プレイレポート
「崩落のCARNEADES」CBTレポートを掲載。カードバトルとローグライクが融合したようなシステムで病みつきになる
本稿では,正式リリースに先駆けて実施されたクローズドβテストでのプレイをもとに,インプレッションをお届けしていこう。
「崩落のCARNEADES」公式サイト
※開発中のタイトルのため,正式版とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。
ダンジョン探索でカードを拾い集めよう
バトルシステムにはターン制が採用されており,毎ターン山札から5枚のカードを引いて,戦いを繰り広げていくことになる。カードを使用時に消費する「マナ」が毎ターン3つまでチャージされ,敵の行動は事前に分かるため,それに対して今とれる最適な対応とは何かを考えることが重要だ。
ストーリーを進めたり素材を集めをしたりするには,ダンジョン攻略が必要になる。「戦具」と呼ばれる武器や防具,アクセサリーのほか,ダンジョン内で使用するポーション,数枚のカードを持参できる。
ダンジョンに入ってもいきなりバトルが発生するわけではなく,いくつかのルートから行き先を自由に選択できる。何度か敵との戦闘を果たし,最終的に奥で待ち構える強敵と戦って打ち勝てばダンジョンクリアだ。
道中の敵を倒すと,新たなカードやポーションなどが入手できる。ダンジョン探索で手に入るカードには,基本的に強力な効果を持っていて攻略がラクになるものばかり。まずは持参したカードで敵と戦って,積極的にカードを集めていこう。なおダンジョン内で入手したカードはダンジョンクリア時に回収され,次のダンジョンに持ち込むのは不可能だ。
ダンジョン探索中は敵だけでなく,さまざまなギミックとも遭遇する。体力回復やカード強化が行えたり,何らかのアイテムが入手できたりするわけだ。どのルートをたどって攻略を目指すかはプレイヤー次第である。
選んだルートによっては,ほとんど戦闘をせずに最深部に到達することも可能。しかし,その場合はもちろん,カードが整っていないので,ボスとの戦闘は厳しいものになるだろう。
万全の戦力を整えるためにもカードを徹底的に集めるか,それとも体力を温存して(カード集めはある程度で切り上げて),ボスのいる最奥を目指すか。ダンジョン攻略はそういったことも常に考えさせられるのが面白いポイントだ。
また,持参できるカードの強化や,ポーションの作成に必要な素材もダンジョン内で集められるが,素材もカードの扱いになっている。つまり,バトルではなんの役にも立たないカードというわけだ。
強敵との戦闘時はとにかく優秀なカードが1枚でも多く欲しいのに,その1枠を素材カードが埋めてしまう可能性が出てくる。欲張って素材を集めすぎると,ボス戦で痛い目にあうかもしれない。
ダンジョンを攻略すると,アイテム研究システムを通じて一度入手したカードを作成したり,基本カードを強化したりできる。持ち帰った素材で優秀なカードやポーションを作り出し,再びダンジョンに潜っていくというプレイサイクルが,気づけば病みつきになっていること請け合いだ。
謎多き世界観で展開する,少年少女たちの物語
本作では,記憶を失ったキャラクターたちが,不思議な世界で戦っていくというストーリーが展開する。拠点は学校のような場所だが,窓の外にはダンジョンが広がり,薄暗い雰囲気の教室はよく見ると,やや近未来感もある。
キャラクターたちは,「ベントス」と呼ばれる怪物が巣食う世界に突然放り出されしまい,否応なしに戦うことになる。冒頭から謎ばかりが浮かぶ展開だが,ストーリーが進むと少しずつ明らかにされていくので,つい先が気になって引き込まれてしまう。
不気味な背景に対してキャラクターは明るい雰囲気で描かれており,暗くてシリアスな展開が常に続くというわけでもない。ゲームを進めると増える可愛い仲間は,ダンジョン攻略で酷使したプレイヤーの脳を癒してくれるだろう。
なお,通常のダンジョンよりはるかに長大な「フリーダンジョン」も用意されており,プレイの歯ごたえも十分にある。具体的な配信日は未定だが,気になる人はぜひ正式サービス後に遊んでみてほしい。
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(C) 2019 COCOROND INC.
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