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「クロノ ブリゲード」は4月18日から配信! 小野賢章さんら主要声優陣も登壇した“完成披露の宴”をレポート
「クロノ ブリゲード」公式サイト
イベント冒頭では,本作のプロデューサー,小川陽二郎氏が登壇して謝辞を述べつつ,先日公開されたばかりのプロモーションムービーをあらためて紹介した。
クロノ ブリゲードは,“共闘”を軸にしたスマートフォン向けRPGで,最大4人のプレイヤーが協力してクエストに挑み,1〜10の数字が割り振られている10枚のカードからなるデッキを使い,ターン制バトルを繰り広げる。
各プレイヤーは,ターンごとにランダムで配られる計3枚の手札から1枚を選択。それぞれが選んだカードと敵のカードをすべて同時にオープンし,各カードの効果が数字の低い順から発動していく。
なお敵味方を問わず,同じ数字のカードが場にオープンした場合は「バッティング」が発生し,さまざまな特殊効果が発動する。ケースに応じてメリット,デメリットのどちらになるかは変わってくるので,カードを選ぶ段階で味方とコミュニケーションを交わすことも重要だ。
ゲームの基本的な遊び方が紹介されたあと,YouTubeの「クロノ ブリゲード公式チャンネル」で毎週公開されている公式番組「週刊 みんなで!クロブリ」の出演者4名が登壇し,実機プレイを披露した。
クエスト中,手札からカードを選ぶ時間は30秒に設定されており,味方との意思疎通は迅速に行いたい場面だ。出演者らは実際に声をかけ合いつつ,選ぶカードを伝えたり,作戦を立てたりしながらプレイしていた。
ちなみに小川氏による補足だが,手札のカードを場に出すまでの流れは,選択>決定の2段階を経る形式が採用されている。自身のカード選択時は,ほかのプレイヤーの選んでいるカードも確認できるとのこと。
ゲームの主人公「ライト」役の小野賢章さん,「リズ」役の植田佳奈さん,「パルテナ・ナナ」役の名塚佳織さんの声優3名もゲストとして会場に駆けつけた。
声優陣は収録時のエピソードをメインに語っていた。台本を読んだときの感想を求められた植田さんは「冒頭から,ここまで驚いたシナリオは久しぶりです」とコメント。作り込まれた世界観に声優陣は驚きを隠せなかったそうだ。
小野さんは演技の難しさを伝えていた。本作のストーリーは,“第10章”からスタートし,終着点からさかのぼっていく形で物語が進行するのだ。その特殊な構成はライトの「記憶を代償にして時をさかのぼる」という能力に起因し,プレイヤーはライトの失った記憶を読み進めていくことになる。つまり小野さんは「物語のクライマックスでありながら,当の主人公はその事実を知らない」という形で声を吹き込むことになり,試行錯誤した様子である。
最後に再び小川陽二郎氏が登壇し,クロノ ブリゲードが4月18日から配信されることを発表した。また,本イベントの開催を記念し,今回ゲストとして登壇した声優陣によるサインが描かれた「キャラクターボード」のプレゼントキャンペーンも告知。気になる人は公式Twitterなどをチェックしつつ,ゲームの配信日を待とう。
「クロノ ブリゲード」公式サイト
(C)NCJAPAN,2017
(C)NCJAPAN,2017