Switch用ソフト「いっしょにチョキッと スニッパーズ」を有野晋哉さんと小松未可子さんがプレイ。ザ・たっちも登場したステージをレポート

司会者（左）と有野晋哉さん（中央），小松未可子さん（右）

　任天堂は本日（2017年1月14日），東京ビッグサイトで開催しているNintendo Switch 体験会 2017で，ステージイベント「『いっしょにチョキッと スニッパーズ』体験ステージ」を実施した。

　このイベントは1月13日に行われたNintendo Switch プレゼンテーション 2017で発表されたばかりのNintendo Switch用ソフト「いっしょにチョキッと スニッパーズ」（以下，スニッパーズ）を，有野晋哉さん，小松未可子さん，ザ・たっち（かずやさん，たくやさん），そして来場者の中から選ばれた2人が体験するというものだ。

　そもそも発表されたばかりのゲームということもあり，まずは有野さんと小松さんがチュートリアルをプレイすることに。スニッパーズは，赤い「スニップ」と黄色い「クリップ」を各プレイヤーがそれぞれ動かし，ステージごとに設定された課題の達成を目指すというパズルゲームだ。最初に有野さんと小松さんが挑戦したのは，スニップとクリップを画面に表示されている点線の枠内におさめるだけというステージだった。


　キャラクターを指定の場所へ移動させれば済むだけということで最初のステージはあっさりとクリアしたが，問題は次だ。枠の形がキャラクターの形とあっていないということもあり，2人は大苦戦。互いのキャラクターを重ねた部分を切り取って形を変えればいいのだが，有野さんが小松さんのキャラクターを切り刻むなど，笑いをとりにいったこともあり，なかなかうまくいかなかったが，なんとかクリアした。

　チュートリアルの最後は，2人のキャラクターをうまく切ったり重ねたり，回転させたりしてハート型の枠におさめるというもの。2人ともコツをつかんだせいか，このステージは目的は比較的すんなりと達成していた。


　続いてのコーナーは，会場でスカウトされた2人と，有野さん＆小松さんがそれぞれがペアとなり，制限時間内にステージのクリアを目指すというもの。制限時間は2チーム合計で15分。目標を達成できなかった場合は，ザ・たっちが新ギャグを披露するという罰ゲーム（？）が用意されていた。

お互いのキャラクターが重なっている部分を切ることができる

　最初に一般の2人が挑戦したのは，点線の枠にそれぞれのキャラクターを収めるという，チュートリアルの延長にあるステージだった。操作になれていなかったこともあってか，若干手間取ったが，2分ほどでクリア。有野さんと小松さんへとバトンを渡した。

　有野さんと小松さんが挑戦することになったのは，画面の右端にバスケットボールのゴールのようなものがあるステージだ。それまで体験してきたものとはお題の傾向が異なっていたせいか，2人ともかなりとまどい気味。お題が何かということが分かっていなかったが，左に側にあるボタンを押すとボールを落ちてくることを発見し，ボールをゴールに入れればいいのではないかと，クリア条件に気がついた。

ゴールの下からボールをいれようとしたが，上からでないとクリアにならなかった

　かなりドタバタとしていたが，最終的には小松さんがボタンをおして，有野さんが弾いたボールをゴールまで運びきりなんとかクリア。ザ・たっちの2人に，「有野さんはなにもしていなかった」と突っ込まれていた。

　ここまでのクリアタイムは7分54秒で無事に目標を達成していたのだが，残り時間に余裕があるということでザ・たっちの2人も別のステージに挑戦することに。罰ゲームの設定はそのままなので，7分6秒以内にクリアすれば問題ないが，目標を達成できなかった場合は，新ギャグの披露となる。

　ザ・たっちが挑戦することになったのは，画面右上にボタンがあり，下に鉛筆削りのようなものがあるステージだ。最初はなにをすればいいのか分かっていなかった2人だが，ボタンを押すと鉛筆が落ちてくることに気がついたことで，目標が鉛筆削りに鉛筆を入れるということだとひらめいた。

「U」の形に切ることで活路が開いた

　とはいえ，うまく鉛筆を画面右へ運ぶ手段が分からずに苦戦が続く。試行錯誤が続くなかで，どちらかがひらめいたのか，片方のキャラクターを「J」の形に切り，その状態をうまく使ってもう片方を「U｝の形にすることに成功した。

　鉛筆をUのへこみ部分に落として支え，その状態で鉛筆削りまで運べば目標達成というクリア方法が見えたが，今度はボタンを押したほうのキャラクターが邪魔になって鉛筆削りまで到達できないという事態に。最終的にはボタンを押した側のキャラクターがしゃがんですれ違えるようにし，無事に目標達成となった。合計のクリアタイムも12分21秒と罰ゲームもまぬがれたはずだったが……。

　イベントのエンディングでは有野さんが「声をかけあって遊べるのが楽しい」，小松さんが「何をするのかを考えさせられる点がいい」，ザ・たっちの2人が「家族でやると楽しそうだ」とそれぞれ感想を述べた。これでイベントは終了するかと思いきや，有野さんが「目標タイムは12分20秒だったはずだから罰ゲームだ！」とまさかの発言を。というわけで，イベントの最後はザ・たっちが持ちネタの「幽体離脱」を「スニッパーズ」と言いながらやるというオチで締められた。

有野さんの無茶ぶりにこたえるザ・たっちの2人