紹介記事
「ホグワーツ・レガシー」のPS4版 / Xbox One版がリリース! 学園生活,バトル,魔法ワールドへのリスペクトなど,基本情報や魅力を紹介
J・K・ローリング氏の小説「ハリー・ポッター」シリーズと,それをもとに誕生した魔法ワールド(Wizarding World)をベースとした本作では,初めて描かれる1800年代の魔法界がオープンワールドで再現されている。プレイヤーはホグワーツ魔法魔術学校の5年生となり,さまざまな魔法を駆使しながら,魔法界の隠された真実を明らかにしていくのだ。
ハリー・ポッターや魔法ワールドの作品のファンはもちろん,魔法好き,ファンタジー好きなゲーマーにも刺さるモノが盛りだくさんな本作の,基本情報や魅力をあらためて紹介しよう。
「ホグワーツ・レガシー」公式サイト
美しいホグワーツ城で魔法を学び,数々の不思議に触れる。憧れの学園生活を体験
「ホグワーツ・レガシー」の舞台となるのは,ハリー・ポッターの活躍が描かれた小説シリーズから遠い昔,1800年代のホグワーツ魔法魔術学校(以下,ホグワーツ)だ。
主人公は,同校に5年生で転入してきた謎多き生徒。ホグワーツ城へと向かう途中でドラゴンに襲われ,紆余曲折あってたどり着いた遺跡で,自身の不思議な才能を知ることに。プレイヤーはこの主人公となって学園生活を送りながら,さまざまな出来事や事件に向き合うことになる。
本作でまず目を惹くのが,校舎であるホグワーツ城の再現度だろう。大小さまざまな塔が立つ,巨大で複雑な構造のホグワーツ城は,多くの秘密と,魔法によるさまざまな仕掛けに満ち溢れている。
そこで描かれる,学園生活にも注目だ。寮の自室から,同じ寮の生徒たちがうわさ話や勉強の悩みを話している談話室を抜け,寮を出て教室へ向かう。温室での「薬草学」の授業ではマンドラゴラを引き抜いて酷い目に遭い,「天文学」の天体観測では星空よりも天文台の寒さが気になって愚痴をこぼす。
“魔法の学校”という特殊な環境ではあるが,そこに通う多感な時期の生徒たちの生活や会話は,魔法に関すること以外は我々マグル(魔法が使えない人間)とそう変わらない。そんな彼らの日常の描写は,作品世界への没入感を与えてくれる。
授業が終わったら,さまざまな謎と不思議に出会える,自由時間を満喫しよう。
動く肖像画に痴話げんかを続けるゴースト。いたずらをして回るポルターガイストに,臭いガスを吹き出し続ける廊下。噴水のように水が湧き出るトイレの個室。自動で組み上がってはまたバラバラになる階段。そんな,小説を読んでイメージしたり,映画の映像で見たりしていた不思議な光景だらけの“ホグワーツの日常”を,実際に体験できるわけだ。
とくに序盤は,指定されたクエストを進めるため出発したはずが,あちこちにある謎や仕掛け,不思議なオブジェが気になって目的を見失った……となることも少なくないはずだ。
もちろんホグワーツ城だけではない。学校の周辺やホグズミードの村なども冒険の舞台となる。
各地では,困っている人々の手助けや,謎めいたダンジョンの探索,魔法生物の保護,魔物や密猟者との戦いなど,さまざまなアクティビティとクエストが待っている。思う存分寄り道を楽しもう。
それらに挑戦するうえで欠かせないのが魔法の力。広々としたフィールドを移動するときは,魔法のほうきや保護した魔法動物にまたがって空を飛ぼう。怪しい場所があれば出現魔法「レベリオ」で調査し,壊れたものがあれば修復呪文「レパロ」で直す。行く手を遮るクモの巣があれば,発火呪文「インセンディオ」で焼き払う。このように,知恵と勇気,そして魔法が,進むべき道を切り拓いてくれるのだ。
コンボの組み合わせで勝利を掴め。凄腕の魔法使い気分が味わえるバトルシステム
さまざまな謎に向き合い,物語を進めていくうえで避けられないのが敵との戦いだ。フィールドにも,敵対する魔法使いやゴブリン,密猟者,凶悪な魔物などが潜んでおり,気が抜けない。
そんな,危険を退けるために欠かせないのもまた魔法の力だ。光弾を放つ基礎呪文をベースに,[△][□][×][○]ボタンに割り振ったさまざまな魔法を駆使して敵と戦っていく。
ただ攻撃をするだけではなく,浮かせたり,引き寄せたり,突き飛ばしたりといった魔法を交えて戦うのが本作のバトルの特徴だ。
突っ込んでくる敵がいたら,相手を吹き飛ばす「デパルソ」で距離を取る。動きが素早い者がいれば敵やモノを浮かせる「レヴィオーソ」で浮かせたのち,地面に叩きつける「ディセンド」でダメージを与える。遠方や高台から攻撃を仕掛けてくる相手は,引き寄せの呪文「アクシオ」で近くに連れてきて反撃を仕掛ける。
コンボをたくさん決めたり青いオーブを拾ったりしてゲージが溜まったら,主人公が使える特別な力・古代魔術の出番。いわゆる必殺技のような強力な一撃で,強敵やボスを相手にするときに欠かせないものとなる。
このように,敵の動きや状況に合わせた魔法を駆使して戦うのだ。
