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[台北2023]ダイスを振って街を発展させていくボードゲーム「街コロ」がデジタル版に。気楽に遊べるパーティーゲーム
本作は,ドイツ年間ゲーム大賞 2015にノミネートされたボードゲーム「街コロ」のデジタル版と,拡張パック「街コロプラス」,ルールを調整した「街コロ通」を1つのパッケージにまとめたタイトルだ。SteamとNintendo Switchで2023年夏のリリースが予定されており,最大4人でのオンラインプレイにも対応する。
プレイヤーはとある企業のオーナーとして,自分の街を発展させ,いち早くランドマークを完成させることを目指す。
街には最初,麦畑とパン屋しかない。毎ターン,プレイヤーはサイコロを振ってその出目によってコイン(お金)が得るチャンスがあるのだが,もらえるかどうかは持っている施設による。初期の麦畑なら1,パン屋なら2,3の数字が書いてあり,これらの数字にあった出目が出れば,対応する施設からコインがもらえるというわけだ。
また,麦畑のような背景が青い第一次産業の施設の場合は,ほかのプレイヤーの振ったサイコロでも数字が合えばコインが得られるが,パン屋のような緑背景の商業施設は,自分でその数字を出さなければならないなど,色による獲得条件の違いもある。ほかのプレイヤーのコインを奪う赤や紫の施設もあり,妨害も可能だ。
コインの使い道は,主に施設の建設だ。建設に十分なコインを持っていれば,毎ターン1つだけ任意の施設を建てられる。施設が増えると,ダイスの出目に対応できる数字が増えていったり,もらえるコインが増えたりするので,どんどんコインを稼ぎやすい街を作っていき,高額なランドマークの建設を狙っていくのだ。
ランドマークは駅,ショッピングモール,遊園地,電波塔の4種類があり,すべてを完成させれば勝利。駅ならサイコロを2つ振れるようになる(7〜12に対応する施設は収入が高い)など,ランドマークによって特殊な効果が得られる。
ゲームの流れとしては,「ダイスを振って」「同じ数字なら収入をもらって」「その収入で新しい施設を増やす」とシンプルなので,ボードゲーム初心者でも簡単に遊べる。友達と通話しながら,あるいは家族で,気軽に盛り上がれるパーティーゲームだ。
「台北ゲームショウ2023」公式サイト
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