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[TSG 2018]「LEFT ALIVE」の生配信をレポート。行動による展開の分岐など,初公開シーンが明らかに
「LEFT ALIVE」公式サイト
本作は,「フロントミッション」シリーズの世界設定を受け継ぐ新作サバイバルアクションだ。まずは初公開となる,物語の背景を紹介するムービーが流れた。
二足歩行兵器「ヴァンツァー」を用いた紛争が世界各地で起きる中,2127年12月,黒海の近くに位置する「カルモーニャ共和国」は,隣国「ルテニア共和国」に対して突如宣戦を布告する。奇襲を受けたルテニア軍防衛部隊は総崩れとなり,戦いは瞬く間に終わった。しかし,戦場には取り残された人々がいた。
本作の3人の主人公達は,それぞれが異なる状況で戦場に1人残され,生存を懸けた戦いに挑むことになるのだ。
続いて,これまで海外イベントでメディアや関係者に見せていたプレイ映像が,初めて一般向けに公開された。
まずは女性主人公オリガによるプレイの模様だ。どうやら,建物内で敵に襲われているようで,脱出するために通路を進んでいる。だが,通路をふさぐ敵兵達は,物陰に隠れたオリガに容赦なく発砲してくる。
オリガは,弾薬をほとんど持っておらず,ハンドガンぐらいしか反撃の方法はない。そうした中,煙幕やワイヤートラップを使って敵を倒していくという展開だ。本作では,常に追い詰められた状況になるので,シューターとして単に敵を倒すのではなく,さまざまな攻略法を考えていくことになるという。
次に公開されたのは,ヴァンツァーの戦闘だ。敵に攻め込まれている状況なので,ここではヴァンツァーが敵として登場する。主人公は生身なので,どうにかして対処しなければならないという場面がゲームでは多いという。映像では,敵のヴァンツァーを奪って対等な状態で戦うという場面が確認できた。
シリーズ従来作ではパーツのカスタマイズが行えたが,今回は状況が状況なので,そうしたカスタマイズパーツはない。その代わり,敵のヴァンツァーを撃破すると落とした武器を拾えるので,どの敵を倒してどの武器を使うといった戦略が生まれるという。
さらに,ヴァンツァーパイロットの主人公であるミハイルのシーンが公開された。
警戒しながら前進するミハイルに,突然,フリージャーナリストを名乗る男が話しかけてくる。男は,ルテニア軍は撤退を決めていて,ミハイルのもとに援軍を送るつもりはないと話す。このままでは敵の残党狩りに追われることになるが,彼なら脱出ルートを確保できるというのだ。見るからに怪しげな男だが,フリージャーナリストというのは本当であるようだ。
会話の途中,ミハイルの会話の選択肢が何度か登場し,最後には,あとで会う約束をすることになったが,選んだ会話によって展開が分岐することもあるとのこと。
次のシーンでは,選択肢ではなく行動による分岐が紹介された。
目の前には,敵の兵士に銃を突き付けられた3人のNPCがいる。危険を冒して彼らを助けるか,それとも見捨てるのかというわけだ。使える弾薬が限られているので,時と場合によっては助ける余裕がないこともある。今回は,1人ずつ射殺されていく中,最後の1人だけ救出に成功するという展開になっていた。
NPCを助けてもメリットがあるとは限らないが,NPCにはそれぞれ背景があり,エンディングで彼らがその後,どうなったかが分かるという。しかし,助けずに死亡してしまった場合は,「死にました」で終わるという。
放送の最後に鍋島氏は,「やっとゲームのあらましをお話しできて,お待たせしましたという思いでいっぱいです。2月の発売に向けて一生懸命作っていますので,よろしくお願いします」とコメント。橋本氏は,「フロントミッションには1作目から関わっていまして,今回の新作が本当に嬉しいし,スタッフに恵まれてレベルの高い作品になっています。ぜひプレイしてください」と述べて,配信を締めくくった。
4Gamer「東京ゲームショウ2018」特設サイト
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(C)2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN: YOJI SHINKAWA (KOJIMA PRODUCTIONS Co., Ltd.)
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