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  • カプコン
  • 発売日:2019/01/25
  • 価格:7222円+税
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印刷2018/09/20 22:26

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[TGS2018]「バイオハザード RE:2」ステージイベントをレポート。オリジナル版を遊んだ人が驚く“再構築”が本作の魅力

 東京ゲームショウ2018の開幕日となった2018年9月20日のカプコンブースで,2019年1月25日の発売が決定した「バイオハザード RE:2」PCPS4Xbox One。以下,「RE:2」)のステージイベントが行われた。プロデューサーを務める平林良章氏神田 剛氏が登壇し,実機プレイを交えながらゲームの魅力が紹介されたステージの模様をレポートしよう。

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(写真左から)プロデューサーの平林良章氏と神田 剛氏
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 カプコンの看板タイトルであるサバイバルホラー「バイオハザード」シリーズの2作目として,1998年に登場した「バイオハザード2」(以下,「バイオ2」)。そこから21年の歳月を経て発売される「RE:2」は,オリジナル版の再現に留まるものではなく,「ストーリーやゲーム体験をゼロから再構築した」(平林氏)作品になるという。
 「バイオ2」が“再構築”された「RE:2」とはいったいどのような作品なのか。ステージでは両プロデューサーがそれぞれレオン編クレア編をプレイしながら,それを紹介してくれた。

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 まずは平林氏がレオン編に挑戦。思い出深い警察署は“ウェット&ダークネス”をテーマとしたグラフィックスでリニューアルされており,作り手が意図したとおりであろう,それは見ているだけでじっとりとした不快感が伝わってくるものだった。
 再構築の中で最も目立つものが,肩越し視点であるビハインドビューの導入だ。ステージ上のプレイでも“闇によって先が見えない中,どこにゾンビがいるか分からない”という局面が随所に見られ,知っているはずの「バイオ2」に,新たな恐怖が生まれていると感じられた。
 再構築は警察署の構造や物語の展開にも及んでいるそうで,平林氏は「新作のように楽しんでもらえる作品になっている」とアピールした。

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 警察署の中をさ迷うレオンの前に,ついにゾンビが姿を現した。バイオのゾンビと言えばもう“顔なじみ”のはずなのだが,闇の中から飛びかかり,そして噛みつこうとするその姿は迫力満点だった。
 神田氏によると今回のゾンビは「怖くてしぶとい,もう1人の主人公」という存在として位置づけられているそうで,バイオの原点にある恐怖が,現行機の環境で蘇ったという感があった。今回の実機プレイはCERO D相当になっているそうで,予定されている「Z VERSION」では,さらにホラーな表現を楽しめるとのことだ。
 またゾンビとの戦いでは,足を撃って動きを鈍らせるなどの戦略性もあるそうでこちらも楽しみなところ。

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 続いて神田氏がクレア編に挑む。いたいけな少女シェリーと邂逅し,彼女を守ってGと戦うというシーケンスだ。探索するクレアが見つけたのはなんと,「バイオハザード3」「バイオハザード7」などに登場したアイテム「ガンパウダー」。状況に合わせて自分が必要とする弾薬を作れるようになるということで,ここでも戦略部分でのオリジナル版からの進化が感じ取れた。

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 そしてクレアの前に,ついにGが姿を現す。Gが暴れるたびに配管が壊れ,蒸気が噴き出して周囲の視界が悪くなる。そんな悪条件の下で不気味なGと戦うのだから,見ているこっちがヒヤヒヤしてくる。神田氏も苦戦するが,なんとかGを撃退。シェリーの信頼を勝ち得ることに成功した。
 再構築されたシェリーの表情は愛らしいもので,プロデューサーの2人も「可愛い」と大絶賛。このまま美人のクレアとかわいいシェリーの2人旅が楽しめるといいのだが,こちらも再構築によってより猟奇的な表情を浮かべるようになったアイアンズ署長がシェリーをさらってしまい,神田氏のチャレンジは終了となった。

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 最後に神田氏,平林氏はそれぞれ「開発陣は2019年1月の発売に向けて追い込みをしています。これからも続報を出すことで『RE:2』の再構築された魅力をお伝えできればと思います」「非常に面白く仕上がっており,昔(オリジナル版を)遊んだ人はもちろん,これから遊ぶ人も楽しめます。1月の発売日にしっかりとお渡しします」とコメントし,イベントを締めくくった。
 なおすでにプレイレポートで紹介しているとおり(関連記事),TGS 2018のカプコンブースでは「RE:2」がプレイアブル出展されている。会場に足を運ぶ予定の人は,9月22日からの一般公開日で“再構築”の効果を体験してみよう。
限定盤「Collector’s Edition」(左写真)には,レオンのフィギュア(右写真)が付属。ゲームの3Dデータをベースにしており,精巧な仕上がりになっているとのこと
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