イベント
「ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー」全国決勝大会レポート。男女2部門で争われた個人戦の最強プレイヤーは誰だ!?
本作は2019年に稼働を開始して以来,定期的に公式大会が開かれている。「SOLO SURVIVOR CHAMPIONSHIP 2022」は,シーズン11(2022年6月8日〜9月6日)の全国対戦でレーティング上位だったプレイヤー,男女12名ずつを集めて行われる大会だ。バンダイナムコアミューズメント本社に集結したプレイヤーが,男性部門,女性部門に分かれ,個人戦最強の座をかけて戦った。
女性部門の予選リーグ通過者は,さゆ太選手,々雲一茶選手,マック選手,鉛茸選手,陣内選手,小滝えき選手の6名だ。1戦目はマック選手のポルナレフ,さゆ太選手のジョルノといった近距離タイプのキャラクター視点のカメラで試合が進んでいくが,陣内選手が操る射撃タイプの花京院が最後まで生き残る。生存エリアが狭まる中で半径20mスプラッシュを決めて生存していた2名をほぼ同時に撃破し,優勝にリーチをかけた。
2戦目は開始から戦闘がほぼ起こらない静かな展開が続くも,々雲一茶選手のホル・ホースがマック選手の承太郎と遭遇すると,複数の場所で戦闘が勃発する。6人が生き残ったまま狭まっていく生存エリアの中,最後まで立っていたのは,さゆ太さんのジョルノ。ゴールド・E・レクイエムの効果時間を活用し,2選手を立て続けに倒して勝利した。さゆ太選手は続く3戦目,試合中盤から激しい戦闘が始まった乱戦ぎみの試合も制し,女性部門の公式大会2連覇を達成した。
男性部門の予選リーグを突破したのは,がむのひと選手,YAMIKAZE選手,ぼんchang選手,KID選手,ぶーたろう選手,GH選手の6名だ。
試合の流れや対戦相手を見てキャラクターを変更するプレイヤーが多い男性部門でまずリードを取ったのは,承太郎をピックした選手たちだ。1戦目は,生存エリアが消える寸前まで縮まる中,4選手が集まったところで「スタープラチナ ザ・ワールド」を発動し勝負を決めたYAMIKAZE選手が勝利した。2戦目は,生存エリアが消えるまで決着がつかなかった接戦を,近距離戦が強い承太郎の強みを生かした,がむのひと選手が制した。
しかし,3戦目に入ると予選からブチャラティを使い続けてきたKID選手が調子を上げてくる。乱戦に巻き込まれない的確なポジションをキープし続け,十分に体力が残った状態で生存エリアに居座り生き残ることでKID選手が勝利した。
さらに,YAMIKAZE選手,がむのひと選手との三つ巴になった4戦目もKID選手の勢いは止まらない。YAMIKAZE選手のポルナレフ,がむのひと選手のDIOと適度な距離を保ちながら
攻めの機会をうかがっていく。そして,がむのひと選手がYAMIKAZE選手を倒すためにザ・ワールドを使用した直後に,KID選手ががむのひと選手を急襲して勝利。2戦連続で盤石な立ち回りを見せた,KID選手が男性部門の頂点に立った。
大会終了後には正路プロデューサーと,大会では配信画面のスイッチャーとして活躍していたディレクターの我妻徹矢氏から,12月7日に行われるバージョンアップで追加される新キャラクター,空条承太郎(ストーンオーシャンver.)のほか,今年12月から来年にかけて予定されているキャンペーンやアップデート情報なども明かされた。
なお,大会の模様と新情報は,YouTube公式チャンネルの配信アーカイブで確認できる。トップレベルの戦いが行われた試合の詳細が気になる人,我妻ディレクターや正路プロデューサーが語る,参戦PVを見ただけでは分からない空条承太郎(ストーンオーシャンver.)のキャラクター性能を知りたい人は,ぜひ視聴してみてほしい。
「ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー」公式サイト
- 関連タイトル:
ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー
- この記事のURL:
(C)荒木飛呂彦 &LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社 ・ ジョジョの奇妙な冒険 THE ANIMATION PROJECT
(C)Bandai Namco Amusement Inc