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日本アニメ調の3Dアクション「炎姫」試遊レポート。ド派手な相手の攻撃に合わせて2つの回避行動で対応するのが気持ちいい[TGS2024]
本作は,日本のアニメに影響を受けたとされるビジュアルと,ド派手なエフェクトの攻撃や弾幕が特徴の3Dアクションゲームだ。人間と妖が共存している世界で,プレイヤーは「炎姫」と共に妖魔を祓うべく激闘を繰り広げる。
今回の試遊版では,チュートリアルとボスバトルをプレイできた。まずチュートリアルを一通り触ってみたのだが,本作では敵の攻撃に合わせて「弾刃」(パリィ)を放つことで多くの攻撃を防げる仕様となっている。相手が攻撃を放つ際に赤い十字の光が出たり,赤い攻撃範囲が表示されたりするので,それに弾刃を合わせてうまくかわしていく行動が強かった。
逆に,それをしないと相手の攻撃によってすぐ体力をガンガン削られてしまうので,必ず覚えておきたい基本行動と言える。
ただし,すべての攻撃を弾刃で防げるわけではなく,金色に光る特殊な攻撃や弾幕による攻撃を放たれたときは弾刃では対応できない。これらの攻撃は「ダッシュ回避」で避ける必要があり,相手の動きに合わせて回避行動を行うのが攻略のキモでありつつ,本作の気持ちいい要素のひとつであった。
ちなみに,弾刃で対応できる赤い攻撃は範囲が広く,ダッシュ回避では避けづらいものもあり,すべてをダッシュ回避で避ければ良いというわけではなかった。
さらに,敵が青い瘴気をまとうこともあり,そういった相手には「加護射撃」と呼ばれるアクションで瘴気を消してから攻撃を当てる必要がある。常に相手の状況を注意深く観察し,状況に合わせたアクションでの対応が求められるようだ。
一通りこの辺の重要な技術を学んだ後,ボスバトルで「骸の少女 亜雅紗」に挑んでみた。
このボスがなかなか強く,相手のレーザーみたいな攻撃に当たってしまうと,体力ゲージを1/5ぐらい一気に削られてしまうというシビアな難度だった。このレーザー攻撃は弾刃で避けられるのだが,弾刃が効かない広範囲の弾幕なども放ってくるので,弾刃だけ打っていれば良いというわけではない。
結果,奮闘はしたものの,悲しいかな,あと一歩及ばず敗北し,ブースのスタッフに倒す様子を見せてもらうことに。さすがにスタッフは手慣れており,2つの回避行動をうまく使いこなしつつ,各種スキルを効果的に当てて倒していた。
プレイ感はどうなのかと言うと,相手の攻撃に合わせてタイミングよく回避行動をするのが非常に気持ち良く,やっていて楽しいアクションゲームだったので,発売を楽しみにしたい。本作は,PC向けに2025年初頭のリリースを予定しており,Steamストアページも公開されている。
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