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「ガンスリンガー ストラトス」が世界進出に向け,9月のバージョンアップを最後に充電期間へ。稼動6周年記念イベントで発表
このイベントでシリーズプロデューサーの門井信樹氏は,現在稼働中の「ガンスリンガーストラトス∑」のバージョンアップを9月で終了し,シリーズの海外進出に向けて動いていくことを発表した。本稿ではその詳細をお伝えするとともに,当日開催された公式大会「神位頂上決戦」の結果についてもお届けする。
この発表はイベント終了間際にMCやゲストが降壇後,シリーズ6年の歴史を振り返る特別な映像が流され,ステージに再登場した門井氏から告げられた。映像の最後にスクリーンには,新ステージを思わせる夜の街のイメージビジュアルが映し出された。
門井氏は本作が6年続いたことに対し,ファンに向けて感謝の気持ちを述べるとともに,「我々はもっとガンストを広めて行きたい」とし,世界進出を考えていることを明かした。世界に挑むにあたり,開発のすべてをそこに注ぐために,本日(2018年8月20日)配信されるものと,9月に予定しているバージョンアップを最後に充電期間に入るという。なお,ネットワークに関しては引き続きサービスを行い,ゲームプレイ自体は今後も行えるとのことだ。
檀上にはこの6年間を共に歩んできた,風澄 徹役の阿部 敦さんが登場し,シリーズの今後について門井氏とトークを展開した。画面のビジュアルはまだ決定ではないラフアートであり,その舞台はサンフランシスコとのこと。そこに映っているのは風澄で,「世界に向けた内容になるものの,キャラクター自体は大きく変わる予定はない」と門井氏が語ると,阿部さんは「ホッとしたよ!」とひと安心。門井氏は「キャラクターが増える可能性はあるが,基本は皆さんと育ててきたガンストを,うまく再構築したい」と続けた。
開発期間などを含めると7〜8年間を共にしてきた2人は,発表会や内覧会などで各地を回った思い出を語る。サービス6年となると,稼動開始時に学生だったプレイヤーは社会人になっていて,「皆さんと青春を一緒に過ごしてきたような気分」と門井氏。
阿部さんも「主人公としてガンスリンガー ストラトスという作品を6年間背負わせていただいた」ことに感謝を込めつつ,「僕自身もプレイヤーとして,皆さんとまたマッチングして遊べることを楽しみにしつつ,その時までに腕を磨いていい戦いをしましょう!」と,新たなガンストの門出にエールを贈った。
公式大会「神位頂上決戦」の決勝戦についてもお伝えしていこう。出場するチームメンバー全員がクラス「GOD」に昇格していることが条件という,史上最強のチームを決めるこの決戦。当日昼より,全17チームがトーナメントを繰り広げ,そこから勝ち残った「インフェルノ橋本」と「俺,いらなくね?」の2チームが決勝へと進出した。
MCのセクシー齋藤さんのかけ声で,決勝戦がスタート |
大会ではラウンド状のスクリーン左右2面に,各チームのメインモニターの映像が映し出された |
決勝戦は3本勝負の2本先取のルールで,互いの得意とするステージをそれぞれ選んで戦う。第1戦は日本橋をステージに選んだ「俺,いらなくね?」が,全員の完璧な位置どりで有利に進め,時間いっぱいまで戦い勝利を飾った。その勢いは第2戦も続き,中盤まで誰も倒されることのない戦いで「インフェルノ橋本」を常に押す試合運びを見せる。そのまま2本を先取し,「俺,いらなくね?」が見事優勝を飾った。
優勝した「俺,いらなくね?」のメンバーには,「天地神明」の特別称号と「EXPERT」のEXアイコンが授与されたほか,優勝賞品として黄金のガンコントローラーが贈られた。
「ガンスリンガーストラトス∑」公式サイト
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ガンスリンガー ストラトス∑
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