プレイレポート
[gamescom]「聖剣伝説 3 TRIALS of MANA」プレイレポート。リメイクで進化したアクション周りをチェックしてきた
本稿では,3Dでのリメイクによりアクション性が増した,バトル周りを中心に紹介していこう。なお,今回プレイしたのはPlayStation 4版なので,本文中のボタン表記もそれに準じている。
「聖剣伝説 3 TRIALS of MANA」公式サイト
gamescom 2019向けに用意されたデモ版では,獣人達に占領されたジャドの町から脱出し,光の精霊を探すために滝の洞窟へと向かう,物語の冒頭部分をプレイできた。パーティメンバーは,「デュラン」「リース」「シャルロット」で固定されており,操作キャラクターは[R2]または[L2]ボタンでいつでも切り替えられる。
フィールドでは,キャラクターの移動を左スティックで,カメラの移動を右スティックで行い,気になる場所があれば[×]ボタン(日本では◯になると思われる)で調べるといった具合だ。また,ToMではジャンプアクションが用意されており,ちょっとした段差なら簡単に乗り越えられた。
フィールドにいる敵にエンカウントすると,その周囲がバトルエリアになる。エリアの外周には境界線が設けられ,境界線の外側に向かって一定時間進み続けると,戦闘から逃げられるといった仕組みだ。
プレイヤーの主な攻撃手段は,[◯]ボタンによる弱攻撃と[△]ボタンによる強攻撃の2つで,弱攻撃中に強攻撃を挟むことでコンボ攻撃を繰り出せるほか,[△]ボタンを長押しするとチャージアタックになる。空中に敵がいる場合は,ジャンプ攻撃で叩き落とすことも可能だ。
攻撃は敵を自動で追尾するので,ボタンを連打しているだけでも簡単に攻撃を当て続けられる。特定の敵に攻撃を集中させたいときは,[R3]ボタンでロックオンすることも可能なので,うまく使い分けていきたいところ。
敵を倒して「かけら」を集めるとSPゲージがチャージされ,100%に達すると[L1]+[◯/△/□/×]ボタンで必殺技を発動できる。発動タイミングは任意だが,AIが操作する仲間の場合は自動的に適切なタイミングで使ってくれるので,基本的には任せておいて良さそうだ。
聖剣伝説の特徴ともいえる「リングコマンド」は,本作でも健在だ。リングコマンドは,方向キーの上で「道具」,方向キーの下で「特技」といった感じに分かれており,よく使用するアイテムや特技をショートカットに登録しておくことで,リングコマンドを介さずに使用できる。
とはいえ,リングコマンドの展開中は時間が停止するので,作戦を練る時間がほしいときなどは積極的にリングコマンドを活用していきたい。
リングコマンドの展開中に[R2]か[L2]を押すと,ほかのキャラクターのリングコマンドを開くことができ,そこから特技やアイテムの使用を指示できる。操作キャラクターが大ダメージを受けたときに,シャルロットに回復の指示を飛ばしたり,敵が怯んだ隙に特技や必殺技を合わせたりといったことができ,アクション性と戦略性がうまく噛み合っているという印象だ。
デモ版の最終目的地となる滝の洞窟では,おなじみのボス「フルメタルハガー」が待ち受けていた。フルメタルハガー戦では,アイビームやダイブアタックといった厄介な技を[□]ボタンでうまく回避しながら戦うことが重要になる。ボスの大技は攻撃範囲が朱色に染まるので,落ち着いて動きを見ていれば,避けることはそれほど難しくないだろう。
またフルメタルハガーは,目を破壊するこでアイビームを封じられる。そういった弱点をついた立ち回りも,ボス戦を突破するためのカギになるだろう。
フルメタルハガーを倒したところで,デモは終了となった。プレイできた時間は短かったが,それでも3Dリメイクによって大きく進化したアクション性を存分に味わえたので,ここから先に続く冒険にも期待が持てそうだ。
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