プレイレポート
「マーベル・フューチャーレボリューション」先行プレイレポート。滅亡に瀕した地球を探索できる“オープンワールド・アクションRPG”
今回4Gamerは,正式配信に先駆けて本作をプレイする機会を得たので,ゲームの概要と見どころを紹介しよう。
「マーベル・フューチャーレボリューション」公式サイト
「マーベル・フューチャーレボリューション」ダウンロードページ
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開幕からクライマックス!
映画のようなクオリティ
本作のシナリオを担当しているのは,「アベンジャーズ」「アイアンマン」「キャプテン・マーベル」などを執筆したマーク・スメラク氏だ。プレイヤーは,スーパーヒーローで構成された集団“オメガフライト”の一員となって,コンバージェンス(多元宇宙の収束)という事象を基点として起こるトラブルに立ち向かっていく。
多元宇宙の地球が1つになるコンバージェンスが起こったしまった世界が舞台となるが,プロローグではそれを阻止しようと奔走するヒーローたちの姿も描かれる。
ほかの世界を破壊することを画策するヴィラン「モードック」を食い止め,なおかつコンバージェンス現象自体を止めようとするヒーローたち。「スター・ロード」の奮闘に始まり,「ブラック・ウィドウ」と「ストーム」の共闘,そして「アイアンマン」をサポートする「スパイダーマン」と,映画のクライマックスシーンのごとく次々とヒーローたちが駆けつけるシーンは,プロローグとは思えないほどの盛り上がりを見せる。
キャラクターやグラフィックスはもちろん,カメラアングルやアクションシーンも見事な演出で,Marvel映画のファンであれば一瞬で引き込まれる仕上がりだ。
戦いの結末は,「ビジョン」の犠牲によってなんとか世界の崩壊を防ぐという形で迎えるものの,多元宇宙の地球が1つになってしまう。その結果,「ヒドラ」がニューヨークを占拠して作り出したヒドラ帝国,「サノス」によって惑星全体が破滅したサンダースなど,さまざまな勢力が地球上に現れる。
そこで起こる諸問題を解決する。それがオメガフライトの一員となったプレイヤーの目的なのだ。
以上のプロローグ部分を終えると,最初のプレイアブルキャラを選択することになる。冒頭のシーンで各ヒーローを操作する機会もあるので,気に入った操作感のキャラを選ぶといいだろう。
この場面で選べるプレイアブルキャラは,下記の8体だ。今後のアップデートで順次追加されるようなので,まだ登場していないヒーローの実装にも期待したいところ。
【プレイアブルキャラクター】
・キャプテン・アメリカ
・スパイダーマン
・アイアンマン
・ストーム
・ドクター・ストレンジ
・スター・ロード
・キャプテン・マーベル
・ブラック・ウィドウ
今回は「スパイダーマン」を選んでプレイしたが,チャプター1から因縁のあるヴィランが登場するなど,ヒーローごとに物語の導入部分が変化するようだ。「スパイダーマン」の場合は,チャプター1では「グリーン・ゴブリン」と死闘を繰り広げたあと,異次元の「スパイダーマン」に誘われてオメガフライトに加入することになる。
オメガフライト加入後の大枠のストーリーはどのヒーローも共通のようだが,ヴィランやヒーロー同士の会話には個性が出るので,好きなヒーローでプレイするのがよさそうだ。
ストーリー中にプレイアブルキャラ以外のヒーローも多く登場するのも,本作の大きな魅力だ。
「パニッシャー」や「デアデビル」など,さまざまなヒーローと出会い,共闘することになるので,マーベル・コミックに精通している人ほど本作のストーリーを楽しめるだろう。もちろんヴィランも作品の枠を超えて登場するので,彼らとの掛け合いやバトルにも期待してほしい。
本作は“オープンワールド・アクションRPG”とされているとおり,地球上に現れた多彩な舞台を散策できるのもポイントだ。
高精細なグラフィックスも相まって,世界を散策して回るだけでも,その緻密な作り込みを体感できるだろう。「スパイダーマン」を筆頭に,一部のキャラは空中でも自在に動けるため,原作さながらのダイナミックなアクションを満喫できるのがたまらない。
多彩なコスチュームなどほかにも魅力的な要素が満載
ヒーローの操作はスマホ向けゲームではおなじみのスタイルで,画面左下のバーチャルパッドで移動,右側のアイコン群で攻撃やスキル,回避といった各種アクションを行える。
アクションはいずれもヒーローの個性に合わせたカッコイイ仕上がりで,大量の敵をなぎ倒していく爽快感も魅力だ。
糸で敵を引き寄せ,振り回し,拘束して叩く。「スパイダーマン」らしいアクションもシンプルなタップ操作で繰り出せるので,アクションに慣れていない人でもその気持ちよさをしっかりと味わえるだろう。
各スキルのクールタイムも短く,いくつものアクションを連発できるのもうれしい。
空中アクションも用意されており,地上にいるときとはまた違った戦い方も可能。地上,空中はいつでも切り換えられるので,敵の数や種類に応じて戦法を変えていこう
ゲージがたまると発動できる必殺技や,空中戦など,オートバトルで眺めているだけでも非常に多彩なアクションシーンを楽しめる。
メインクエストはオートバトル中心で進行できなくもないが,アクションゲームらしく,手動でプレイしないとちょっと手を焼く敵も多数登場する。
ボスキャラとの戦闘時は,必殺技の発動前に攻撃範囲が表示されるので,マニュアル操作で回避をしないと敗北につながることもある。
街中に出現するボスをはじめ,レイドやマルチプレイでのヴィラン攻略など,プレイヤーの腕前が試されるコンテンツも充実しているので,ゲームに歯応えを求める人も満足できるだろう。
魅力的な要素はほかにもあるが,中でも注目したいのがヒーローコスチュームだ。
ヒーローの外見は4つのパーツで区切られており,これらは自由に変更できる。コスチュームによる性能の差もあるが,外見だけを変更する機能も搭載されているので,見た目にこだわりたい派も安心してほしい。
ヒーローごとのオリジナルのコスチュームのほか,原作のスーツなども用意されており,いずれも自由に組み合わせられる。ストーリーのムービーシーンなどにも反映されるので,お気に入りの外見に変えて物語を進めていこう。
映画のような演出と高精細なグラフィックスで描かれるストーリー,魅力的なヒーローアクションに多彩なコスチュームと,Marvelファンなら間違いなく楽しめる「マーベル・フューチャーレボリューション」。配信がスタートしたら,ぜひプレイしてみてほしい。
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※画面は開発中のものです。
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