埋もれ行く民話を聞き集めるアドベンチャー「Where the Water Tastes Like Wine」の最新トレイラーが公開。新たに4人の声優が明らかに

　Good Shepherd Entertainmentは，Dim Bulb Games とSerenity Forgeが共同開発するアドベンチャーゲーム「Where the Water Tastes Like Wine」の最新トレイラーを公開した。


　「Where the Water Tastes Like Wine」は，「文明はヨーロッパから大西洋を渡ってアメリカ大陸に伝わり，さらに西へ向かってアジアへと広がっていく」という「マニフェスト・デスティニー」と呼ばれる文明観がテーマ。まだ開拓が行われる前，ネイティブアメリカンのアミニズムをはじめとしたさまざまな風習が息づくアメリカ西部を舞台に，埋もれようとする民話を集めていくアンソロジー形式のゲームとなっている。

　それぞれストーリーは欧米のゲーム業界で活躍するフリーランスの脚本家たちが担当しており，登場キャラクターの声優も，前回の記事でお伝えしたとおり，かなりユニークなキャスティングだ。


　今回のトレイラーでは新たに4人の声優が明らかになった。TVドラマ「アメリカン・クライム」などに出演経験を持つニコラス・サエンツ（Nicholas Saenz）さん，「FINAL FANTASY XV」や「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」などの人気タイトルに参加したサラ・エルマレー（Sarah Elmaleh）さん，メキシコ系アメリカ人としてさまざまな映像作品で活動するアンパロ・ガルシア=クロウ（Amparo Garcia-Crow）さん，子役出身で，最近では「セインツロウIV」のピアース・ワシントン役など，ゲーム分野での活躍がめざましいアリフ・F・キンチェン（Arif F. Kinchen）さんという顔触れだ，

　2018年早期となったまま，リリース時期のアップデートがない本作だが，ユニークな作風が欧米でも注目を集めつつある模様。現時点で日本語化の予定はなさそうだが，その動向が気になるプロジェクトである。

「Where the Water Tastes Like Wine」公式サイト