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ゲーム史に残る名作「マニアックマンション」を復刻。Limited Run GamesがPC版とNES版の予約受付を開始
Limited Run Games「Maniac Mansion」
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ファン向けのタイトルを物理的に残すことで,環境変化にとらわれることなくゲーム体験を残すことを目的に挙げるLimited Run Gamesらしいタイトルチョイスと対応機種としか言えないのだが,ファミコン向け通常版は59.99ドル,復刻マニュアルやポスターなど,さまざまなアイテムをセットにしたプレミアムエディション(Premium Edition)が99.99ドル。また,PC向けのコレクターズエディション(Collector's Edition)が74.99ドル,そしてPC版とファミコン版のバンドルパックが174.99ドルとなっている。
受付の締め切りは,日本時間の2023年4月3日13:59を予定している。予約注文期間の終了後,8〜9か月後に出荷されるとのことで,いつものように予約分しか製造せず,次はいつになるか分からないという数量限定生産(つまり,Limited)であるようだ。
ゲーム史に残る「マニアックマンション」は,1987年にLucasfilm Gamesがリリースしたアドベンチャーゲームで,流星が落ちて以来,人が変わったようになってしまったフレッド博士(Dr. Fred)に囚われたチアリーダーのサンディ(Sandy)を助け出すため,さまざまな特技を持った仲間たちから2人を選び,フレッド博士の屋敷に潜入するという筋書きだ。屋敷の中にはさまざまなトラップが仕掛けられており,選んだ仲間によってパズルの解き方やエンディングが異なるというシステムだった。It's just an ordinary day in Maniac Mansion—totally weird and definitely wacky!
— Limited Run Games (@LimitedRunGames) February 17, 2023
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アメリカ風のブラックユーモアが随所に用意されており,当時のゲームらしく,即死トラップも少なくない。最初はApple II版とコモドール64版がリリースされて人気を獲得し,のちにPCやNES,Amiga,Atari STに移植された。1988年にはジャレコがファミコン版をリリースしているので,プレイした記憶のある人もいるはずだ。
Limited Run Gamesは通常,日本にも発送してくれるが,NESと日本のファミコンのカートリッジは異なるので注意が必要かもしれない。もっとも,海外からNES版のゲームを買おうという向きなら,そのへんはとっくにご存じだろう。詳しくは公式サイトをチェックしてほしい。
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