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[TGS 2018]VRの完全新作として復活する「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」プレイレポート。うららと一緒にレッツ・ダンス!
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印刷2018/09/21 03:40

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[TGS 2018]VRの完全新作として復活する「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」プレイレポート。うららと一緒にレッツ・ダンス!

 東京ゲームショウ2018の10ホール,VR/ARコーナーのグランディングブースでは,PlayStation VR用ソフト「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」を試遊できる。

 2年前のTGS 2016ではau(KDDI)のVRコンテンツデモの一環として「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」が出展されたが(関連記事),本作はオリジナルの「スペースチャンネル5」(以下,SC5)が20周年を迎える,2019年の正式発売が決定した新作である。
 今回,出展されているのはそのデモバージョンで,本編のステージ1に相当する内容となっていた。本稿ではそのプレイレポートをお届けしよう。

グランディングのブースは,うららの立て看板とオレンジ色のTシャツを着たスタッフが目印
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ブースでは2人同時に試遊できる。ちなみに右のモロ星人は,19年前のキャンペーン時に作られた着ぐるみをセガゲームスから借りたそうだ
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 PS VRを装着してゲームを始めると,プレイヤーは新キャラクターの見習いリポーター「ルー」または「キー」のどちらかとなって,目の前に現れる先輩リポーターうららに,ダンスの基本を教わることになる。このとき下を見てみると自分の体がリポーター2人のどちらかになっていて,横を見ると一緒に体験するプレイヤーが相棒になっているのが面白かった。

新キャラクターのルーとキー
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チュートリアルにも,うららが登場
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 ゲームジャンルはプレイヤー自身がダンスを踊るリズムアクションで,おなじみの「アップ」「ダウン」「ライト」「レフト」「チュー」の動きに,手を頭の横に構える「ポーズ」が新たに加わった。これらのアクションを組み合わせて,敵となるモロ星人が見せるお手本どおりにダンスを踊れば成功となる。体を動かすだけでなく,敵の攻撃を避けるというシーンも用意され,体感ゲームとしての面白さが向上している。

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 デモバージョンの舞台となるのは,SC5の最初のステージだったスペースポート。過去にプレイしたことがある人には懐かしいステージだが,VRゲームとなったことで,すべて一から作り直したとのこと。
 グランディングのプロデューサー岡村峰子氏は,ゲームの舞台は同じながら,プレイヤーが新キャラになっていたり,新たなアクションが加わっていたり,ボイスが新規に収録されていたりと,過去作とはゲーム内容が根本的に異なり,いわゆる移植ではなく完全新作だとアピールしていた。

 プレイヤーはリポーターの1人なので,うららの後方がゲーム中の立ち位置となっている。目の前の手が届きそうなところにうららがいて,一緒にダンスできるのは,ファンなら間違いなくハッピーな気分になれるはず。踊り自体は決して難しくなく,手を動かすだけでも判定されるので,リズムと方向を間違えなければ,多少踊りが苦手でも大丈夫。サウンドはもちろん,あの「メキシカンフライヤー」をベースにしたBGMがメインとなるが,シーンによってはほかのステージや「スペースチャンネル5 パート2」で使われた曲がミックスされた形で流れているので,自然と体が動いてしまうだろう。

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 本作のディレクターを務めるグランディングの堀田 昇氏は,SC5をVRで作るにあたり,シーンごとにプレイヤーが見るべき方向へ視線を誘導することに気を遣ったと話してくれた。視線を全方向に動かせるVRなので,ゲームとして見るべきタイミングでプレイヤーがその方向を見ていない可能性もあり,要所にプレイヤーの視線を規定の方向へと移動させるようなきっかけを入れているという。
 その最も大きなポイントが,ボスの「ココ★タピオカ」が上空から現れるシーンで,出現の直前に周囲に大きな影を落とすことで,プレイヤーが自然に上を見上げるように演出している。こうした意図的な視線の誘導が重要だと考える一方で,VRで表現されたスペースポートを自由に見てもらいたいという気持ちもあるそうだ。

 そんな本作の開発スタッフは,かつてセガに在籍し,SC5の開発に携わった岡村氏のほか,シリーズのストーリーとゲームデザインを手掛けたセガゲームスの吉永 匠氏が,ストーリー&ゲームデザインアドバイザーとして協力している。
 また,ディレクターの堀田氏も,岡村氏や吉永氏のかつての同僚で,新キャラクターのルーとキーのデザイン原案は,うららをデザインしたデザイナーの宮部由美子氏が担当。そして,うららの新規モーションは,SC5のモーションアクターでもあったダンスインストラクターのNAHO氏が務めるという,本作の世界観や内容をよく知るスタッフが集結して開発が進められている。

左から,プロデューサーの岡村峰子氏,ディレクターの堀田 昇氏,ストーリー&ゲームデザインアドバイザーの吉永 匠氏
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 当時のファンが当時の雰囲気のまま楽しめるのはもちろん,本作からSC5の世界に入ってみたいという人にも安心して勧められる作品となりそうだ。個人的には劇中のディレクター「ヒューズ」の声がなかったのが残念だが,本作ではうららが彼に近い立場になったと思えば,なんとなく納得できるような気もした。
 ゲームには,今後さらに過去のシリーズをオマージュしつつも,新しいステージやキャラクターが登場予定とのこと。20年の時を経て帰ってくるうららと一緒にリポート&ダンスを楽しめる2019年の発売に期待したい。

 なお,本作はグランディングブースだけでなく,SIEブースにも出展されているが,9月22日からの一般公開日には後者の試遊枠が事前予約などで埋まっている可能性がある。グランディングブースは先着順での試遊となるそうなので,予約などをしていない人は早めに足を運んでみよう。

試遊後はガチャガチャによる抽選で,ステッカーやモロ星人ソフビ人形,Tシャツなどがプレゼントされる。なお,ソフビ人形は「スペースソフビ団」のネットストアにて,本作の発表を記念した限定版が販売中とのことだ
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「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」公式サイト

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