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“アトムパンク”な世界を探検するADV「The Invincible」がPCと次世代ゲーム機向けに2021年中にリリース
本作は,映画「ソラリス」の原作者としても有名なポーランドの巨匠スタニスワフ・レム氏によって執筆され,1964年に出版されたSF小説「砂漠の惑星」が原作。そのタイトルも小説に登場する宇宙船“無敵号”に由来するものとなっている。
舞台は,未知の惑星であるRegis IIIで,ここに不時着したことで離れ離れになってしまった宇宙飛行士たちの行方を探索するうちに,この星の古代文明に絡む奇妙な現象に気付いていくというストーリーが描かれるという。
“サイバーパンク”や“スチームパンク”といった表現はお馴染みだが,本作はその一派である“アトムパンク”の世界観を持つ。これは,1950年代のSF映画やコミックなどに影響を受けたアートスタイルを表現するときに使われることが多く,「フォールアウト」の世界観もこれに属している。
「レトロフューチャー」などとも言われることがあり,何を表示しているのか分からない計器やスイッチボードなどに囲まれた,懐かしさを感じられる雰囲気を前面に押し出す傾向もある。
開発を手掛けるStarward Industriesだが,元々はCD PROJEKT REDで「The Witcher 3: Wild Hunt」のプロデューサーを務めていたマレク・マルクゼスキー(Marek Markuszewski)氏がCEOを務める少数精鋭チーム。公開されているSteamストアページの情報では,今のところ日本語化の予定はないようだが、今後の情報公開に期待したい作品の1つになりそうだ。
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