もちろん相手も,ただこちらの魔法を受けてくれるわけではない。プロテゴ(防御魔法のバリア)で身を守り,ときに防御不能の強力な攻撃を用いて襲い掛かってくる。相手がプロテゴを張ったら,同じ色の魔法を当ててバリアを解除し,攻撃魔法を使おうとしている敵がいたら,武装解除の呪文「エクスペリアームス」で杖を弾き飛ばすといったように,魔法同士のスリリングな攻防を制していくのが本作のバトルの楽しいところ。複数の敵を相手に立ち回れるようになると,格別な気分が味わえる。
魔法の効果を一つひとつ覚えて,それらをうまく組み合わせてコンボを決められるようになると,さらに有利にバトルを進められるだろう。
魔法は4つで1組,ゲーム進行によって最大4組のセットを作れる。セットの切り替えには操作の慣れが必要だが,マスターして複数の魔法でコンボを決められると,一方的に大ダメージを与えられるだけではなく,リズミカルで爽快かつ凄腕の魔法使いになったような,これもまた格別な感覚が得られるだろう。
レベルアップで入手できる「才能ポイント」を消費すれば,魔法の効果やそのほかの能力を強化できる。「レヴィオーソ」で複数の相手を浮かせたり,「インセンディオ」の発火する範囲を広げたりと,強化した魔法によってまた新たな戦術が生まれるのも面白い。難しく考えずに好きな魔法をバシバシ放つだけでも楽しいが,さらにコンボをつないでみたり,よく使う魔法を強化したりして自分なりの戦い方を作り上げてみよう。
そして,触れないわけにはいかないのが「許されざる呪文」。本作のストーリー上,詳しくは伝えられないが,主人公は磔の呪文「クルーシオ」に服従の呪文「インペリオ」,そして死の呪文「アバダケダブラ」という,恐ろしい魔法に触れ,それを覚える機会がやってくるのだ。
これを使用するか否かは,プレイヤー次第。ストーリー上のそれらの呪文の扱いは絶妙で,また「自身がどう振舞うか」というゲームのロールプレイ的にも良いアクセントになっている。
世界観に主人公の在り方。魔法ワールドへの深いリスペクトが感じられる設定と物語
最後に伝えたい魅力が,本作から感じられる,魔法ワールドへの深いリスペクトだ。
ホグワーツに到着して行われる,あの大広間での寮の振り分け(選択)シーンで始まる学園生活は,小説や映画,テーマパークなどでハリー・ポッターおよび魔法ワールドの作品に触れてきた人はもちろん,魔法世界やファンタジーが好きな人の心を大きく動かすものばかりだ。
ホグワーツ城や周囲には大小さまざまな不思議があり,それがクエストや収集要素となっているだけではなく,ただこの世界にある普通のものや日常として描くだけのものもある。例えば素材や形,柔軟性をカスタマイズできる杖選び。ゲーム上の能力などに何ら影響を与えないものだが,ファンであればホグワーツに入学するならかならず体験したいものの一つだ。それを,かなり細かいカスタマイズで叶えてくれているところは,作り手のこだわりと作品愛を感じられる。
ホグワーツ城の豪華な監督生の浴室に,なんだかくすぐりたくなる(?)梨の絵画。ホグズミードの酒場・三本の箒と,お菓子屋のハニーデュークス。最寄り駅であるホグズミード駅に,禁じられた森の近くの三角屋根の小屋。それら,小説や映画の作中に登場する名所や思い出深い場所の再現も素晴らしい。ファンは,「1800年代はどのような場所で,“あの秘密”は当時からあったのだろうか」と,思いをめぐらせて各地を巡ってみるといいだろう。
“主人公の在り方”も,魔法ワールドの歴史を尊重した設定であることを伝えたい。主人公は,許されざる呪文さえも難なく使いこなす優れた魔法の才能を持ち,さらに忘れてられていた強力な力・古代魔術も使えるという“かなり特別な存在”だ。
一見,その後の作品に影響を与えそうなキャラクターだが,そのあたりも矛盾がないようなストーリーになっている。ネタバレになるので詳しくは伝えられないが,原作の雰囲気を尊重するファンも,思う存分プレイヤー自身の主人公像をイメージしたロールプレイを楽しめるはずだ。
ほかにも,魔法と秘密にあふれたさまざまなクエストや収集要素,自分だけの部屋「必要の部屋」のカスタマイズとアイテムの強化/生成,魔法動物の飼育や繁殖といったやり込み要素が実に盛りだくさん。ファンはもちろん,魔法好きや魔法使いにあこがれる人にとっても“なかなか食べきれない山盛りのご馳走”のようなゲームなので,興味のある人は本作で魔法ワールドに飛び込んでみてはいかがだろうか。
「ホグワーツ・レガシー」公式サイト
- 関連タイトル:
ホグワーツ・レガシー
- 関連タイトル:
ホグワーツ・レガシー
- 関連タイトル:
ホグワーツ・レガシー
- 関連タイトル:
ホグワーツ・レガシー
- 関連タイトル:
ホグワーツ・レガシー
- 関連タイトル:
ホグワーツ・レガシー
- この記事のURL:
キーワード
HOGWARTS LEGACY software (C)2020 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Avalanche. WIZARDING WORLD and HARRY POTTER Publishing Rights (C)J.K. Rowling. PORTKEY GAMES, HOGWARTS LEGACY, WIZARDING WORLD AND HARRY POTTER characters, names and related indicia (C)and(TM) Warner Bros. Entertainment Inc.
