「Wizardry Variants Daphne」，リリース1か月間の日本での収益は850万ドル（約13億円）以上，ドリコムは過去2年間で最高月間収益を達成

　さまざまなデータや分析環境を提供するSensor Towerは本日（2025年1月14日），スマートフォン向けRPG「Wizardry Variants Daphne」（iOS / Android。Steam版も発売予定。以下，ウィズダフネ）に関するレポートを公開した。

Sensor Towerブログ「ウィズダフネが好スタートでユーザー平均評価も4.6、Drecomは過去2年間で最高月間収益を記録」

　ウィズダフネは，2024年10月15日にリリースされた，長い歴史を持つRPG「Wizardry」シリーズの完全新作となる3DダンジョンRPGだ。
　プレイヤーは町でのキャラクターの育成や装備品の補給と，ダンジョンでのバトル，アイテム収集を繰り返して，「奈落」と呼ばれるダンジョンの奥へと進んでいく。敵との戦闘はコマンドバトルで進行し，プレイヤーを含めた最大6人の編成で，呪文やスキルを駆使した戦略性の高いバトルを楽しめる。

　Sensor Towerのデータによると，ウィズダフネはリリース1か月間（2024年10月15日から11月14日）の日本のユーザー評価は3万件以上に達しており，星5と星4の評価を合わせると90％以上と高評価を獲得している。また，同期間の日本での平均評価は4.6となった。


　この好調ぶりは，同期間の日本におけるモバイルゲーム収益ランキング推移でも確認でき，2024年10月20日以降はiOS/Android版ともに，トップ100位圏内をキープしているという。


　ウィズダフネはグローバル展開をしており，アメリカや台湾でも人気はあるものの，同期間の市場別ダウンロード数シェアは60％以上，収益シェアは90％以上を日本が占めており，どちらも日本がトップ市場となっている。

　また，同期間の日本でのダウンロード数は30万以上，収益は850万ドル（約13億円）以上を記録。モバイルゲーム収益成長量では3位に入っており，このデータからウィズダフネはリリースから好スタートを切ったと分析する。


　もちろん，ウィズダフネのパブリッシャであるドリコムの収益にも大きく影響している。Sensor Towerのデータによると，過去2年間（2022年11月から2024年10月）の日本におけるドリコムの月別モバイルゲーム収益では，2024年10月に最高を記録しており，ウィズダフネはリリース直後から同社の収益をリードするタイトルになっていることが分かるという。


※掲載した画像はSensor Towerのブログ（リンク）より。

「Wizardry Variants Daphne」公式サイト

「Wizardry Variants Daphne」ダウンロードページ

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