1980年代のカルトホラー映画「食人族」をベースにしたゲーム「Cannibal」の制作が発表

　イタリアのゲームメーカーFantastico Studioは現地時間の2020年4月8日，新作タイトル「Cannibal」の制作を発表し，最新トレイラーを公開した。対応プラットフォームはPCおよびPlayStation 4，Xbox One，Nintendo Switch，そしてモバイルとなっており，11月の発売が予定されている。

「Cannibal」公式サイト

　本作は，ルッジェロ・デオダート監督の映画「Cannibal Holocaust」（1980年。日本公開は1983年。邦題は「食人族」）の公開40周年を記念した作品だ。公式サイトによれば，デオダート監督の三部作（「カニバル」「食人族」，「サバイバル・ショット/恐怖からの脱出」）に続くものと位置付けられており，デオダート監督もディレクションと脚本で本作に参加するとのこと。

　邦題からも分かるように，ベースとなった「Cannibal Holocaust」は，グロテスク度の高いキワモノ的な作品だが，ドキュメンタリー風の映像と，実際に起きたことであるように思わせる宣伝により，日本を含む各国でヒットを記録したという。

　ゲームエンジンとしては「Unity」が使用されており，ジャンルはアドベンチャー。プレイヤーは探検隊のさまざまなキャラクターを操作して，ジャングルの奥へと進んでいくということだ。どのようなゲームになるのか，なかなか想像するのが難しいが，続報に期待しよう。