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“ヤギゲー”最新作「Goat Simulator 3」の特徴を開発スタッフが紹介。BitSummit「吉田修平のインディーズゲーム紹介」レポート
「Goat Simulator 3」は,2014年にリリースされた「Goat Simulator」の続編にあたるタイトルだ。「2」を飛ばして「3」になった経緯について,フェレロ氏は「『2』を作ったつもりで『3』と名付けた。あとから『2』を作ってないことに気づいたが,時すでに遅しだった」と,聞いた人を煙に巻くような説明を披露。結局のところ,真相はよく分からない。
「Goat Simulator 3」には3つの大きな特徴があるとのこと。1つめは,ゲームの根幹となる“オンラインマルチプレイ”だ。もちろん1人でもプレイできるが,マルチプレイで楽しめる要素として,サッカーなど7種類のミニゲームがフィールド上に用意されるほか,複数人で協力して街に大混乱を起こしたり,互いに妨害し合って楽しんだりもできるという。
2つめの特徴は“サンドボックス”だ。本作のマップは探索しがいのある広大なもので,前作と比較して18倍もの数のヤギが入るサイズになっているという。それに合わせて,クエストも膨大な数が用意されるそうだ。
また,プレイ中はさまざまなオブジェクトに触ったり破壊したりできる。火や電気,オイルといった要素が新たに登場し,例えばクルマに電気を流してスピードアップさせたり,人間と電気を反応させて“電気人間”を作り,電気のボルトを発射したりできるそうだ。そんな本作の世界について,エリクソン氏は“繊細な世界”と表現していた。
3つめの特徴は“カスタマイズ”だ。ヤギには7つのカスタマイズ可能なスロットがあり,さまざまなアイテムを装着できるとのこと。例えば炎を打ち出すアイテムと,魚を打ち出すアイテムを同時に装着すると,炎の魚を打ち出せるようになるという。
ヤギ専用ギアは350種類以上存在しており,その中には花火を出したり物体の大きさを測ったりといったアビリティを持つものも。また,ヤギには種類があり,背の高い“トールゴート”や,美味しい(?)“テイスティゴート”など,9種類が用意されているそうだ。
「Goat Simulator 3」の開発についての話題にも触れ,前作のDLCなどを作っている中,当初は5人程度で本作の開発を始め,最終的に25名前後が関わったそうだ。比較的小さな規模ではあるが,余裕のある生活と情熱を両立するような開発体制だったという。
また,ゲームに“クレイジーさ”を入れるにあたっては,コミュニティを形成し,その中でアイデアを提示して,大きな反対のないものを採用しているそうだ。さらにジョークの好みは人それぞれなので,少し下品なものから知的なものまで,可能な限り多彩なジョークを採り入れるようにしていることも明かされた。
「Goat Simulator 3」公式サイト
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Goat Simulator 3
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(C)Coffee Stain North AB 2022 and its licensors. All rights reserved. Developed by Coffee Stain North AB and published by Coffee Stain Publishing AB
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