プレイレポート
[TGS 2018]エスパーダとしての初作品,「さらばパラノイア学園」がプレイアブル出展。クリア率2割程度の最高難度制覇者には黄金のステッカーをプレゼント
「エスパーダ」公式サイト
さらばパラノイア学園は,「グラナド・エスパダ」や「はがねオーケストラ」などを手がけたスタッフ達が中心となって設立された同社の第1作となる。プレイアブル出展されているのは,そのプロトタイプ版だ。
プロトタイプ版では,「あえての“オリジナルジャンル”でラインディフェンス×パズルの新感覚ゲーム体験を提供する」と謳う本作のメインモードを,3段階の難度から選んで遊べる。見た目はカジュアルな内容に思えるが,実際遊んでみると割と頭脳を試すゲームだと気づかされること請け合いだ。
バトルシステムにはターン制が採用され,ターンごとにプレイヤーサイドへと接近してくる敵を,タップやスワイプ操作で撃破していくというシンプルなルールだ。パーティキャラクターは3体で,各キャラは「ファイター」「シューター」「キャスター」といういずれかのロールに属し,強力な専用スキルを発動できる。
盤面は縦8マス×横6マスの48マス。基本的に敵は,プレイヤーサイドのラインに隣接すると攻撃を繰り出し,パーティキャラにダメージを与える。ラインに隣接する敵と並んでいる敵も攻撃を仕掛けてくるので,プレイヤーは敵がラインに接触する前に撃破するなり,攻撃の連鎖を防ぐために敵の数を減らすなりすべく,慎重に一手ずつ打っていく必要がある。
ターンの進行はキャラごとに処理されるわけでなく,プレイヤーターンならパーティキャラ全員が行動できるし,敵のターンであれば敵の全員が行動する。パーティキャラの行動順はプレイヤーが決められるので,敵をノックバックさせるファイター,各個撃破に優れたシューター,範囲攻撃に長けたキャスターを,どの順で行動させ,どの敵から倒していくかが攻略のカギになる。
ライフゲージは個別に設定されているが,スキルの発動に必要なスキルゲージは,パーティ共有のリソースになっており,ターン経過によって徐々に溜まる。あくまでプロトタイプ版かつ最高難度「HARD」で使えたスキル効果の話だが,いずれも攻撃を強化する自己バフ系。スキルゲージをうまく配分して効率的に使っていくことも,クリア率を高めることにつながるだろう。
ゲームの配信時期は,2019年夏が予定されている。正式版配信に向けて,これからもゲーム内容を大きくブラッシュアップしていくとのことなので,続報を楽しみに待ちたい。
4Gamer「東京ゲームショウ2018」特設サイト
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さらばパラノイア学園
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