東京ゲームショウ2019のインディーゲームコーナーで,ロケットエンジンの
「コットン リブート!」(
PS4 /
Nintendo Switch /
PC)を遊んできたので,プレイレポートをお届けしよう。
本作は,1993年にリリースされたX68000版
「コットン」を現在の環境向けにリメイクしたもの。自機や敵キャラのドット絵と基本的なゲームシステムはそのままに,背景やショットなどが現代風にアレンジされるという,割と珍しいリメイク手法が取られている。これには,“ドット絵感”を損なわずにリメイクしたいという想いがあったとのことだ。
ブース内では,この夏に発売されたX68000向けの復刻版「コットン」も,セガのブラストシティ筐体に収められて出展されていた。それにしても新発売のX68000用ソフトをブラストシティで遊べる東京ゲームショウとは,今年はいったい西暦何年なのだろうか
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出展されていたのはNintendo Switch版で,1面のみプレイ可能。あくまでαバージョンとのことで,たしかにUIなどは未完成の様子だが,ゲームプレイ自体はすでに割と普通に行えた。
オリジナル版ではショットボタンのタメ撃ちで魔法を発動していたが,「リブート」の魔法は専用ボタンのタメ撃ちという形に変わっている。つまり魔法をタメているあいだもショットボタンはフリーなので,弾を途切れさせず敵を攻撃することが可能だ。
分かりにくいとは思うが,魔法をタメながらショットを撃っているところ
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画面比率は16:9になっており,自機の移動範囲や敵の同時出現数が変化している。そのため,ゲームバランスは調整が行われるとのこと。敵の出現パターンはけっこうな変更を想定しているそうだ。
画面が広くなり,敵弾を避けやすくなっている。ここからどんな改修が行われるのか……?
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本作で特徴的なのが,クリスタルがジャラジャラと大量に出るようになったことだろう。早めにレベルが上がったり,魔法をバリバリ使っていけるようになったりすると思うのだが,どのようなバランス調整が行われるのだろうか。気になるポイントだ。
「海腹川背 BaZooKa!!(仮)」への登場も発表され,近年になって活躍の幅がさらに広がり始めているコットン。来たる30周年(2021年)に向けて,さらに勢いが加速することに期待したい。
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