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F2P型オンラインアクションRPG「Wayfinder」について開発陣が語る。成長システムやカスタマイズ,ダンジョンのユニークな要素など
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印刷2023/03/08 23:00

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F2P型オンラインアクションRPG「Wayfinder」について開発陣が語る。成長システムやカスタマイズ,ダンジョンのユニークな要素など

 現在,クローズドβバージョンを公開しているDigital Extremesの新作オンラインアクションRPG「Wayfinder」PC / PS5 / PS4。クローズドβバージョンの公開はPC版とPS5版のみ)。本作のバーチャルプレスイベントがオンラインで開催された。このイベントにて明らかにされた本作の概要をまとめてみよう。

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個性的な「Wayfinder」となって,古代の力「Gloom」に立ち向かう


 本作の舞台となる「Evanor」はかつて栄えていたが,触れるものすべてを捻じ曲げ腐敗させる「Gloom」と呼ばれる古代の謎の力によって文明が失われてしまった。プレイヤーはそんなEvanorで,かつての英雄達の面影を残す個性的なキャラクター「Wayfinder」となって立ち向かうこととなる。

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 プレイ開始当初に選択可能なWayfinderは3体で,プレイヤーはいずれか1体を選ぶ。そのほかのWayfinderは,ゲーム内で素材を集めてクラフトするか,または購入することで獲得可能だ。Wayfinderのレベルはそれぞれ独立しており,新たに獲得した場合はレベル1の状態になる。
 またWayfinderを複数回クラフトすると,報酬が提供される「覚醒」システムもある。Wayfinderを購入した回数は,このシステムに適用されないとのこと。

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 Wayfinderのビジュアルを変更することも可能だ。パーツを交換したり,色を変えたり,ペルソナを丸ごと交換したりすることで,まったく異なるビジュアルにすることができる。また武器もスキンを変えたりチャームを付けたりして,ビジュアルを変えられるという。

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 Wayfinderにはユニークなアビリティ,武器にはユニークな能力が備わっているため,それらを組み合わせることで異なるプレイスタイルを生み出せる。Wayfinderのタイプによる装備の制限は基本的にない。そうしたプレイスタイルの変更は,さまざまな戦術やパーティ編成を試行錯誤する上で,大きな強みとなるだろう。たとえばヒーリングアビリティを持つ武器や防具を装備していれば,ヒーラータイプのWayfinderでなくとも回復ができるのである。

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 Wayfinderのレベルを上げていくと,「Echo Socket」がアンロックされ,「Echo」という強化パーツを装着できる。敵のドロップアイテムとして入手可能なEchoには,それぞれユニークなステータスが備わっている。たとえば「Boston's Drops」は,ダブルジャンプ時に翼のエフェクトが出て,自分と味方にバフをかけることができる。またボスがドロップする「Air Ground Slam」は,大きな爆風を発生させる。さらにこの2つを組み合わせると,味方全体にバフをかけつつ,爆風で敵にダメージを与えることができるのだという。

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 Wayfinderのアビリティをアップグレードすることも可能だ。各Wayfinderには3つのユニークなアビリティが備わっており,レベルアップするにつれてそれらをカスタマイズできる。すべてのアップグレードを取得できるわけではないので,どれを選ぶかで同じWayfinderでも差別化を図れるというわけである。

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 アクセサリーは,上記のEchoのほかにも,獲得後即座にWayfinderや武器の装着できるものや,長期的に使えるものなどがある。それぞれステータスを上げるなどのボーナスがあるので,状況に合わせて付け替えることになるだろう。
 そのほか武器のアップグレードや,パッシブスキルをアンロックしていく「Affinities」など,さまざまな形でWayfinderを強化・カスタムできることが紹介された。

