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アドベンチャーゲーム「Where the Water Tastes Like Wine」に,ミュージシャンのスティングさんが声優として参加
キャンド・ヒートの名曲「Going up the Country」の一節からタイトルが付けられた「Where the Water Tastes Like Wine」は,16のストーリーをそれぞれ違う脚本家が担当する,アンソロジー形式のタイトル。ガイコツの主人公が古き良き時代のアメリカ各地を放浪しながら,そこに住む人々に語られる民話を収集していく姿を描く。
ストーリーの語り部や登場キャラクターは気鋭のグラフィックスアーティスト,キーラン・ジェット(Kellan Jett)氏の手による木版画風のアートで表現されている。非常に味わいのある雰囲気だ。
ムービーでも確認できるように,登場キャラクターの中でも印象的な,タロットカードを操るオオカミの頭を持った「ウルフ」の声を担当するのは,ミュージシャンの大御所,スティングさんだ。スティングさんは映画やドラマへの出演経験もあるので,本作でどのような演技を見せてくれるのか,気になるところである。
本作にはスティングさんに加えて,アメリカの著名な声優が多数参加している。「The Walking Dead: A Telltale Games」でクレメンタインを演じたメリッサ・ハッチソン(Melissa Hutchson)さん,「Shadow Warrior 2」でカミコ,アニメ「攻殻機動隊 新劇場版」の英語版でモトコ役を務めたエリザベス・マックスウェル(Elizabeth Maxwell)さん,「Firewatch」のデリラ役などで知られるシシー・ジョーンズ(Cissy Jones)さん,「Mass Effect」のアシュリー役だったキンベリー・ブルックス(Kimberly Brooks)さん,そして「Batman: Arkham Knight」「Fallout 4」など,何十本ものゲームに出演経験を持つデイブ・フェノイ(Dave Fennoy)さんなど,そうそうたる顔触れだ。
残念ながら今のところ日本語化の予定はないようだが,英語の勉強がてらに,味わい深いストーリーを楽しむのもいいだろう。
「Where the Water Tastes Like Wine」公式サイト
- 関連タイトル:
Where the Water Tastes Like Wine
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