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「Baldur's Gate 3」のロマンス要素についての開発者ビデオダイアリーが公開。アーリーアクセス版は10月6日に変更へ
Steamの「Baldur's Gate 3」配信ページ
2001年の「Baldur's Gate II: Throne of Bhaal」以来,久々のシリーズ最新作となる「Baldur's Gate 3」は,デーモンとデビルによる「流血戦争」(The Blood War)が,地上世界のフォーゴットン・レルムにも影響を与え始め,主人公は他種族を精神的に支配するマインド・フレイヤ―によって誘拐され,パラサイトを埋め込まれた状態で九層地獄バートルの第一層アヴェルヌスで目を覚ますことからゲームが始まる。
パラサイトが成長する前に,何とか処置を施さなければならないという状況において行動を共にするのが,マインド・フレイヤ―の奴隷種族として描かれるグリーンスキンの風貌ながら,元々はヒューマンだったというギスヤンキのウォーリアー「Lae’zel」だ。ほかには,ヴァンパイアのローグ「Astarion」,ヒューマンのウィザード「Gale」,ハーフエルフのクレリック「Shadowheart」,そして生ける伝説として世界に名を知られたヒューマンのウォーロックながら,実はデビルとの契約をしていた「Wyll」という仲間が登場する。それぞれに個性も出自も異なるが,“脳に邪悪なパラサイトが寄生している”という点が共通しており,その問題を解決するために旅を続けていくのである。
今回の開発者ビデオダイアリーのトピックは,この仲間たちとのロマンス要素についてだ。具体的には,「キャンプ」(野営)という,旅の途中でプレイヤーの仲間たちが休息するシステムが紹介されており,旅の要所でキャンプファイアを囲んで休息するようなシーンがいくつも用意されている。旅の仲間たちは,それまでのプレイヤーの選択やアクション,例えばどの種族や職業の敵と戦ったり,彼らの手助けをするサブクエストを遂行したかということを記憶し,それによって好意や悪意を持つようになる。どこか「ドラゴン・エイジ」を連想できるゲームシステムと言えるが,こうした感情の発展によって恋愛に発展することもあれば,殺し合いに発展してしまうこともあるようだ。
なお,9月30日からの開始がアナウンスされていた「Baldur's Gate 3」のアーリーアクセス版は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で制作に若干の支障が出ていることから,1週間ほど遅れた10月6日に延期されたことが本日アナウンスされている。現時点では日本語化はされていないようなので,プレイするにはハードルが高いアーリーアクセスとなりそうだ。しっかりと遊び込めそうな本作が気になる人は,公式サイト(リンク)やSteamストアページ(リンク)をチェックしておこう。
「Baldur's Gate 3」公式サイト
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Baldur's Gate 3
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