WB WARNER BROS. GAMES LOGO, WB SHIELD:(TM)&(C)Warner Bros. Entertainment Inc. (s20)
HOGWARTS LEGACY software (C)2020 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Avalanche. WIZARDING WORLD and HARRY POTTER Publishing Rights (C)J.K. Rowling. PORTKEY GAMES, HOGWARTS LEGACY, WIZARDING WORLD AND HARRY POTTER characters, names and related indicia (C)and(TM) Warner Bros. Entertainment Inc.
WB WARNER BROS. GAMES LOGO, WB SHIELD:(TM)&(C)Warner Bros. Entertainment Inc. (s20)
HOGWARTS LEGACY software (C)2020 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Avalanche. WIZARDING WORLD and HARRY POTTER Publishing Rights (C)J.K. Rowling. PORTKEY GAMES, HOGWARTS LEGACY, WIZARDING WORLD AND HARRY POTTER characters, names and related indicia (C)and(TM) Warner Bros. Entertainment Inc.
WB WARNER BROS. GAMES LOGO, WB SHIELD:(TM)&(C)Warner Bros. Entertainment Inc. (s20)
HOGWARTS LEGACY software (C)2020 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Avalanche. WIZARDING WORLD and HARRY POTTER Publishing Rights (C)J.K. Rowling. PORTKEY GAMES, HOGWARTS LEGACY, WIZARDING WORLD AND HARRY POTTER characters, names and related indicia (C)and(TM) Warner Bros. Entertainment Inc.
WB WARNER BROS. GAMES LOGO, WB SHIELD:(TM)&(C)Warner Bros. Entertainment Inc. (s20)
HOGWARTS LEGACY software (C)2020 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Avalanche. WIZARDING WORLD and HARRY POTTER Publishing Rights (C)J.K. Rowling. PORTKEY GAMES, HOGWARTS LEGACY, WIZARDING WORLD AND HARRY POTTER characters, names and related indicia (C)and(TM) Warner Bros. Entertainment Inc.
WB WARNER BROS. GAMES LOGO, WB SHIELD:(TM)&(C)Warner Bros. Entertainment Inc. (s20)
HOGWARTS LEGACY software (C)2022 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Avalanche Software. WIZARDING WORLD and HARRY POTTER Publishing Rights (C)J.K. Rowling. PORTKEY GAMES, HOGWARTS LEGACY, WIZARDING WORLD AND HARRY POTTER characters, names and related indicia (C)and Warner Bros. Entertainment Inc.
- ホグワーツ・レガシー【予約特典】DLCオニキス・ヒッポグリフの乗りもの & 魔法薬「フェリックス・フェリシス」のレシピ 同梱 - PS4
- ビデオゲーム
- 発売日:2023/05/05
- 価格:¥6,250円(Amazon) / 5780円(Yahoo)