
「二人の本質は、全く同じだ。その残虐性も、異常さも」 |
CASE7:絢雷 雷神の場合
過去の出来事から、極度の人間嫌いになってしまった青年。基本的に議論などへは参加しないが、本心としては興味があるため、盗み聞きをすることも。要からは、協力関係を持ちかけられているが、信用できずにいる。 | |
「心配? そんなんじゃねえよ。ただ、お前は絶対に俺を裏切る」 |
CASE8:忍頂寺 一政の場合
孤立しがちな雷神・志歩理をまとめようとする青年。しかし、その試みはあまりうまくいっていない。人を喰らう「化け物」に対して異常なまでの興味を示し、アリスと共に生態調査を行っている。 | |
「よければ、君も一緒にどう? これ、ちょうどさっき焼き上がったばかりなんだ」 |
CASE9:百合園 志歩理の場合
他人に対して一切の興味がないが、何故か要に対して興味を抱き、一方的に接触する。その度に、苺恋に制止され、両者の関係は険悪なものになる。 | |
「今、とてもいい気分なの」 |
(C)2017 Nippon Ichi Software, Inc.
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