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Switchよりも軽い約350gのAndroidゲーム機「AYANEO Pocket S」が7月上旬発売。ハイエンドスマホ並みのスペックで約9万円から
なお,天空が運営する携帯型ゲームPC専門店ハイビームのオンラインストアにて,6月13日9:59までに予約すると,1万円割引となるキャンペーンを実施中だ。
公称本体サイズは213.9(W)×85(D)×14(H)mmで,公称本体重量は約350gと,Nintendo Switchよりも小さく軽い。筐体内には小型の冷却ファンを内蔵しているので,長時間ゲームをプレイし続けても,安定した性能を発揮できるという。
内蔵バッテリー容量は6000mAhで,5000mAh以下が多いスマートフォンによりも,長時間のバッテリー駆動が可能だ。ただし,通信機能はWi-Fi 7およびBluetooth 5.3対応で,5Gや4G LTEといった携帯電話系の通信機能には対応しない。
AYANEO Pocket Sには,ボディカラーやディスプレイ解像度,メインメモリ容量や内蔵ストレージ容量が異なるいくつかのバリエーションがある。たとえば,6インチ液晶ディスプレイは,解像度1920×1080ドットと,解像度2560×1440ドットの2種類,メインメモリ容量は12GBまたは16GB,内蔵ストレージ容量は128GBまたは512GBといった具合だ。
micro SDカードスロットも備えているので,ストレージを比較的簡単に増量できるのは,ゲーマーにとっても嬉しいポイントだろう。
●AYANEO Pocket Sのラインナップ
- ディスプレイ解像度1920×1080ドット,メインメモリ容量12GB,内蔵ストレージ容量128GB,税込価格 8万9800円
- ディスプレイ解像度1920×1080ドット,メインメモリ容量16GB,内蔵ストレージ容量512GB,税込価格 10万9800円
- ディスプレイ解像度2560×1440ドット,メインメモリ容量16GB,内蔵ストレージ容量512GB,税込価格 11万4800円
搭載SoC(System-on-a-chip)は,Qualcommが2023年8月に発表したAndroidゲーム機向けSoC「Snapdragon G3x Gen 2」だ。Qualcomm製のハイエンドSoCである「Snapdragon 8」シリーズに匹敵するスペックのうえ,ゲームで重要なGPU性能を重視しているので,多くのゲームを快適に動作させることが可能だろう。
さらに,本体側面にある「ターボキー」で動作モードを切り替えることで,通常動作時よりも性能を高めることも可能だ(※もちろんバッテリー駆動時間は短くなるが)。
本体左右のゲームパッド部分は,アナログスティックの配置が左右非対称なXbox風レイアウトを採用している。左右トリガー部分の隣には,小さな追加ボタンも備えており,追加ボタンへの機能割り当ては,AYANEO製品共通の設定アプリ「AYA SPACE」からカスタマイズ可能だ。
さらに,ゲームパッド非対応のAndroidアプリを,AYANEO Pocket Sのボタンやスティックで操作できるようにするための「キーマッピング」機能も備えている。ゲームパッド非対応のAndroidゲームをプレイしている人も安心だ。
プリインストールのOSは,Android 13で,もちろん「Google Play」も利用できる。Android用ゲームはもちろん,「Xbox Cloud Gaming」や「GeForce NOW」といったクラウドゲームサービスや,「PS Remote Play」のようなリモートプレイアプリも使えるので,PCやPlayStation 5/4向けゲームをクラウドやリモート経由でプレイすることも可能だ(※PS Remote Playは,キーマッピングでボタンやスティックを割り当てる必要がある)。
ハイエンドスマートフォンの価格が非常に高い昨今では,スマートフォンはあえてエントリー市場向け程度の安価な製品を選び,ゲーム用には高スペックでゲームパッド機能も備えるAYANEO Pocket Sを選ぶという手もあるだろう。
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