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「Starfield」,ゲームディレクターのTodd Howard氏がファンの質問に答える動画公開。会話のボリュームは,SkyrimとFallout 4の合計を上回る
「Starfield」公式サイト
2023年前半の発売が予定されている「Starfield」は,2018年のE3に合わせて開催された「Bethesda E3 2018 Showcase」で初公開されたタイトルで,「The Elder Scrolls」シリーズ,「Fallout」シリーズに続く25年ぶりの完全新規IPで,第3のフランチャイズにすべく,Bethesda Game Studiosが全力で開発に取り組んでいる。
公開された情報は現段階でそれほど多くはないが,本作は24世紀を舞台としたRPGで,人類が2つの勢力に分かれて太陽系の開拓を競う中,微妙な政治的バランスのもとで,さまざま冒険を繰り広げることになる。
開発者ダイアリーの最新版となる今回の映像では,SNSなどを通じて寄せられたファンの質問にHoward氏が答えるという形式で進められている。Howard氏によれば,「Starfield」にインスピレーションを与えたタイトルはたくさんあるが,「とくに」ということなら「SunDog: Frozen Legacy」とのこと。FTL Gamesという会社が1984年にリリースした「SunDog」は,Apple II向けに開発されたRPGで,トレーディングを中心に,自由度の高い冒険が楽しめた。また,Game Designers' Workshopが1977年に発売したTRPG「Traveller」の名前も挙げられた。この作品は,日本でも発売されたので,プレイした人もいるかもしれない。Howard氏は,こうした作品を現代のPCやコンシューマ機で実現しようと考えているという。
欧米ファンの間で議論が盛んな,「『Starfield』はハードSFなのか?」と言う質問に対してHoward氏は,「Yes」が「No」で答えることについて疑問を呈しつつ,あえて言えばハードSFだと述べた。宇宙船や宇宙を探索する方法は,それらしくできており,開発スタッフは燃料や重力駆動の仕組みなどを研究をしているという。Howard氏自身も量子力学や空間理論などを読んだものの,とはいえ,これはゲームであり,プレイヤーが苦痛なくプレイできることが重要だと答えている。
このほか,キャラクターに与えられる「Trait」(特性)や,会話システムが以前のような伝統的なものに回帰していること,「Persuasion」(説得)システムの存在,さらにダイアログのボリュームが「The Elder Scrolls V: Skyrim」と「Fallout 4」を合わせたものよりも多いといったことが語られている。詳しくは,映像をチェックしてほしい。
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(C)2023 ZeniMax Media Inc. Starfield, Bethesda, Bethesda Game Studios, Bethesda Softworks, ZeniMax and related logos are registered trademarks or trademarks of ZeniMax Media Inc. in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved.
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