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「殺人探偵ジャック・ザ・リッパー」の新情報公開。メインシナリオ第1章のあらすじや登場キャラクター,さらにゲームシステムなどが明らかに
2月1日に掲載した記事でお伝えしたように,プレイヤーの前には,探偵としての理性的かつ合理的な判断に基づく「探偵ルート」と,殺人鬼としての衝動に任せた「殺人鬼ルート」が用意されており,どちらを選ぶのかはプレイヤー自身が決めなくてはならない。
公開されたのは,メインシナリオ第1章のあらすじや登場キャラクター,そしてゲームシステムについてだ。第1章では,アーサーがジャックの幻影につきまとわれるようになった経緯や,ロンドンを騒がせる「連続強盗殺人事件」が紹介される。
また,選択肢を間違えたプレイヤーを待ち受ける「ボーナスシアター」の存在も明らかになった。これは,バッドエンドになってしまった原因を,デフォルメされた本編のキャラクター達が,寸劇を交えて面白おかしく教えてくれるという,日本一ソフトウェアらしいミニコーナーだ。昔の映画のような白黒画面で展開する「ボーナスシアター」は,かなり凝った内容になっているようで,これを見たさにあえてバッドエンドを狙ってみる人も出てくるかもしれない。
「殺人探偵ジャック・ザ・リッパー」公式サイト
ご存じだとは思うが,実際のジャック・ザ・リッパーとは,1888年にロンドンで起きた連続殺人事件の犯人が,自ら名乗ったとされるあだ名だ。事件の残酷さと犯人が捕まっていないという事実から(ゲームのロンドンでは,逮捕,処刑されているが),130年以上が経った現在でも,多くの人の興味を引きつけている。
そんなジャックの名前を使った本作では,どのような物語が展開するのか,詳しくは以下のリリース文を参照してほしい。
日本一ソフトウェアは、2019年4月25日(木)に、PlayStation 4/Nintendo Switch用タイトルとして『殺人探偵ジャック・ザ・リッパー』を発売することとなりましたので、ご案内させていただきます。
本タイトルは、医療技術が発達した架空のロンドンを舞台に繰り広げられるフルボイスのアドベンチャーゲームです。
私立探偵のアーサー・ヒューイットは連続殺人事件の調査中、死体を発見したショックからか、自分の中にいる“もう一人”の存在を認識します。
『切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)』を自称する幻影との奇妙な共同生活を送るうちに、アーサーはロンドン中を騒がせる大事件に巻き込まれていきます。
2報となる今回は、システムやシナリオのあらすじについてご紹介させていただきます。
ぜひ、ご期待くださいませ!
私立探偵、アーサー・ヒューイットは連続殺人事件の調査中、死体を発見した強いショックからか『切り裂きジャック(ルビ:ジャック・ザ・リッパー)』を自称する幻影が見えるようになってしまう。
奇妙な相棒を得たアーサーを中心に巻き起こる数々の事件は、やがてロンドンに蠢く闇へ集束していく。
殺人鬼の昂る衝動に任せ、自分の正義を強引に貫くか。
本当にその選択は正しいものだったのか。後悔に苛まれない様によく考えろ。選べ、善か悪か――。
『切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)』
切り裂きジャックは英国、ロンドンを震撼させた連続殺人犯である。
自らの犯行を見せつけるように被害者をバラバラに解体し、殺害現場には必ず『From Hell』(地獄より)という謎めいたメッセージを残す『劇場型犯罪』で有名。
彼の殺しは長年に渡り、被害者は数えきれない。夜間に刃物を用いて対象を殺害し、犯行現場に一切の証拠を残さない謎めいた手口が恐れられたが、物語の二年前にロンドン市警により逮捕、公開処刑された。
暗がりで人を襲い、金品を盗み取る『連続強盗殺人事件』がロンドンの街を騒がせていた。
しかし多数の被害者が出ているにも関わらず、ロンドン市警は全く犯人像を掴めていない。
私立探偵アーサー・ヒューイットは自身の正義感から事件の調査に乗り出し、路地裏の殺人現場を発見するも、彼こそが連続強盗殺人の犯人ではないか、と警察から疑いの目を向けられてしまう。
身の潔白を証明するため、そして凶悪な殺人事件を止めるため、アーサーは連続殺人犯を追う。
『切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)』を自称する男の幻影は、連続強盗殺人事件の調査に乗り出したアーサーを嘲笑し、からかう。
「おいおい……。そんな推測じゃ、いつまで経っても真実には辿り着けねぇぞ、探偵?」
「うるさいぞ、幻影め。殺人鬼なんかの指図は受けない」
しかし、彼が述べる現場検証や犯人の手口の考察には、ある程度の信憑性があった。
