スタイリッシュなアートが目を惹くストラテジーゲーム「Songs of Silence」の開発をアナウンス。BGMの作曲には崎元 仁氏が参加

　ドイツのミュンヘンを拠点にするChimera Entertainmentは，新作ストラテジーゲーム「Songs of Silence」の開発をアナウンスするとともに，その最新トレイラーを公開した。

Steamの「Songs of Silence」ストアページ

　バンド・デシネ風のスタイリッシュなアートワークが目を惹く「Songs of Silence」は，魔の力による静寂が立ち込み始めたファンタジーワールドを舞台に，プレイヤーは好みのヒーローを選び，それぞれに異なるストーリーを体験していく。


　マップはプレイするたびに自動生成される仕組みになっており，周囲を散策しては希少な資源を獲得し，都市を開発したり，技術革新を行ったりしていく。ターン制の王国シミュレーション要素と，100種以上ものユニットから部隊を構成してリアルタイムで戦うコンバットシーケンスを擁しているようだ。


　また，大きな特徴となるのがカードシステムで，カードを収集してデッキを構築していくのではなく，ヒーローのアクションや各ロケーションにおけるユニークな特性を決めるためにランダムに入手できるものになっているという。新しいユニットをリクルートするほか，集落そのものを焼き尽くすといった凶悪なものまで存在し，それによってストーリーもさまざまに分岐していくとのこと。


　なお「Songs of Silence」のBGMには，「ファイナルファンタジータクティクス」や「伝説のオウガバトル」「ファイナルファンタジー XII」，そして「戦場のヴァルキュリア」といった作品の作曲で知られる，作曲家の崎元 仁氏が参加しているというのも興味深いところ。


　「Songs of Silence」については，現時点ではまだ発売予定日などは確定していないものの，Steamストアページの情報では日本語にも対応することが明らかにされている。気になる人は，ウィッシュリストに追加して続報を楽しみにしておくといいだろう。

「Songs Of Silence」公式サイト