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ASRock,B650E/B650搭載マザーボードを国内発売。価格は税込3万円台半ばから
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印刷2022/10/03 22:00

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ASRock,B650E/B650搭載マザーボードを国内発売。価格は税込3万円台半ばから

 2022年10月3日,ASRockは,AMDが発売したばかりのデスクトップPC向け新型CPU「Ryzen 7000」シリーズに対応した「AMD B650E」(以下,B650E)チップセットおよび,「AMD B650」(以下,B650)チップセットを搭載したマザーボード計7製品を発表した。ASRockの独自対応により,B650E搭載製品だけでなく,下位モデルであるB650搭載製品にも,PCI Express(以下,PCIe)5.0対応のM.2 SSDスロットを搭載したのが特徴だ。

画像集 No.001のサムネイル画像 / ASRock,B650E/B650搭載マザーボードを国内発売。価格は税込3万円台半ばから

 製品ラインナップと税込のメーカー想定売価,発売日は以下のとおり。
 
  • B650E Taichi:E-ATX,価格未定,発売日未定
  • B650E Steel Legend WiFi:ATX,4万9980円,10月11日発売
  • B650E PG Riptide WiFi:ATX,4万5980円,10月14日発売
  • B650M PG Riptide WiFi:MicroATX,価格未定,発売日未定
  • B650 PG Lightning:ATX,3万5980円,10月11日発売
  • B650E PG-ITX WiFi:Mini-ITX,価格未定,発売日未定
  • B650 Pro RS:ATX,3万8980円,10月11日発売

 B650EとB650は,いずれもミドルクラス市場向けのチップセットだ。デュアルチップ構成の「AMD X670E」(以下,X670E)と「AMD X670」(以下,X670)チップセットに対して,B650EとB650はシングルチップ構成で,周辺機器を接続するPCIeレーン数が4レーン分少ないのが目に付く違いとなる。

Ryzen 7000対応チップセットの概要
画像集 No.002のサムネイル画像 / ASRock,B650E/B650搭載マザーボードを国内発売。価格は税込3万円台半ばから

 また,型番の末尾にEが付く上位モデルを搭載したマザーボードでは,グラフィックスカードとの接続用にPCIe 5.0対応の拡張スロットを搭載する一方で,X670/B650搭載マザーボードには搭載していない点に注意したい。今後登場であろうPCIe 5.0対応グラフィックスカードの性能をフルに発揮させたいのであれば,X670E/B650E搭載マザーボードを選んだほうがいいだろう。
 
 ASRock製のB650E/B650マザーボードは,X670Eマザーボード(関連記事)と同じく,電源回路を強化したのが特徴だ。とくにB650E Taichiは,上位製品と同じ24フェーズものVRM(Voltage Regulator Module)を搭載する。

24フェーズのVRMを搭載するB650E Taichi。機能や性能は,上位製品とほとんど変わらない
画像集 No.003のサムネイル画像 / ASRock,B650E/B650搭載マザーボードを国内発売。価格は税込3万円台半ばから

 また,E-ATXとATXモデルは,高純度の銅を採用した8層PCB基板を採用することで,基板そのものやVRMの発熱を抑えるという。

6層基板と比べて,8層基板を採用した場合,基板の温度を最大で29度下げられるそうだ
画像集 No.004のサムネイル画像 / ASRock,B650E/B650搭載マザーボードを国内発売。価格は税込3万円台半ばから

ASRockのマザーボード特設ページ

ASRock日本語公式Webサイト

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