ディースリー・パブリッシャーは本日(2020年9月26日),同社が今冬に発売を予定している新作アクションRPG
「MAGLAM LORD/マグラムロード」(
PS4 /
Nintendo Switch)のスペシャルトークショウ番組を,東京ゲームショウ2020 オンラインで配信した。
このトークショウには,メインキャラクターの声優を務める
木島隆一さん,
名塚佳織さん,
後藤ヒロキさんが出演し,それぞれが演じたキャラクターの紹介や,実機でのゲームプレイが披露されたので,その模様をまとめてお届けしよう。
「サモンナイト」シリーズのスタッフが手掛ける「MAGLAM LORD/マグラムロード」は,永き眠りについている間に“絶滅危惧種”に指定されてしまった魔王が,自身の完全復活を目指して,仲間と共に魔剣をクラフトして戦うという“
魔剣創造アクションRPG”だ。
トークショウではまず,木島さん,名塚さん,後藤ヒロキさんが演じるキャラクターが紹介されたので,まとめてみたい。
■世界の敵として討伐された主人公「キルリザーク」
本作の主人公は性別の選択が可能になっており,見た目はもちろん,セリフなどにも変化がある。どちらにしても,絶滅の危機に瀕している「魔王種」の生き残りという設定に変わりはなく,「魔剣」を自在に操る「刃の魔王」のふたつ名を持っている。絶滅危惧種に指定される前は,かなり好き勝手していたそうで,その結果「世界の敵」として討伐され,永遠の眠りについていたという。
男主人公の声を演じる木島さんは,最初に設定を聞いたとき魔王然としたキャラクターをイメージしていたそうだが,台本を読み進めているうちチャーミングな一面があることに気づいたそうだ。実際に「あまり重くならないように演じてほしい」という指示もあったそうで,それが印象に残っているとのこと。
■鉄の忠臣「バルガッキーン」
後藤さん演じるバルガッキーンは,かつて「鉄(くろがね)の魔王」として武名を馳せた老将軍。かつて主人公と戦い敗れて以来,その器に惚れ込み忠臣として付き従うようになったという設定だ。自身は代償として肉体を失い、無力で珍妙なクリーチャーとなってしまった。それでも懲りることはなく、小言を言っては蹴飛ばされたりしながら、日々せっせと忠義に励んでいる。
後藤さんは,バルガッキーンを演じるうえで難しかったところはなかったとコメント。忠臣という言葉どおり,魔王に忠誠を誓っているキャラクターなので,台本をもらったときからどう演じるかは決めていたそうだ。
■絶滅危惧種の勇者「シャルム」
名塚さん演じるシャルムは,主人公と同じく絶滅危惧種に指定されている「勇者の一族」の1人である。すでにほかの魔王を倒して覚醒を遂げており,「微笑みの勇者」のふたつ名で称えられている。穏やかで優しい性格らしいが,弟であるダリスのことになると過剰な心配性になってしまうそうだ。ゲーム中は主人公のパートーナーとして冒険するという。
シャルムを演じる中で名塚さんは,しっかり者に見えてものすごく心が弱い女性という印象を受けたとのこと。また,取り乱すシチュエーションを演じるのが難しかったという。普段がしっかりものなだけに,どこまで演技を広げていいかの線引きをするのに苦労したそうだ。
それぞれのキャラクターの紹介が終わると,最後に実機を使ったゲームプレイが披露された。本作は,魔剣を鍛造し,リクエスト(依頼)を受け,フィールド探索&バトルを繰り返すというゲームサイクルになっており,絶滅を避けるために
「コンカツ」もするというのが,見どころの1つとなっている。
フィールドは3Dだが,敵とエンカウントすると2Dアクションに切り替わる。戦闘中は武器を切り替えることが可能で,モンスターの弱点を突くような武器を選択して戦うのがバトルの鍵となるようだ。詳しくは,本日掲載した「ブリーフィングレポート」にもあるので,気になる人はそちらを確認してほしい。
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※画像はすべて配信画面をキャプチャーしたものです。