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印刷2022/01/19 17:00

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「Crossfire: Legion」テクニカルテストの参加者募集がスタート。今後のロードマップも発表されたプレスイベントをレポート

 Koch MediaのパブリッシングレーベルであるPrime Matterは,新作リアルタイムストラテジー「Crossfire: Legion」のプレスイベントを開催した。


 「クロスファイア」は,韓国Smilegateが開発したミリタリー系対戦FPSだ。日本でのサービスは2018年に終了したものの,中国では今も現役で,同作のeスポーツをテーマとした実写ドラマ「Cross Fire(穿越火線)」が18億再生を記録,「ワイルドスピード」シリーズで知られるOriginal Filmによる映画化が進行中(関連記事)であることが報じられている。
 日本でもスマートフォン用シミュレーション「クロスファイア: ウォーゾーン」iOS / Android)が2020年にサービスを開始しているなど,今も人気のIPだ。

 本作は,その「クロスファイア」と世界観を共有する作品となり,スピーディなゲーム展開が楽しめるという。本稿では,ロードマップも発表された,プレスイベントの様子を見ていこう。

画像集#001のサムネイル/「Crossfire: Legion」テクニカルテストの参加者募集がスタート。今後のロードマップも発表されたプレスイベントをレポート
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 「Crossfire: Legion」は,SmilegateとカナダのBlackbirdが開発しており,2022年4月に“パブリックオープンβ”が行われる予定だ。原作FPSは,混迷した世界を舞台にテロとの戦いが描かれているが,この図式は「Crossfire: Legion」にも引き継がれる。テロに立ち向かう民間軍事会社「GLOBAL RISK」,そしてテロリスト部隊「BLACK LIST」に加えて,本作オリジナルの第三勢力も登場するという。
 Prime MatterのGlobal Brand ManagerであるRobert Wozinski氏は,「Crossfire: Legion」について,非常にハイペースなRTSであると表現し,1月中にテクニカルテストを実施すると発表(※1月18日にSteamにて参加者募集が始まった)。プレイヤーからのフィードバックを重視した開発を心がけると表明した。なお,プレスイベントの時点では,サービス形態については発表されていない。

「Crossfire: Legion」Steam紹介ページ



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 プレスイベントで発表された,今後のロードマップは以下の通りだ。

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●1月「Welcome to Crossfire: Legion」
・「GLOBAL RISK」「BLACK LIST」登場
・テクニカルテスト
 2勢力を使用可能
 2マップでのプレイが可能
 マルチプレイヤー対戦を導入

●2月「New Horizon」
・第三勢力登場
・ファーストルックデモ公開
 全ての勢力が揃う
 新マップ追加

●3月「Dominate the world」
・リーダーボード実装
 ランクゲーム,ランクモードを追加
 ゲーム内コミュニケーションツールが登場

●4月「Shape your army」
・新システム「アーミー カスタマイゼーション」機能実装
・「メンターシップ プログラム」の紹介
・パブリックオープンβ開始
 追加ゲームモード
 新マップ


 ゲームは最大3対3の対戦が可能だが,今後1人用のキャンペーンやCo-op(協力)シナリオ,Steam Workshopに対応したマップエディターなどが追加されていく予定とのことだ。

 「Crossfire: Legion」の世界で重要な役割を果たす「コマンダー」についても,GLOBAL RISKのカーディナル(Cardinal)と,BLACK LISTのフェニックス(Phoenix)の外見とアビリティが明かされた。コマンダーはそれぞれ特殊なアビリティを持ち,率いる部隊に恩恵を与えるという。自分が得意とする戦術に合わせて選択することで,勝利をより確かなものにできそうだ。

画像中央がGLOBAL RISKのカーディナル(Cardinal)。右がBLACK LISTのフェニックス(Phoenix)だ。左の不鮮明な人影は,第三勢力のコマンダーだろうか?
画像集#006のサムネイル/「Crossfire: Legion」テクニカルテストの参加者募集がスタート。今後のロードマップも発表されたプレスイベントをレポート

●コマンダー「カーディナル(Cardinal)」(GLOBAL RISK)
・「ファイア・アット・ウィル(Fire At Will)」
 指定エリアに砲兵による攻撃を行い,範囲内の敵及び建物に大ダメージを与える。

・「ラリー・アビリティ(Rally Ability)」
 味方ユニットを回復し,発射速度ボーナスを与えるフィールドを作り出す。

●コマンダー「フェニックス(Phoenix)」(BLACK LIST)
・「ゴースト・コア・アビリティ(Ghost Core Ability)」
 周囲にいる全てのユニットを回復するアウトポスト(前哨基地)を投下する。

・「ゴースト・リコール・アビリティ(Ghost Recall Ability)」
 自部隊をゴースト・コア・アウトポストにテレポートさせ,敵からターゲットされないステルス状態とする。


 カーディナルが回復と火力支援の正統派,フェニックスがステルス能力による奇襲型といったところだろうか。なお,このほかにも多くのコマンダーやアビリティが存在するとのことだ。

 本作の開発に携わるBlackbirdには,RTS「Homeworld」や「Company of Heroes」シリーズを制作した,Relic Entertainmentの元メンバーが複数人在籍しているという(関連記事)。どちらも名作として長く語り継がれるシリーズであり,RTSファンとしては本作も注目の1作になるのではないだろうか。
 謎の第三勢力,そしてほかのコマンダーの能力など,新情報の公開を待ちつつ,2月のファーストルックデモ,4月のパブリックオープンベータに注目したいところだ。

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「Crossfire: Legion」Steam紹介ページ

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