北米時間の2017年6月11日に開催されたBethesda Softworksのカンファレンス
「Bethesda E3 2017 Showcase」。本イベントで
「The Evil Within 2」(
PC/
PS4/
Xbox One)や
「Wolfenstein II: The New Colossus」(
PC/
PS4/
Xbox One)が発表になったことについては速報でお伝えしたとおりだ。
発表内容をまとめた記事も掲載されているので,ここではイベントそのものの様子をお伝えしたい。というのも,BethesdaのE3イベントは毎年かなり異色だからだ。
大きなホールに関係者やプレスを集め,開発者が次々に登壇してゲームを紹介し,ムービーを公開したり,デモプレイを見せたりというのが,よくあるカンファレンスの姿だが,Bethesdaの場合,
それにパーティーがくっつくのである。
長い待機列がようやく終わると……
![画像集 No.001のサムネイル画像 / [E3 2017]まるで1950年代のテーマパークのようだった「Bethesda E3 2017 Showcase」会場レポート](/games/384/G038412/20170613060/TN/001.jpg) |
例によって,会場の前には長蛇の列ができ,なんとかそれを乗り越えて入場すると,そこはまるで遊園地のようなアンバイで,無料のスタンドではお酒も振る舞われるため,かなりできあがっちゃってる人も少なくない。真面目でしかもお酒が飲めない筆者は,それだけでもう驚愕だ。この人達って,ホテルに帰って泣きながら原稿を書いたりしないのだろうか。しないのだろうな。うらやましい。
ソフトドリンクとしては
「ヌカコーラ」があったが,色がちょっと危険な感じだったので,筆者は飲まなかった。
そこはベセスダランドだ。マジかよ! と思ったのは筆者だけではあるまい
![画像集 No.002のサムネイル画像 / [E3 2017]まるで1950年代のテーマパークのようだった「Bethesda E3 2017 Showcase」会場レポート](/games/384/G038412/20170613060/TN/002.jpg) |
写真にもあるように,会場は
「BETHESDALAND」(ベセスダランド)というテーマパークの体でレイアウトされている。遊園地といっても,どこか荒廃した,1950年代から60年代の遊園地のような雰囲気で,
「Fallout」シリーズのファンならグッとくること間違いない。観覧車なんかもあって,実際に人が乗れたりするので,お金かかってます。
ロサンゼルスの摩天楼を背景に立つ観覧車
![画像集 No.003のサムネイル画像 / [E3 2017]まるで1950年代のテーマパークのようだった「Bethesda E3 2017 Showcase」会場レポート](/games/384/G038412/20170613060/TN/003.jpg) |
乗っている人もいた。楽しそうだった
![画像集 No.004のサムネイル画像 / [E3 2017]まるで1950年代のテーマパークのようだった「Bethesda E3 2017 Showcase」会場レポート](/games/384/G038412/20170613060/TN/004.jpg) |
真ん中に立って記念写真を撮ろう,のコーナー。筆者はボッチだったので,無理だった
![画像集 No.008のサムネイル画像 / [E3 2017]まるで1950年代のテーマパークのようだった「Bethesda E3 2017 Showcase」会場レポート](/games/384/G038412/20170613060/TN/008.jpg) |
これがベセスダランドの全景だ。実際の会場とは,もちろん違います
![画像集 No.010のサムネイル画像 / [E3 2017]まるで1950年代のテーマパークのようだった「Bethesda E3 2017 Showcase」会場レポート](/games/384/G038412/20170613060/TN/010.jpg) |
「Fallout」だけでなく
「DOOM」や
「The Elder Scrolls: Skyrim」,そして
「Dishonored」といった作品がテーマになったと思われる作りモノもあちこちにあり,まさにそこはキッチュで怪しいベセスダランド。カメラを向けても人しか映らないのでうまく撮影できなかったのだが,試遊台も並んでおり,さらに来場者の似顔絵を描いてくれるコーナーもあったりして,楽しみ方はそれぞれといった感じだった。
ステージも屋外にあり,しかも椅子なしの立ち見という状況なので,背の高い外国の人(ここでは筆者が外国の人だが)に囲まれて撮影も大変で,正直なところ,仕事をするにはなかなかきつい環境だ。とはいえ,来場者が楽しんでいたのは間違いなく,そのへんがまた人を集める理由でもあるのだろう。来年はぜひ,頭をスッパリ切り替えて臨んでみたい。
スクリーンの背後には,特設のVIP席が用意されていて,うらやましかった
![画像集 No.006のサムネイル画像 / [E3 2017]まるで1950年代のテーマパークのようだった「Bethesda E3 2017 Showcase」会場レポート](/games/384/G038412/20170613060/TN/006.jpg) |