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「鈴木爆発」の原点である「ノスタルジア1907」がX68000 Zの「ゲームコレクションVol.1」に収録決定。文化庁による裁定制度の利用により
「ノスタルジア1907」は,1991年にタケルのブランドであるシュールド・ウェーブから発売されたアドベンチャーゲーム。爆弾が仕掛けられた豪華客船を舞台として,実行犯との濡れ衣を着せられた主人公が真相解明に挑む。ディレクターはカプコンの「ストライダー飛竜」を手掛けた四井浩一氏で,同氏の手掛けたエニックス(当時)の「鈴木爆発」は,「ノスタルジア1907」の爆弾解除パートを発展させて企画されたものだったりもする。
なお,本作はタケルが1994年に倒産して以降,権利所有者が不明で移植の機会にも恵まれなかったが,今回は“著作権者不明等の場合の裁定制度”に基づく文化庁の裁定を受けることで収録に至ったとのこと。
[CEDEC 2022]「復刻できないあのゲームを、合法的にプレイできるようにするために、今できること」レポート。キーワードは裁定制度と納本制度
ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2022」の最終日,「復刻できないあのゲームを、合法的にプレイできるようにするために、今できること」というセッションが行われた。法的な観点から,著作権者の許諾が得られないゲームを復刻させるためのアプローチが共有された。
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- 編集部:御月亜希
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また,「X68000 Z PRODUCT EDITION BLACK MODEL(コンプリートパック)」に同梱の「ゲームコレクション Vol.1」に関して,収録タイトルがアップデートで段階的に追加される形態になることが告知された。これは単品販売の他パックを並行して開発するにあたり,開発リソースを確保するためであるという。
「X68000 Z」公式サイト
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