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END OF ETERNITY 4K/HD EDITION

END OF ETERNITY 4K/HD EDITION
公式サイト https://www.tri-ace.co.jp/eoe/
発売元・開発元
発売日 2018/10/18
価格 3700円(+税)
ジャンル
レーティング
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その他
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このゲームの読者の評価
30
グラフ
読者レビューについて
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  • 新感覚の戦闘システムを搭載した中二系RPG 30
    • 投稿者:キリコ(女性/30代)
    • 投稿日:2021/02/19
    良い点
    ■戦闘システムが斬新
    唯一無二の戦闘システムじゃないかと思います。
    力押しではなく理詰めで動きを決めるパズルっぽさのあるアクションRPGになっています。
    プレイフィールはオリジナル発売から10年経つ今でも斬新であり、これが嗜好にハマれば大当たりすると思います。

    ■銃のカスタマイズ
    武器をカスタマイズの選択肢が広く、上手く組み合わせればとても強力になるので楽しかったです。
    が、やり込んでいくと結局チャージ速度を上げることに終始してしまい、どの銃も似たようなカスタマイズになってしまう点は欠点ですね。

    ■中二病全開のシリアスストーリーの中で光るギャグ
    オープニングムービーからエンディングまで一貫してポストアポカリプス的な中二イメージでデザインされています。
    その中でSEGAらしいジョークが盛り込まれていて、シリアスとのギャップが面白かったです。
    主人公たちの雰囲気も常に良好でした。

    ■プレイボリューム
    16章からなる物語はフルプライスにおいても十分なボリュームでプレイ時間に文句は出ないでしょう。
    本作は定価も安めなので尚更です。
    悪い点
    ■複雑なシステムの割に飽きる
    ガードブレイク、部位破壊、レゾナンスポイント、インヴィンシブルアタック、追撃、ISゲージ、スクラッチダメージ、ダイレクトダメージ、と最初に学ばなければならない要素がとても多く、出鼻を挫いてきます。
    これらに慣れてくると戦闘も楽しくなってくるのですが、いかんせん攻撃方法がワンパターンに陥り、戦闘が毎回同じもののように見えてきてしまいます。というか、実際同じです。
    原因としてはキャラの個性がないこと、武器種が実質ハンドガンとマシンガンしかなく、結局スクラッチを積んでとどめを刺すだけでバリエーションが全く広がらないためだと思います。
    長時間やり込めばやり込むほど本システムの底の浅さに気づき、戦闘は退屈で冗長な作業と化すでしょう。

    ■無意味に時間がかかる
    例えばサブクエスト。
    ほとんどお使いなのですが、ファストトラベルがない本作では移動に非常に時間がかかります。あっちへいってアレをとってこい!といわれて、徒歩でそこに向かって、徒歩で探索して、という形です。特にリフト移動が必要になる後半、顕著になります。
    クエストのストーリーに全く中身がない完全なお使いなのに、具体的な目的物の場所がノーヒントで無意味に探索させる仕様にも疑問符です。
    また戦闘についても、一切のモーションがキャンセルできない仕様で、たとえ雑魚戦であっても一戦に結構な時間を取られます。さらにダンジョンについては部屋を出ると即座に倒した敵が復活するため、往復が必要な設計のダンジョンでは基本的に二度手間になります。
    ダンジョン内で装備が変更できない仕様も時間を取ってくる要素の一つですね。例を挙げると、とあるダンジョンに入って冗長な戦闘をこなしてボスにたどり着くと状態異常を受けて対策を求められます。が、対策を練ろうにも本作にはダンジョン内にセーブポイントが存在しないため、もう一度最初から雑魚戦もしっかりこなさなければならないという鬼仕様です。

    ■没入しにくいシナリオ
    いきなりオープニングから意味不明でプレイヤー置いてきぼりで始まります。
    それ以降もチャプターのたびに知らないキャラが登場して、延々と意味深なだけで何も教えてくれない会話を繰り返します。
    正直エンディングまでいった今でも何だったのかよくわからない点は多いです。

    ■ロードが多い
    ワールドマップからリフト乗り場でロード、リフト乗り場からリフトでロード、リフト乗り場に出るのでワールドマップへ行くのにまたロード、というロード地獄です。これを大量のお使いクエストのたびに繰り返すのだからたまりません。

    ■フルスクリーンモードが解除される
    なぜかWIN+TAB等でバックグラウンドを見た瞬間フルスクリーンモードが解除され戻せなくなります。コンフィグではゲームプレイ中は戻すことができず、タイトル画面まで戻る必要があります。
    総評
    慣れ始めは面白いゲームですが、慣れてくると作業でしかなくなる冗長な戦闘や、没入しづらいストーリーに移動の面倒くささで、私は途中から消化作業のようなプレイになってしまいました。
    戦闘にせよ移動にせよクエストにせよ、とにかくひたすら時間がかかるのでストレスばかりが印象に残りました。
    斬新な戦闘システムでコンセプトとしては悪くないのですが、プレイアビリティというか、プレイヤーのストレスを軽減させる点にも少しは気を使ってほしいところです。
    リマスターとはいえ、PS3時代のゲームなので、その点は今のゲームと比べるのは酷かもしれませんね。

    グローバルデータを見てみると、本編クリアまでたどり着いたプレーヤーが6%、つまり94%のプレーヤーが途中で投げているというシビアな現実があります。
    正直、私自身も何度も投げそうになっての完走でした。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    2 4 1 1 5
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