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アイテムの使用でダンジョンの内部やボス,報酬が変化


 広大なオープンワールドの1つである「Highlands」では,クエストを受託したり,ワールドボス討伐に挑んだり,イベントに参加したりできる。
 そうした冒険の過程で,ほかのプレイヤーとフレンドになることも可能だ。パブリックイベントは,フレンドやほかのプレイヤーの協力を得られれば,よりスムーズに進められる。このあたりは,MMORPGをかなり意識しているそうだ。

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 「Skylight」はゲーム内のソーシャルハブで,クエストに挑んだり,戦利品を武器に変えたり,ほかのプレイヤーと交流したりするための拠点となる。新たなWayfinderのアンロックや,新しい武器の入手,ハウジング,あるいはダンスコンテストの開催などもここでできる。
 とくにハウジングで「Artifact」を自宅に配置すると,そのバフ効果がWayfinderに付与されるので,プレイ上の大きなポイントになるという。自宅が大きいほど配置できるArtifactの数が増え,それだけ有利になっていく。またArtifactをフレンドと共有する仕組みもあるそうだ。

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 「Skylight Bloomgate」は,「Lost Zones」と呼ばれるダンジョンの入り口である。このダンジョンはEvanorの荒野で発見されたもので,Wayfinder達は「Gloom Dagger」を用いてアクセスできる。Gloom Daggerには「Imbuement」を使用可能で,その種類に応じてダンジョン内の世界が変わる──つまりプレイ体験が変わる。Imbuementは基本的に「Shadow」「Greed」「Solar」「Chaos」「Flora」の5種類で,たとえばFloraを使うと,ダンジョンの至るところに毒キノコが生えており,また酸のプールが配置されるようになる。また敵がドロップするアイテムや採取できる素材も変わるし,そこでしか手に入らないアクセサリーなども存在する。

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 本作では,この仕組みによって「そこで何を使うかによって,異なる結果が得られる」ことを実現したという。たとえばある種のイベントでは,Imbuementを使う前に別のアイテムを使うと,まったく異なるボスが登場するそうだ。
 こうしたダンジョンやインスタンスコンテンツは,1〜3人用だが,将来的には6人以上でプレイできるものも登場する予定だという。ほとんどのボスは1人で討伐可能だが,グループでプレイした方が弱点をカバーできるなどメリットが多いとのこと。Echoや武器,Wayfinder,アビリティなどの組み合わせがバッチリ噛み合うと,非常に気持ちいいのだとか。

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 また本作には,収集した武器やアイテム,到達したランドマークなどを記録していく図鑑システムやプレイ中に特定の条件を達成するとアンロックされる実績システムもある。本作は,基本的に特定の武器やアイテムを追い求めてプレイし,手に入れたそれらをアップグレードして長くプレイするタイプのゲームであるとのことだ。

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 話題は,本作の開発経緯にもおよんだ。それによると,もともと本作は伝統的なRPGで,プレイヤーキャラもプレイヤー各自が好みに合わせてクリエイトしていくような内容だったとのこと。しかし開発に取り組んでいるうちに,Digital Extremesの強みの1つが,クールなストーリーや世界観,キャラクターを作ることだと気づいたそうだ。そこでWayfinder達の個性やバックストーリーを掘り下げていくことで,世界観に厚みを出し,より面白いものに仕上げていったという。


 またWayfinder同士の関係が,世界観の構築に一役買っていることも明かされた。彼らWayfinderをコレクションすることで,新たな側面を発見することもあるという。たとえば,とあるWayfinderは,自身が関連するロケーションに行くと,それにまつわるストーリーを語り出したりするそうだ。そうしたWayfinderのさまざまな面は,ノベルやアニメなどゲーム外でも表現していく予定とのこと。


 そんな本作は,3か月ごとに新たなWayfinderや敵,武器などが実装されるシーズン制を採用していることも明かされた。また,正式ローンチ時には日本語にも対応予定とのことだ。記事冒頭で記したとおり,現在はPC版とPS5版のクローズドβバージョンを公開中で,6月にはPS4版を含めた3つのプラットフォームでアーリーアクセスがスタートする。気になる人は,ぜひチェックしてみてほしい。


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