探偵と殺人鬼。同じ身体を共有しているのにも関わらず、まるで正反対の二人。
奇妙な同居人を得たアーサーは、少しずつ事件の真相へと近づいていく。
同時期に、ヒューイット探偵事務所へ1件の依頼が持ち込まれる。
メリル・ローズと名乗る少女からの「訳アリな兄」の素行調査依頼だ。
少女の兄、ダリル・ローズは夜な夜な街を出歩き、どこからか大金を稼いでいるらしい。
メリルの纏う不穏な空気を察した”自称”『切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)』は仕事を受けろと口を挟むが、アーサーとしては身の潔白の証明、強盗殺人事件の調査も捨て置けない。
優先するべきは少女の助けか、自身の潔白か。
アーサーは選択を迫られる。
メリル・ローズ CV.寺井らん |
ロンドン市街に住む少女。
ヒューイット探偵事務所の噂を聞き、兄、ダリル・ローズの素行調査を依頼する。
臆病で考えを口に出さない引っ込み思案な性格であるため、粗暴ながら自分の考えを貫く兄の事を男らしいと感じ慕っている
ダリル・ローズ CV.寺井らん |
メリル・ローズの兄。
メリルの話によれば、乱暴者だが妹想いの優しい兄、とのこと。
夜な夜なロンドンの街へ繰り出しては『仕事』を行い、大金を稼いできている。
依頼を受けた場合、アーサーは彼の足取りを追うことになるが……。
ライリー・ローズ | キャロル・ローズ |
メリル、ダリルの両親。
娘のメリルの事を大切に思い慈しむ反面、ダリルについては無視を決め込んでいる。
2人がダリルを『いないもの』として扱うのは、何やら事情があるようだが……?
本編シナリオを進めていくにつれて、サブストーリーが解放される。
通常進行で解放されるもの、BADEND後に開放されるもの、プレイヤーの辿った選択肢によって解放されるものまでさまざま。
ある時は、仲を深めた特定のキャラクターとの話が展開されることも……。
シナリオ本編では語られないキャラクターの素性や思い、日常の姿を垣間見ることが出来るサブストーリーは全部で10話以上用意されている。
選択肢を間違えた! アドベンチャーゲームではよくある光景。
BADENDへ辿り着いてしまったプレイヤーを待ち受けるミニコーナー。
その名も「ボーナスシアター」!
BADENDになってしまった原因を、デフォルメされたボディを持つコミカルなキャラクターたちが笑いあり、涙ありの寸劇を交えて教えてくれるぞ!
キャラクター紹介
アーサー CV.ヒロオカユースケ
何度BADENDに辿り着いてしまっても、不屈の精神で立ち上がりゲームクリアを目指す。
本編の主人公だが、おまけコーナーにまで出番があるとは限らない?
「え!? そんな!
僕、レギュラーじゃなかったんだ……」
ダークソフィー CV.川上ゆき
自らを闇の化身と称するボーナスシアターの女王。
プレイヤーに助言を与える”ついで”にアーサーをからかい、ジャックでさえ拳一つでぶちのめす。
この空間では、誰も彼女に逆らえない……!
「このおまけコーナーでは私こそが女王!
口答えはいっさい許さないから! ふふふっ」
ジャック CV.山口キヨヒロ
自称『切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)』
おまけコーナーを乗っ取り、名前を『ジャックシアター』に変えようと暗躍する。
「何の真似だと? 決まってらぁ、このコーナーを乗っ取って……。
名前を『ジャックシアター』にしてやるんだ」
ローリィ CV.夏川みつき
猫っぽいマフィア。
おちゃらけた雰囲気に早々に順応し、楽しみながらプレイヤーへアドバイスを与えている。
ソフィーにより、台詞に「ニャン」を付けることを強制されてしまう。
「ここはゲームオーバーの原因を解説するためのコーナーニャんだから。
建設的な意見を出さニャいといけニャいだろう?」
シャーロット CV.山咲あいこ
犬っぽい警官。
不可思議な空間に戸惑いながらも、己の責務としてプレイヤーへまともなアドバイスを授けようと奮闘するが……。
ソフィーにより、台詞に「ワン」と付けることを強制されてしまう。
「あの、かなり喋りにくいので、この『ワン』は
無しにしていただけませんかワン?」
本編とは全く違った表情を見せるキャラクター達が、おまけコーナーで暴れまわる姿にご注目!
アーサー、そしてプレイヤーが対峙することになる新たな事件に焦点が……。
そのほか、よりキャラクターを掘り下げる詳細プロフィールについてご紹介します。
是非、ご期待ください!
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(C)2019 Nippon Ichi Software, Inc.
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