プレイレポート
[プレイレポ]テーマパーク運営ゲーム「Park Beyond」では,物理法則を無視したアトラクションも実現可能に。パックマンとのコラボも
本作で選択可能なのは,「キャンペーン」と「サンドボックス」の2つのモードだ。キャンペーンモードでは,プレイヤーは設計者となり,個性豊かなキャラクターたちと協力しつつ,ストーリーに沿ってテーマパークを経営していく。
基本的な進行は,画面右下に表示されているミッションを一つひとつ達成していくというもの。たとえば「パークの人気が75になる」というミッションであれば,まずはアトラクションを設置したり,エンターテイナーを雇ったりしてゲスト(来園者)を楽しませることに注力していくことになる。
敷地内に配置された「ピジョン・スパーク」のアイコンをクリックすると,どんなアトラクションを設置すればいいか示されることもある。今回のプレイでは,「家族連れ向けのジェットコースターを作る」という指示を受けた。
ミッションをこなしてゲームを進め,パークのレベルが一定に達すると「ラボの拡張」が可能となる。ラボを拡張すると「楽しさを重視したアトラクション」「収益性を重視したアトラクション」といったような,さまざまなテーマに沿った複数のアトラクションが解放され,パークに設置できるようになる。
サンドボックスモードでは,さまざまなテーマに分かれた数千種類の素材やモジュールを組み合わせ,プレイヤーが自由にテーマパークの設計と経営を行っていく。パークを運営するための初期資金は自由に設定できるため,夢のパークを実現するために無尽蔵に予算を使うことも,逆に敢えて予算を少なくした縛りプレイにチャレンジすることもできる,プレイヤーの趣味嗜好に合わせて,さまざまなプレイを楽しめるわけだ。
今回のプレイでは,最初からパークを作るのではなく,用意されたセーブデータを使って「地形編集」と「ドリームチェンジ」を体験できた。地形編集は,文字どおり地形を編集して,パークの景観を変更する機能だ。
ドリームチェンジは,設置したアトラクションを物理法則を無視した非現実的なものに進化させる機能だ。ゲストが各アトラクションに対して“ビックリ評価”するとゲージが溜まっていき,最大まで溜まるといずれかのアトラクションをドリームチェンジできるようになる。
実際にプレイしてみて目を引くのは,いかにもテーマパークといった感じのポップでインパクトのあるグラフィックスだ。操作も,パークの花形となるジェットコースターの設計こそ慣れるまでは少々難しいが,それ以外は何となくのフィーリングで楽しめる。いい感じにアトラクションを設置していくだけで,それっぽい仕上がりになっていく。
しかしフィーリングだけではパークの経営はうまくいかず,ゲストの動向や意見を細かくチェックしたり,収支を確認して赤字が出ないようにしたりといったことにも配慮しなければならない。スタッフの採用と管理,マーケティング予算や研究開発投資,ゲストの動線などなど,経営者として考えることはたくさんある。
とくに筆者が面白いと感じたのは,アトラクションやフードに流行りがあること。たとえばフードの販売が低調なので,それまでなかったピザ屋を設置したら一気に売上が上がったなんてケースもある。
そうなると「考えるポイントが多いので,建設・運営シミュレーションの初心者には少しハードルが高いのかな……」と思うかもしれないが,そこはキャンペーンモードをひと通りプレイすれば基本的な手順を学べるようになっている。本作のビジュアルを見て「楽しそう!」と感じたのであれば,チェックしてみても損はないはず。
なお上記の予約特典,ドリームチェンジセット「PAC-MAN™」は,各オンラインストアで本作を予約購入すると入手できる。気になる人は,こちらも早めにチェックしておこう。
※画面はSteam版の開発中のものです
「Park Beyond」公式サイト
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Park Beyond™ & (C) Bandai Namco Europe
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