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[TGS2022]打倒桃太郎を目指す小鬼の物語「ONI - 空と風の哀歌」を体験プレイ。2キャラを同時に動かして爽快なアクションを決めよう
本作は,少人数で活動するゲームクリエイターを支援するプロジェクト「集英社ゲームクリエイターズCAMP」の支援を受け開発されているタイトルで,桃太郎に敗れた鬼の生き残りが,打倒桃太郎を目指し試練を受けるという物語となっている。
TGSに出展されていたデモ版では,本作のチュートリアルとなる3つのミッションをプレイできたので,本稿ではそのレポートをお届けしよう。
主人公となるのは,鬼ヶ島での戦いで1人生き残った小鬼の戦士「空太(くうた)」だ。空太はかつて散った鬼たちのタマシイが眠る島「鬼世島(きせじま)」へと上陸する。この島では,強くなるための試練として,鬼たちのタマシイを呼び覚まして戦えるという。
マップを進み,怪しげな石碑に話しかけると,幻影を3体探し出し,打ち倒せという試練を受けることに。ここからは自由に探索ができるようなので,まずは周囲を歩き回ってみる。
探索中にはちょくちょくキノコを収穫できる。こちらが本作におけるお金の役割を果たすそうだ。今回のバージョンでは登場しなかったが,回復用のアイテムや,より強い装備を購入できるという。
また,場所によってはキノコが大量に生えていたり,宝箱が隠されていたりすることもあるそうで,なかなか探索のしがいがありそうだ。
そしていよいよ1体目の幻影を発見。ここからは戦闘パートとなる。
本作の戦闘では,まず“体”にダメージを与えて相手の“心玉”を露出させ,さらに心玉を攻撃することで,初めて撃破に至るというシステムになっている。心玉への攻撃は,複数体に連続して攻撃できる“心通連撃”という技を発動させられるので,まずは相手全員の心玉を出現させ,その後まとめてとどめを刺す。というのが基本的な流れになるようだ。
まとめて敵を倒すには,溜め攻撃による“回転斬り”が有効だ。回転斬りで一気に敵をダウンさせ,心通連撃で一気に撃破していくのはとても爽快感がある。
続いて2体目の幻影の試練へ。ここからは主人公の相棒となるキャラクター「風丸(かぜまる)」が戦闘に参加することに。風丸は,近接攻撃で戦う空太に代わり,遠距離への攻撃をしてくれる。空太から離れた場所にいる敵に向かって風丸を向かわせ,敵の体力を吸引させることで,心玉を露出させることができるのだ。
ひとつ注意しなければならないのが,風丸の攻撃は霊力を消費することだ。この霊力は時間経過でも回復するが,相手の心玉を破壊することで回復する。そういったリソース管理も,本作の魅力のひとつとのことだ。
PS5/PS4版の場合,空太は左スティックで移動し,□ボタンで体への攻撃,○ボタンで心玉への攻撃を行う。一方,風丸はR1を押しながら右スティックで移動,L1ボタンで相手の体力を吸収といった操作になっている。感のいい人は気付いたかもしれないが,この2キャラ,同時に操作することが可能だ。慣れてくると2キャラを同時に動かして戦うこともできるという。
続いて3体目の幻影を見つけ,体験版では最後となる第3の試練に挑戦する。今回の最初のバトルでは,敵の中にひと回り大きなものが混じっており,ひと筋縄ではいかない雰囲気が漂う。実は,敵の中には弱点となる心玉を複数持つものがいるようで,今回登場した巨大な敵は,両足の裏に1つずつある。つまり2回ダウンさせなければ倒せないというものだった。
このバトルはこれまでのおさらいといった感じのようで,巨大な敵も,これまでの経験を活かすことで,比較的楽に倒すことができた。しかしこの先,弱点の数だけでなく,位置も複雑なものが登場することを想像すると,なかなか手ごわい戦いとなりそうだ。
そしていよいよ最後のバトルが始まった,ここでは,新たなアクションとして“必殺技”を使えるように。必殺技は,専用のゲージが溜まると発動できるようになり,一定時間無敵状態になれるというものだ。大量の敵に囲まれピンチの状況でも,一気に逆転できるので,いざという時のために使いたい。
3つの試練を終え,ゲームはイベントシーンへ。ここで新たなキャラクターとして,謎の少女が登場した。この少女について今回はあまり多く語られないようだが,今後の空太の物語に大きく関わってくるようだ。
本作は,かなり少人数のチームで制作されており,随所に工夫を凝らした作りになっているのだという。また,音楽にも力を入れており,プレイの際にはぜひBGMに耳を傾けてほしいとのことだった。
「ONI - 空と風の哀歌」は,2022年内にPC/PS5/PS4向けに発売予定だ。独特な雰囲気や物語に惹かれるという人は少なくないはず。会場でチュートリアルとして流されていた動画が公開されているので,興味がある人はそちらもチェックしておくといいだろう。
「ONI - 空と風の哀歌」公式サイト
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