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オンライン専用ミリタリーシューティング「Isonzo」が2021年内にリリース。第1次世界大戦のイタリア戦線がテーマ
本作のタイトルである“イゾンツォ”は,現在のイタリアとスロベニアの国境を流れる河川の名で,1915年から1917年にかけて発生した“イゾンツォの戦い”の舞台だ。
この地では,連合軍にスロベニア地域の一部割譲を約束されたイタリア王国軍が進攻を開始し,オーストリア=ハンガリー帝国軍が迎え撃つ形で12回の戦闘が発生している。
アドリア海に面するクラス地方から両国の双子都市であるゴリツィア,そして山肌が剥き出すほど険しい岩が露出するジュリア・アルプス山脈,そして最後の激戦地となったカポレット(コバリ―ド)の山村まで,全長約800?にも及ぶ“イソンゾ戦線”。余り大きな注目を浴びることないが,歴史に忠実なゲーム作りで定評を得てきたM2HとBlackmill Gamesによって克明に描かれることになるだろう。
「WW1 Game Series」と銘打たれたシリーズの最新作となる「Isonzo」だが,これまでの塹壕戦や拠点攻防戦と異なり,まさにアルプスを舞台にした山岳戦がテーマになっている。公開されているスクリーンショットでは,片手にピッケルを持っている上官らしいキャラクターや,見たこともないようなメレー武器を手にして戦う兵士が紹介されている。
険しい山岳地帯での戦いということもあり,細い山道に有刺鉄線を張り巡らせたり,切り立つ山に積み上げた石塁や土嚢に身を隠して目下の敵を狙うことが可能。さらには,マシンガンによる一斉掃射や毒ガス散布といった,逃げ道の少ない狭所での戦いを繰り広げることになりそうだ。
また,グレネードランチャーや曲射砲,航空支援の利用も可能になっているので,高所における爆撃合戦も発生するのではないだろうか。
これまでのシリーズ同様に,現地調査を重ねてのマップ制作や武器のリアリズム追及,両陣営のコスチュームや音楽の高い再現度など,高いこだわりが乱れる本作。開発チームは,「Verdunの緊張感をTannenbergのスケール感を組み合わせている」と表現しているので,「Tannenberg」と同様に64人までの大規模な戦闘になると思われる。
なお,シリーズで初めて新世代ゲーム機向けにもリリースされることがアナウンスされているため,これまで以上に高い解像度でが用意されていると思われる。公開されたばかりのSteamストアページによると,日本語化の予定はないようだが,気になる人はウィッシュリストに追加しておくといいだろう。
「Isonzo」公式サイト
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(C)Copyright 2021 M2H B.V. & BlackMill Games All rights reserved.
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