プレイレポート
「MONSTER HUNTER: WORLD」狩猟生活ノススメ 第3回:“縄張り意識”がクエスト成功の秘訣? 苦手なアンジャナフ,再び……
第1回:見た目は凄腕,中身はド素人! 新米ハンター,新大陸に立つ
第2回:いよいよ狩りが本格化! アンジャナフ,おそろしい子……編
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大型モンスター,激突!
そのとき,ハンターはどうするべき?
前回,古代樹の森でアンジャナフに追われてヒイヒイ言いながらも,プケプケとボルボロスの討伐に成功したEddie。ほのかな自信が芽生え始めたところで,彼の前に立ちはだかる次なるモンスターはジュラトドスだ。
ジュラトドスはボルボロスと同じく沼地を好み,地の利を生かした動きが特徴的なモンスター。しかしボルボロスと決定的に違うのは,沼地にしか生息しないという点だ。
沼地には地面が少ない。そのため,沼の中をヨッコラショと移動することになるわけだが,ジュラトドスの吐いた泥に気づかずに踏んでしまうこともあり,なかなか攻勢に転じられない。
沼地は動きづらいが,幸いにもジュラトドスの動きはそんなに速くない。一定の距離を保ちつつ,慎重に回避行動をしていれば,なんとかなりそうな予感。ここは焦らず,じっくりいこう…………と思ったそのとき,背後から影が!
いつの間にかボルボロスが忍び寄っていた。オイオイ,カンベンしてくれよ!
狼狽えるEddieに対して,受付嬢は「モンスター同士が争いを……? この生態は利用できるかもしれません」とつぶやく。確かに画面右側には「縄張り争い」と表示されているが……。
前回もクルルヤックとドスジャグラスが鉢合わせになったが,あれはクルルヤックが移動した場所にドスジャグラスがいただけの話。今回は「同じエリアを縄張りとするモンスター2頭の争い」ということだろうか。
あまりの迫力を目の当たりにして,完全に観客と化して見入ってしまった。しかも,身体に巻きついたジュラトドスを振りほどき,沼地に叩きつけるボルボロス,そのときのダメージに目を見張る。
ボルボロスがジュラトドスに与えたダメージは「246」。え,マジ? こちとら,弱点部位にヒットしたときでさえ,8とか9とかなのに……。
こうなったら,やるべきことは一つ。都合のいいことに装備もボロスメイルだし。「へへ……ボルボロス先生,アッシは同族ですぜ。この小生意気な野郎をやっちまいましょう!」
まさかモンスターと手を組んで,モンスターを狩れるとは……。頼もしい味方を得て,すっかり安心しきっていたら,突然,ボルボロス先生がこっちに突進してきたよ!
混乱するEddie,躍動するボルボロス先生。それを横目にジュラトドスはスイーッと離れていく。さすがに先生相手では分が悪いと感じたようだ。
やはりジュラトドスはだいぶ弱っている。ここはEddieのフィニッシュブローこと「機関竜弾」の出番だ。いそいそと準備するEddie。しかし,その背後から“ジョーズ”のように忍び寄るジュラトドス……。
まるでアクション映画のクライマックスのような立ち回りで,ジュラトドスの討伐に成功。Eddie,良かったよ! おいしいところだけ持っていく黒人俳優みたいだったよ!
さて,振り返ってみると,前回から快進撃が続いている。「モンハン」にビビっていた過去は昔,「このままサクサクいっちゃうんじゃないの!」と思っていたら,そんな天狗の鼻をポッキリと折るモンスターが現れた。
飛雷竜の異名を持つトビカガチはその名のとおり,体毛に静電気を溜め込み,素早い動きから飛びかかってくるモンスターだ。
こちらがヘビィボウガンの照準を合わせて狙いを定めている間にも,トビカガチは驚くべきスピードで移動しまくるため,機関竜弾も避けられやすい。
どれくらい素早いのか。それをお伝えするために以下の写真をご覧いただきたい。
これはムービーからコマ送りで撮影したものだが,それなりの距離を保っていたところから,「ガブッ」といかれてしまうまでは一瞬の出来事だ。これまではモンスターの動きを見てから回避行動をとっていたが,トビカガチの攻撃には通用しない。
なるべく離れた場所から狙撃を試みるも,トビカガチは一気に距離を詰めてくる。「どうする? どうすればいい?」と考えているうちに……。
最後まで食い下がったものの,正直,これといった対策が思いつかず,初めての壁にぶつかった形だ。キャンプに運ばれて打ちのめされるEddieに対して,さりげなく受付嬢が言葉をかける。
……根拠はなさそうだけど,そういうものなのかな? とにかく食らいついてみるしかないのかな?
再びトビカガチを発見したときには,さっきと違う展開が目の前に広がっていた。トビカガチとアンジャナフの縄張り争いが勃発。そうか,これがあった……。
もちろん,縄張り争いはいつまでも続くわけではないが,トビカガチがアンジャナフに気をとられている間は絶好の攻撃チャンスだ。
縄張り争いに乗じて,機関竜弾をしこたま撃ち込むことに成功。やがてトビカガチはアンジャナフから逃げるように移動したが,なんと12分18秒で討伐に成功。間違いなく縄張り争いのおかげである。
「もう1回,狩ってこい」と言われたら,まったく自信がないが,とにかく成功は成功だ。受付嬢に「フフ,キミの言葉のおかげで勝てたのかもしれないね……」と(脳内で)話しかけていると,新たな任務クエスト「森の暴れん坊・アンジャナフ」が登場していた。
もうアンジャナフの出番なの? あれ,だって,プケプケの狩猟クエストのときに秒で力尽きたんですけど……。
どう見てもアンジャナフは強い。とはいえ,Eddieだって前回より強くなっているはずだ。やるだけやってみよう。案外,なんとかなるかもしれないし!
アンジャナフのおかげで,己の未熟を知ることができた。ここは一旦,調査拠点アステラに戻って,武器と防具をチェックするべきだろう。しかし,武器の強化に必要な素材は不明で,現段階では無理っぽい。
そういうことなら,防具の強化だ。全身の部位を防御力の高いものにチェンジしたうえで,鎧玉を惜しみなく使いまくる。せめて防御力を高めて,なるべく耐えられるようになれば,アンジャナフに太刀打ちできるかもしれない。
なんとかアンジャナフに食らいつくEddie。移動するアンジャナフを追いつつ,徐々にダメージを与えていくと,その先でリオレウスに遭遇した。“ド素人”を自称する筆者でも,その名前は聞いたことがある。絶対にまだ手を出してはいけない相手だ……。
伸るか反るか。考えあぐねていると,画面には「縄張り争い」の表示があるじゃないか。
これはチャンス到来! 乗るしかない,このビッグウェーブに。防具の強化が功を奏したのか,さっきより受けるダメージ量も少ないようだ。
やったっ……やったっ……。アンジャナフに対する苦手意識から解放されたことで,達成感と精神的な脱力が半々といったところだ。Eddie,頑張った。オトモのOtomo Kohei(「オトモ コーヘイ」と発音してください)も頑張った。Koheiが何度もアンジャナフの注意を引いてくれたから,本当に助かったよ……。
その後,さらに任務を進めていくと,新たな調査の舞台「陸珊瑚の台地」が登場。だが,このフィールドに登場する最初の狩猟対象「パオウルムー」を前に,Eddieはかつてない危機に陥るのだった……。
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