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「VA-11 Hall-A」,新たなコンテンツ「VA-11 Hall-A: Red-Green Blues」の制作を発表。店のオーナー,ディナ・ゼインの物語が描かれる
「VA-11 Hall-A」は,2070年代のディストピア,グリッチシティ(Glitch City)を舞台にしたノベル形式のアドベンチャーゲームで,プレイヤーは都会の片隅にあるバー「VA-11 Hall-A」のバーテンダー,ジルとして客の注文を受けてカクテルを作り,話を聞く。バーには,普通の人間だけでなく,アンドロイドや水槽の中の脳,言葉を話す犬などがやってきて,いろいろな話を聞かせてくれる。ゲームに選択肢はなく,その代わり,プレイヤーが提供するカクテルによって物語が分岐するというユニークなものになっている。リリース後にはプレイヤーやメディアから高い評価を獲得し,いくつものアワードにノミネートされた。One fateful summer, an old friend of Dana's came to Glitch City.
— Sukeban Games (@SukebanGames) March 31, 2023
To her friends, she's Iris Ignis.
To her enemies, she's The Green Death.
VA-11 Hall-A: Red-Green Blues
Coming soon...https://t.co/yvq4ntCI4x pic.twitter.com/LXWYz544bG
ゲームを開発したのは,ベネズエラ出身のChristopher Ortiz氏とFernando Damas氏で,2018年には続編となる「N1RV Ann-A」の制作が発表された。当初は2020年のリリースが予定されていたが,同年末には発売延期が明らかになっている。
公式サイトの発表によれば,プログラマーでシナリオも担当するDamas氏が作業を1人で抱え込んだために燃え尽きたようになり,またクリエイティブでの意見の相違もあったという(外部リンク)。結果としてリリースは,「ゲームが完成したら」という形になった。
「VA-11 Hall-A: Red-Green Blues」では,「VA-11 Hall-A」のオーナーで,ジルと男性バーテンダー,ギルのボスである,ディナ(ダナ)・ゼイン(Dana Zane)の物語が描かれるという。
ゲームの拡張パックになるのか,あるいは電子書籍(関連記事)のようなものになるのかも未発表だが,Damas氏によれば,ディナの物語は「VA-11 Hall-A」がまだプロトタイプだった頃から書き溜めており,かなりのボリュームに達しているとのこと。現在はドラフトの段階にあり,ビジュアルと翻訳の作業が残っているとしているので,おそらく書籍だろうと思われる。
左腕が機械化されているディナは,それについて質問されても「謎のままにしておく」と答えている。そのあたりの物語が描かれるのだろうか。ファンは続報を楽しみにしてほしい。
COMING SOON! VA-11 HALL-A: RED-GREEN BLUES
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VA-11 Hall-A
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(C)SUKEBAN GAMES All Rights reserved. Published by Ysbryd Games, Active Gaming Media Inc.
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